徘徊老人のひとりごと

地球上を徘徊する75歳のボケ老人のひとりごと

徘徊老人のひとりごと 熱海日乗(平成26年9月11日)

2014年09月14日 | 日記
  昨日(9月10日)、東京に戻ったが、ご承知の通り、
  関東地方は局地的な大雨で
        
     練馬も大雨だったが、
    今回の「旅」では、ワタシは善行の限りを尽くしたので(笑)、
    ワタシが外を歩く時には「ぴたり」と雨が止み、
    一滴の雨にも濡れることなく「自宅」に到着したのでした。
    これを「奇跡」と言わずして、何と言おう!
    奇跡を起こす「親鸞聖人」「空海聖人」の生れかわりか!(笑)
  そして、イタリアから帰国している「家主さん」は今夜は遅くなるとのことだ。
  一緒にイタリアに行ったお友達との「打上げ会」なのだそうだ。
  ワタシとしても、帰宅後、あれやこれや訊かれても、疲れるだけだ。
  「家主さん」が帰宅する前に、眠ってしまった。

  そして、今日(11日)、熱海に戻る途中、思い立って、
  横浜の鶴見にある、曹洞宗の関東の総本山である「総持寺」に立ち寄った。
      
            
      総持寺は大本山であるだけではなく、
      学校法人でもあって「鶴見大学」を経営しているんですね~~~~。
      
      廊下もピカピカに磨かれている。
    一応、10円の賽銭を投げいれ、100円のお線香を買って
      手を合わせ、
      「認知症の新参者がそちらに行きましたのでよろしくたのんます」と
      お願いした。
    好奇心の強いワタシは寺の墓地に行ってみると
          
       なんだ、なんだ、神刀流 天下無敵日比野雷風居士という墓。
       天下無敵だって!武蔵以外にもいたんだね~~。
    そして、ここには
       
       そう、石原裕次郎の墓もあるんだね~~~。
       行こ、行こ!
       
       赤の他人だけれども、手を合わせましたっ!
     裕ちゃんの戒名がすごいですね~~~~。
          陽光院天真寛裕大居士
    そう、「陽光」で「太陽の季節」を、「天真」で「無邪気な裕ちゃん」を
    そして、名前から一字、「裕」を取って、
    そしてそして、高い戒名の「大居士」だよ!
    一般に、「屋号院」は高いと言われる。
   「陽光院」だって、裕ちゃんの「屋号院」に匹敵するかもネ。
   で、なんで、戒名のことをって?
   うちも、お袋さんに戒名を付けてもらったばっかしだからね。(笑)
   だいたい、カタカナの名前だと戒名が付けにくい。(笑)
   お袋さんの名前は「トヨ」だ。
   和尚さん、困っただろうね~~~。(笑)
   だから、和尚さんはお袋さんの名前から一字も採用せず、店の屋号から
   一字を取って戒名を付けた。
   われわれは焦ったね。高いんじゃないかと。「屋号院」ではなく、
   「屋号」から一字を取っただけだから「屋号院」ではないので
   安かった! ホッ!
   てなわけで、カタカナの名前の人に戒名を付けるのは難しいよ~!(笑)
   一般的には、その人柄を戒名に現し、名前から一字取るのだけれど
   お寺さんと付き合いがない、普通の人の戒名をって言われても
   和尚さんだって困るよな~~~~。(笑)
 まっ、裕ちゃんの墓参をしたあと、
   お寺の「お土産品」売り場で「お経」を買った。
   和尚さんが持っているやつと同じものだ。
   高いかな~~と思ったら、安かった。
   「正信無常観」というお経を開いて見て、笑ってしまった。
   お経の途中に、小さな字で
    「都合によりここにて終わりを告げんとするときには云々」とある。
   はは~~~、お経が短いな~~と感じるのは、和尚さん、ここでお経を
   止めているからネ。(笑)
  鶴見から横浜駅で東海道線で熱海までの帰途、
  小田原付近で土砂降りになったが、湯河原のトンネルを抜けると
  熱海は雨は降っていなかった。
  お~~~っ、奇跡はまだ続いている。(笑)

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徘徊老人のひとりごと 熱海日乗(平成26年9月10日)

2014年09月14日 | 日記
  昨日(9月9日)、日帰りで三陸鉄道で久慈まで行って宮古に戻ったが
  ビジネスホテルは満室でどこも空いていないので、観光案内所で
  日本風ビジネス旅館を紹介してもらった。
  一泊朝食付きで5576円。
  宿泊している人たちはみな復興工事関係者だった。
  風呂で会った人に聞くと、3月からずっとここに泊まって働きに行っている
  とのことだ。
  だから、みな、「マイ・石鹸・シャンプー・リンス」を使っている。(笑)
  夜は小料理屋に行った。
   秋刀魚の塩焼き、ホヤの刺身、イカの塩辛とビール、地元の日本酒。
   これで4500円。
  そして、朝、復興工事関係者のみなさんは6時半ころに朝食を終えて
  出勤していったので、食堂に行ってみると、ワタシの分だけが
  テーブルに残っていた。
  朝早く飯を食べちゃったし、どうしようかな~~~。
  盛岡行きの快速電車は9時31分発だし、時間が余るな~。
  そうだ、浄土ヶ浜に行こう!
  駅前のバス停に行って時刻を確認すると、浄土ヶ浜を30分は見ることが
  できることが分かった。
  でもバスを下車して浄土ヶ浜が見えるところまで片道10分だという。
  そうすると実質10分しか見る時間がない。
  でも、行こう!
  バスで浄土ヶ浜ビジターセンターまで片道15分。180円!
  7時45分発のバスの乗客はワタシ ひとり!
  で、出発を待っていると小さなザックを背負ったおばあちゃんが
  運転手さんに「これは浄土ヶ浜に行きますか?」と尋ねながら
  乗りこんで来た。
  このおばあちゃん、スゴイばあちゃんだ。
  昨日の池袋発の夜行バスでさっき宮古に到着し、これから浄土ヶ浜に
  行って観光し、そのあと三鉄で久慈に行き、その後、青森の八戸に行き、
  次に北海道の函館まで行くのだそうだ。
  「疲れませんか?」と訊くと
  「平気ですよ」
  「おうちの人は心配しませんか?」 
  「心配なんかしないわよ!私、ぽっと家をでたらしばらく帰らないの」
   あやや、俺の先輩徘徊老人だ(苦笑)
  浄土ヶ浜ビジターセンターで下車したが、おばあちゃんと一緒に観光するには
  時間がないので、ばあちゃんと別れて、速足で浄土ヶ浜の見える場所に
  移動する。
       
       
      取りあえず、浄土ヶ浜も見たし・・・・・
    本当は、浄土ヶ浜には餌付されたウミネコが沢山おり、観光船に
    乗ってウミネコに「ウミネコ・パン」をあげることができる。
    乗りたいけれど、そんな時間はないので、すぐに引き返す。
   ビジターセンターの中を通り抜ける時、さっき声を掛けてくれた係員が
   「えっ、本当に8時33分のバスで戻るんですか?冗談かと思いました」
   と言って飽きれていた。(笑)
  これで、宮古とはおさらば。また来る日まで・・・・・
  宮古発盛岡行きの快速電車に乗り
       
       山間を電車は走り、11時過ぎに盛岡に到着した。
   盛岡といえば、「冷麺」が有名だが、今回は「じゃじゃ麵」を
       
       麵は「うどん」だ!
       食べてみて、「?」(うん?あれっ?)
       これって、中国のウルムチやカシュガルで食べたラグ麺に
       似ているんじゃないの~~!
       これを食べた後に卵を割って、自分でかき混ぜて、
       お店のお姉さんを呼ぶと、熱いスープを入れてくれる。
       まあ、特別に「おいし~~っ!」と叫ぶほどでもなかった。
    昼食後に駅ビルで地酒を数本買って、ワタシの旅は終わった。(笑)
    おい、おい、なにしに行ったんだ!(笑)  

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