徘徊老人のひとりごと

地球上を徘徊する75歳のボケ老人のひとりごと

徘徊老人のひとりごと 熱海日乗(令和4年3月4日、金曜日、晴れ)

2022年03月05日 | 日記
     一昨日、福山市の三木さんから
        
        広島・長崎への原爆投下による悲劇から生まれた詩のアンソロジーの
        ヒンディー語訳の本が送られてきた。
        2016年出版のこの本は峠三吉などの有名な原爆詩集からだけではなく
        長崎の原爆の詩集や当時の小学生の詩や在日韓国人の詩なども収められている。
        ネイティブのインド人文学者ハルジェンドラ・チョードリー氏との共訳で
        ヒンディー語の精度を上げてインド人の心に響く訳に仕上がっていると
        思う。(ちらりと目を通しただけだけれど・・・)

  折も折、ロシアはウクライナの原発施設に砲弾を打ちこんだ。
  プーチンは核攻撃も視野に入れており、広島も長崎もチェルノブイリも福島も
  なにも教訓とはしていない。
  もし原発施設がメルトダウンしたら欧州全体が悲劇に襲われることになると言われている。
  峠三吉が 
       ちちをかえせ ははをかえせ
       としよりをかえせ
       こどもをかえせ
       わたしをかえせ わたしにつながるにんげんをかえせ
       にんげんの にんげんのよのあるかぎり
       くずれれぬへいわを
       へいわをかえせ

  と読んだ詩と同じような文言が再び人々の口から悲痛な叫びとなって出ないように
  祈るばかりだ。

  ウクライナでもロシア、ウクライナとも相当の死者が出ている。
  ウクライナでは国を守るために死をも辞さないと戦っている国民もいる。

  なのにワタシはあと何年生きられるだろうかなどと利己的な欲望を満たすために
  汲々としている。
  恥ずかしい限りだ。
  酒でも飲んで反省しながら今日のことは忘れようといい加減なワタシなのであります。
        
        こんなプレートがあったので6品目飾ってみた。
        左上から時計回りに
        ひじきの煮物、菜の花のお浸し、ブロッコリー、
        昨日のシイタケの天ぷらの残り、カボチャ、チンした人参
        
        釣り名人の管理人さんが釣ったサバを頂いたのでサバの味噌煮。
        サバは2本頂いたのであと一本半残っている。
        残りは冷凍にした。
        (あと三食分は確保だと思う、情けない小市民のワタシだ)
        
        酒は日本酒にして、今日は酒器をぐい飲みに代えて。
        自作の「月に梅」

  そうそう、今日はパラリンピックの開会式があるそうなのだが、観ないで寝た。
        

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