徘徊老人のひとりごと

地球上を徘徊する75歳のボケ老人のひとりごと

徘徊老人のひとりごと 熱海日乗(令和6年8月17日、土曜日、晴れ)

2024年08月18日 | 日記
     台風が過ぎ去り、海と陸との境目がわからないような雲だ。
  今日も午前中から暑いが、甲子園では熱戦が続く。
 そうだ、午後から三島に行こうとペットボトルに水を入れて冷凍庫で冷やす。「三島大社祭り」の最終日、午後3時から「農兵節の踊りのパレード」、午後3時半から「サンバパレード」とスケジュール表にある。三島図書館で涼を取り、3時に見に行こうという魂胆だ。ピチピチギャルのサンバを観る!
  3時ころにパレード会場の三島広小路に行った。3時でもまだまだ暑い日差しが注ぐ。加えて歩道には屋台が並び、たこ焼きやら串焼きやら火を使った屋台もあり、気温が上昇している。これでは熱中症にならない方がおかしい。氷にしたペットボトルを持って行ってよかった。
「農兵節」のパレードが始まった。芸者置屋の女将のような(見たことないが)低い声で♬ふーじの白雪やの~え~ぇ、富士のサイサイ、白雪ゃ~あ、あさひで溶ける♬の歌に合わせて先頭は
  三島市市長が踊る。三島市の市長になるには農兵節を踊れなければ市長になる資格がない、ということはない。
  市長の後ろに続くのは「農兵節保存会」の皆さんで、
 その次に続くのが
       
      市議会議員。笑っちゃうのはその次に続くのが三島市役所「部課長連」でその次が「三島市役所一般職員連」なのだ。三島市役所総出なんだな~。こりゃあ大変だ。さすがに「一般職員連」は若い人が多く、曲も盆踊りの「農兵節」ではなく、ダンス風にアレンジされているし、浴衣ではない。
     
     こちらは「よさこい」踊りの衣装じゃない?でも「農兵節」にアレンジして踊っている。
 「連」が何組もあるのでスケジュールは押せ押せでもう時間は4時を過ぎている。サンバはまだか!遠くからサンバのリズムが聴こえてくる。いよいよ、来るな~と期待していたら、
     
    な、なんなんだ!三島北高の運動部のグループのサンバだ。
     
     エ~、これサンバ?!確かに音楽はサンバ風だが、主音は農兵節だ。 服も着てるし~!サンバってキレッキレの衣装で羽を着けてサンバのステップで踊るんでしょうが! こうゆう風に。紐パンでさ~!(12年前に描いた浅草のサンバパレード)熱中症の危険を顧みずにやって来たジジイのワタシは、この連の後方で準備しているサンバ連も同じような恰好なので、熱海に戻ることにした。まあ、好意的に考えると、三島市民はみんなでこの祭りを楽しんでいるのですね~。祭りはこれからさらに盛り上がり夕方には三島囃子のコンテストだかなんだかあって、三島駅ではその三島囃子に参加する人達が祭り半纏に身を飾って大勢降りてきた。ワタシと目的が違うんだな~。(笑) まっ、暑くて大変だったが生ビールなど飲まなかったのはワタシはえらい!
 マンションに戻ったら高校野球は第四試合の早稲田実業対大社の試合の熱戦が繰り広げられていた。試合は延長戦のサドンデスに突入。ランナー三塁、絶対絶命のその時、早稲田は守備の変更でレフトの守りを変えたレフトの守備につくべき外野手は、なんと投手の横で守りに着く奇策だ。大社の打者が打った打球のその守備の選手に三塁ランナーがホームに滑り込むもタッチアウト!早稲田は命を繋いだのでしたが11回ついに力尽き 早稲田実業は敗退。大社がベスト8に進出。観ている方も疲れた。
 今日は疲れた一日だった。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする