徘徊老人のひとりごと

地球上を徘徊する75歳のボケ老人のひとりごと

徘徊老人のひとりごと ホーチミン日乗(令和元年9月7日、土曜日、時々雨のち曇り)

2019年09月14日 | ベトナム
     今朝も午前3時に目が覚めたので読書をした。
     7時になったので朝食を取りに出かけた。
     朝食会場はレストランとパティオ(中庭)と、どちらでも朝食を取ることができる。
     
        
        ワタシはそのどちらでもないテラス席で朝食を取る。
        中庭の両脇に2本の木がある。
        なんだろうと後で近づいて見ると、プレートが下げられてこの木についての説明が書いてある。
        それによると、このホテルの創業時(1880年)に記念として植樹したパルメリアの木だ。
        プレートにはパルメリアという単語ではなく別の単語が書かれていたが、葉はどう見ても
        パルメリアの葉っぱのようなので、スマホの辞書で調べたらパルメリアとあった。
        
      今朝はいつものプレーン・オムレツの次に
        
        フォーではなく幅の広い炒めヌードルを食べてみた。
        
         果物はいつものヤツ。(笑)

      食後、部屋に戻る時に別の部屋のドアが開いていたので覗いてみた。
         
         ワタシよりグレードの高い部屋だ。
      コンチネンタル・ホテルの部屋は片側だけに位置しており、全室窓があり、ドアを開け放てば中庭の風を受けて
      外に面した窓から出て行く。あるいは風向きが逆な場合はその逆だ。
      つまり、エアコンのない時代の作りなのだ。
      これがコロニアル風の、そして植民地時代の高級建築物の造りなのだろうな~~。

      部屋に戻ると、ワタシの部屋もすでに掃除されていて
        
        フルーツがバナナに代わっていた。昨日チェックインした時に、部屋にフルーツが置いてあったが
        手をつけていなかったのだ。

      午前中によることがないので読書やテレビを観ていた。
      インドのブレーキング・ニュースでは
         
         米国、ソ連、中国に次いで4番目の月面着陸に期待したチャンドラヤーン2号からの
         通信が途絶えてしまったとの大ニュースだ。
         期待が大きかっただけにインドのモディ首相も落胆を隠しきれないし、打上げ責任者も
         悲嘆にくれてモディー首相が慰めるために抱き合っている姿が何度も映し出される。
         まあ、理屈好きのインド人は通信が途絶えて月に激突したとしても月の到達したことには
         間違いないと言うだろうな~~~~。(笑)
     インドのテレビ番組には「尋ね人の時間」という番組がある。
      チャンドラヤーン2号もこの「尋ね人の時間」のお世話になったらというような風刺漫画になったりネ。

    11時頃、雨が止んだので動物園に行った。
         
         片岡鶴太郎似のこの鳥に会いに行った。(笑)
     動物園からの帰りにコンビニに寄って
         
         菓子パンとポテチと缶ビールを買って来て昼飯にした。

     遅い昼寝後、明日にはこのコンチネンタル・ホテルをチェックアウトするので、今夜はここのホテルの
     レストランで食事をしようと思ったが、なんだか中庭が騒々しい。
     降りて行って見ると
         
         
          結婚披露宴が行われていた。
          宴もたけなわを過ぎていたので、これならレストランで料理を注文してもそんなに待たされ
          ないだろうとレストランに行った。

     客はだれもいなかった。
     コース料理があるのだが、高いのでアラカルトで注文することにした。
     取り合えずビールを注文して飲んでいると
          
           ピアノとバイオリンの演奏が始まった。
          客はワタシひとりなのだから、ワタシのための演奏だ。
          曲は聴いたことがあるようなクラシックからポピュラーなど静かでムーディーな曲を演奏して
          くれている。
          ピアノ演奏者の向こうのアーチ型の出入り口、そして
          
          こちらからオペラハウスが見える窓は、かつてはガラス窓ではなくオープン・エアーで
          ラジオ局とレストランを兼ねていた場所だったのだな~~としみじみとし感慨にふけった。
      やがて注文をしたものが出て来た
          
          フィッシュ・アンド・チップスだ。(笑)魚はシーバスだ。
          このレストランは一応フレンチ料理のレストランなので、皿にフランス料理っぽく、
          なんのソースか知らないが絵っていうか、そんなものが描かれている。
          これ1品が21万9千ドン(1972円)だかんね!
          サイゴンビール1本とクラスワイン3杯で70万2千5百ドン(3512円)

