徘徊老人のひとりごと

地球上を徘徊する75歳のボケ老人のひとりごと

徘徊老人のひとりごと ホーチミン日乗(令和元年9月8日、日曜日、晴れ時々雨)

2019年09月15日 | ベトナム
   朝食を食べていたら、外の方で歌を歌っているような声がしたので外に出て見た。
        
        オペラハウスの入口階段で無料コンサートが開かれていた。
        小さな広場前には通りかかったバイクなどが止まって歌に聴きほれる。
        
        若い男性グループや女性グループの歌もあったが、この若い女性は圧巻だった。
        朝からこんなに声が出るのかというくらいの声量で、有名な歌手のようだ。
        ベトナムにこんなウマい歌手がいるのかと聴き惚れた。
        早朝コンサートは7時半から8時半までだった。
        丁度そのころに太陽が建物の上に顔を出した。
        太陽が建物から顔を出す涼し前に屋外コンサート。
        計算し尽くされているんだね~~~。
        コンサートが終わるとバイクで来た家族連れなどはまたバイクで去って行った。
   
    今日はホテルを移動する日だ。
    11時半にホテルをチェックアウトして、歩いてグランド・ホテルの向かいのホテル・マジェスティックに
    移動だ。
    ここのホテルも1925年創業の古いホテルだ。
        
        サイゴン川沿いから見たホテル・マジェスティック・サイゴン
        
        ロビーも古い雰囲気を醸し出している。
              
              写真が埋め込まれていたのでよく見ると「日本ホテル」と書かれていた。
              日本軍が侵攻した時に接収でもしたのだろうか?

       チェックインは午後2時からだというのでロビーのソファーで読書をした。
     マジェスティックに来たから沢木耕太郎の『一号線を北上せよ』。
     その中で、沢木はこのホテルに宿を取り、部屋からサイゴン川を眺め
     「私はしばし呆然と立ち尽くしてしまった」と書いている。
     感性豊かな人だ。
    ワタシはもう何度もサイゴン川を見ているのでなんの感慨も湧かない。(笑)
    今日予約した部屋は予算の都合上「リバーサイド」の部屋ではないしね~~~。
    読書を切り上げ、荷物を預けて昼飯を食べに行った。
    今日もインドのベジタリアン料理。
    戻って来るとチェックインができた。
      
      部屋には窓があった。この窓から川が見えるかと思ったら、建物の壁が見えるだけだった。
      床は木の床で歩くとギシギシ鳴る。これはいい。
      
      バスタブもあるし、
      
      フルーツも用意されていたし
      テレビはNHKが入る。
    リバーサイドじゃないワタシの部屋っていうのは
      
       左端の看板の所だ。翌日、写真に撮った。(笑)

    クアラルンプルでもマジスティックに泊まったし、まあ、こんな部屋でもいいか~~~~。

     夜、高層ビル、スカイデッキ近くの和食っていうか和風イタ飯屋「和伊の介」という店に行った。
        
        和風だ。
        
        サーモンのカルパッチョ
        
        「すき焼き」これは一人暮らしのワタシにはいいアイディアをいただいた。
        豆腐と牛肉と玉ねぎが少し入っているだけだ。
        ちょこっと食べる分にはいい。

     1階の店内にワタシの他に1組の男女がいた。
     男性は白髪で、女性は30歳台くらいのようだった。
     始めは親子と思ったら、なんと夫婦であった。
     常連客らしく、店員が「なになにちゃんは元気ですか?」と訊くと
     男性が「もう3歳で、かわいいよ~~~、俺に似て頭がいいんだ」と親ばかぶり、
     えっ!とワタシは心の中で驚いた。
     会話の様子を聴いていると、男性は60歳代後半のようだ。女性は現地の方で日本語堪能。
     ワタシは心の中で「男性は初婚じゃないよな~~~」(笑)とひとりごと。
     どうも不動産業を営んでいるらしく、マンション販売など手掛けているらしく、
     店員さんに「今、マンションを買っておけば3倍で売れる」と言っている。
     
     そうなんだ~~~。勉強になりました。
 
     ビール1杯とグラスワイン3杯で722万ドン(3600円)
     
     小雨が降っているのでビルの庇の下で雨宿りしていると暗がりからインド人の浮浪者がヌ~~と現れ
     「シガレット!」と言って手を出した。
     とっさにというか自然にヒンディー語で「ない!」と応えるとまた暗がりに去っていった。
     やれやれ、ここはベトナムだぜ。(笑)
        

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徘徊老人のひとりごと 熱海日乗(令和元年9月14日、土曜日、曇り)

2019年09月15日 | 日記
     今日も涼しいので、今日はマンション前の「石垣ガーデン」と歩道の掃除をした。
     何度も往復して、歩いた歩数は5千歩を越えた。
       
     歩道はきれいになった。
     毎日、この道を歩いて人工透析に通う謎のお姉さんに「いつも御苦労さま」ですと声を掛けられた。

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