徘徊老人のひとりごと

地球上を徘徊する75歳のボケ老人のひとりごと

徘徊老人のひとりごと 怪しい博物館~その1~(平成28年9月4日、日曜日、晴れ)

2016年09月04日 | 日記
  今日の天気予報では曇りから雨の予定だったが、
  午後には空にドンドン青空が広がった。
  昼寝後、
    そうだ! 「原チャリ」で風雲文庫に行こう。
         
         熱海、「自然の郷」別荘地に建つ怪しい博物館! 風雲文庫。
         あそこの五重塔みたいな建物が風雲文庫なのだ。
         知る人ぞ知るディープな熱海の怪しい博物館として
         マニア(なんのマニア?)には人気の博物館なのだ。
         中古原チャリは悲鳴を上げながら坂道を登って行く。
         山の上の別荘地の海側の方の奥に風雲文庫がある。
     黒い鉄扉の扉が開いており、入口には入場料1000円(税別)という立て札。
         
         「祈願とは決意である」なんていう立て札もある。
         もう、この時点で十分に怪しい。(笑)
         「受付」ってどこなんだろうと庭みたいなところを歩いていると、
         どこで見ていたのか、やさしそうな「おばさん」が出て来て
         入場料、税込で1080円の徴収。
         
         パンフレットを渡され、五重塔に案内される。
         パンフレットには
          「風雲の歴史に学ぼう!」
          「秘蔵コレクション大公開!」
         ドイツ・ナチスの「ハーゲンクロイツ」のマーク!
         
         入館者、現在のところワタシ一人。
         おばさんは五重塔の入口の鍵を開け、
         空気清浄機みたいなもののスイッチを入れて
         「どうぞ、ごゆっくりご覧ください。館内は写真撮影禁止です」と
         やさしく言う。
         このやさしさが、なんだか怖くて、写真撮影禁止は守ることにする。
         五重塔の内部には戦時中の遺品が飾られているのだが
         三島由紀夫の写真もある。
         そこには
         「豹は死して皮を残し、三島由紀夫は名を残す」と貼り紙がある。
        戦時中の遺品の子供のランドセルのそばには
         「ランドセルは粗末でも子供心は粗末ではなかった」
    このようなのはまだ序の口だ。
    この五重塔の建物を出て受付のある建物に行くと、地下にある博物館に案内される。
    これがすごいというか、200%怪しい博物館なのだ。
    こちらこそディープなのだ。
    決してお友達やグループで行ってはいけない。
    一人で行くのがお薦めだ。
    なんとなれば、展示されているものは
    カールマルクスの印章、『資本論』の原書の初版本、
    ナポレオンの使用したベッド、ナポレオンの遺髪と遺書の一部、
    ナポレオンの帽子、スターリンの使用したなんとか、
    ヒトラーの衣服、帽子、タイプライター、ベッド、食器、
    マッカーサーの帽子、軍服、
    この軍服の説明には、マッカーサーが日本に上陸した時に着用していた軍服と
    書いてあったような気がした。
    そのほかエトセトラ・エトセトラ(笑)と色々なものが展示してある。
    そして展示物のかたわらには館長が書いたと思われる「箴言」が添えられている。
    その「箴言」に吹き出してはいけない。(笑)
    一人じゃなかったら
      「ウッソー!」
      「そんなバカな!」
    と大騒ぎかひそひそ会話になるからだ。
    一人だと、「ひとりごと」も声に出さない。(笑)
    頭が混乱して来る。
    一体これはなんなんだ~~!
    見終わって、一階に戻ると、おばさんがコーヒーを入れてくれる。
    ウワサによると、ここの奥さまのようだ。
    品の良い方で、「どちらからいらしたんですか?」と尋ねられる。
    これもファミレスの注文取りの係員と同じで
    ここを訪れる人に質問するようだ。(笑)
    山の上にあるのでロケーションは最高だ。
    三浦半島の平塚や江ノ島方面もバッチリ見渡せる。
    天気が良く空気が澄んでいる時には横浜の花火も見えるそうだ。
    インスタントコーヒーのようなコーヒーを飲み
    風雲文庫を後にした。

    まあ、つらつら考えてみるに、ワタシの部屋も怪しい博物館みたいなもんだ。(笑)

    次は伊豆高原にある「怪しい少年少女博物館」に行く予定だ。

    夜、キッチンに付いている「ガス・オーブン」で
        
        ガーリックチキンステーキを作ってみた。
        初めてガス・オーブンを使用してみたが、なかなかよろしい。(笑)

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徘徊老人のひとりごと 熱海日乗(平成28年9月3日、日曜日、曇り)

2016年09月04日 | 日記
    薄曇りで涼しいので今日午前中は7月に伐採したキンモクセイの木を
    彫刻しやすいように短く切断した。
    彫刻といっても、すぐに彫刻するのではなく、
    いつかは彫刻しようかな~~~~~、くらいの軽い気持ちでだ。
    だから、いつかなになにに使うからとか、考えるから物というか
    ガラクタが増えるのだ。(笑)
    で、木を切っていたら、見ようによっては海獣に見えるような木になった。
            
            口もあるし~~~
            
            目も耳もあるし、角も生えている。
            ジュゴン?
           
           木がいろいろなものに見えて来るのは、もうワタシもオシマイだな~~。
    でも、木の精霊として部屋に飾っておくことにした。
    これは、どうも、荻原 浩の『愛しき座敷わらし』という小説を読んだ影響かもしれない。
    影響を受けやすいワタシだ。
    いや、感受性が強いと言っておこう。(笑)
    午後は一階の庭の雑草取りやツツジの剪定をした。
    椿の実も拾った。
    これも、いつかは椿油を採ろうと椿の実をためている。
    もう支離滅裂な老人だ。
    今日はバイクには乗らなかった。
    だから無事故運転継続中。(笑)

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