     ピアノとバイオリンの演奏は30分ほど演奏し、休憩してまた出てきて演奏を始めた。
     悪いな~~~~。
     俺見たいな訳のわからない客相手に演奏してくれて・・・
     そう思ったんで、席を立つ時に
      「とてもよかったですよ。ありがとう」と言った。
        

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

徘徊老人のひとりごと 熱海日乗(令和元年9月13日、金曜日、曇り、寒い)

2019年09月14日 | 日記
   フェーン現象のような昨日(12日)の暑さから一変して今日は涼しいというかワタシにとっては寒いくらいだ。
   こんな涼しさなら倒れそうな夾竹桃の木の矯正にも取り掛かることができる。
   脚立、ロープ、ノコギリ、剪定鋏を準備して、
   まず、目の前の屋上から手の届く枝を切り落とし、夾竹桃の重量を少なくする。
   それから5階の植え込みに乗り込み、大きな枝をノコギリで切断た。
   ついでに、植え込みの中に植えられているアジサイやクレマチスの枝の切り落としをした。
   管理人さんの言うことにゃ、育ち過ぎて木になっちゃったアジサイなどはもっと根に近いところから
   切断したほうがいいということで、思い切って根もとに近い所でカットした。
            
             それから一息ついて
    夾竹桃の枝にロープを巻きつけ、「おとさんのためならえ~~んやこら」と引いたが、元に戻らない。
    管理人さんは風呂場の掃除だし、ワタシひとりではどうにもならないな~~と思ったが、
    「ハタッ」といいことを思いついた。
    切り落とした夾竹桃の枝の「二股」を使ってつっかえ棒にすれば少しは元の位置に戻るだろうということだ。
    ロープを「え~~んやこら」と引っ張って、夾竹桃の木をワタシの部屋のベランダに立てかけるのに成功!
    今度は反対側から腰を落として肩で木を押して、二股の枝を木の幹と土にセットする。
    やっとのことで
            
          まあまあ、つっかえ棒も役割を果たしてくれて矯正できたようだ。
    住人やリゾート使用のみなさんの中にはワタシを植木職人と間違えて、庭仕事の後片付けをしない
    などとクレームをつけられる恐れがあるからだ。
    廊下に落ちた葉っぱやワタシの長靴から落ちた土を箒で拾い取り
    切り落とした枝はゴミ袋に入れて植え込みの片隅に置いた。
    なぜゴミに出さないかというと、今度のゴミ収集日は月曜日だ。
    明日から3連休なので家庭ゴミも増えて集荷場が満杯となるので、月曜日に出すことにするのだ。
    どうです、この気配り。(笑)
    マンションには、今、階段部分の防水修理工事をしており業者さんが入っている。
    現場監督が来て「接着剤の匂いがきついので開放厳禁と書かれたドアを開けていいですか?」と訊いて来た。
    俺ってやっぱ、管理人さんにしか見えないのかな~~~。
    「いいですよ」と言って、風呂場の掃除をしている管理人さんに事情を説明し、
    「工事中のためドア開放中」と張り紙を貼ってもらうことにした。

     
     ベランダからの景色は元の景色に戻った。

    今度はマンション前の歩道をふさいでいた
      
      竹を片付けて歩行者が歩きやすいようする応急措置をした。
      片付けたが竹の枝が邪魔になるので明日これらをカットして邪魔にならないようにしようと思う。
      反射ミラーの近くに落ちていた竹も処分した。
   忙しい。(笑)

   午後4時からは相撲を観る。
   行事が相撲取組中、足を滑らせ顔面から土俵下に落ちるという珍事があった。
     あらあら、と、取り組みの決着はもつれたものではなかったので問題にはならなかったが。
   笑っちゃいけないけど・・・・。
   行事溜りで顔面の擦り傷からにじみ出た血を拭いているところもテレビに映っちゃって。

   それにしても、世の中どうなっちゃってんのだ。
   これだけ「あおり運転」問題が世間の話題になっているのに、盗難車に乗って煽り運転をし、なおかつ、
   エアガンを発射した男が逃走中とのニュースだ。
   一緒に乗っていた女から事情を聴いているということだが、
   女もSNSで知り合い、大坂から東京まで送ってもらう途中での出来事だという。
   ワタシにはこんな行動がまったく理解ができない。
   頭の中をかち割って、どんな思考回路なのか、説明してほしい。

   今夜は珍しく酒を飲まなかった。
   だから食事はすぐに終わってしまった。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする