徘徊老人のひとりごと

地球上を徘徊する75歳のボケ老人のひとりごと

徘徊老人のひとりごと 熱海日乗(平成26年9月1日)

2014年09月02日 | 日記
  朝、2時頃、手の甲と足を蚊に刺された。
  今や、東京は「デング熱」のメッカだ!(笑)
  TVなどでは代々木公園のデング熱の発生地付近の半径約100メートルを
  薬剤散布したという。そして、なぜ100メートルかと言うと、
  蚊の行動半径は約100メートルだからと言う。

  ん?

  蚊が100メートル飛んで、次の日100メートル移動したら?
  
  よく分からないな~~~。

  デング熱に罹ってみなよ。どうなるか!
  あたしゃ~~、罹った経験者だかんね!
  二度デング熱に罹ると「死ぬ」と言われていた。(数十年前インドでは)
  だから、ヤバイと跳び起きて、「家主」さんを起こして
  (起こすために東京に出て来たが、今ではない。笑)、
  蚊取り線香を付けてもらい、キンカンを塗って寝た。

  朝、4時半に起きた。
  5時半に「家主さん」を起こし、朝食を作り、
  6時50分に送り出した。
  朝食の後片付けをし、生ゴミ、不燃物ゴミ、戸締り等点検し、
  9時に家を出て新宿に向かった。

  今日は新宿駅近くの「シネマカリテ」という映画館で今日もインド映画
  『バルフィ!人生に唄えば』という映画を観るのだ。
  これも今話題の映画だ。
      
  天気は雨なのに、朝10時30分からの上映も座席は半分以上埋まっていた。
  映画はつまるところ、聾唖者の主人公バルフィと自閉症のジュルミルの
  物語なのだが、チャップリン映画のような雰囲気が長く続くので
  ちょっと辟易するところもあるが、そこは最後には「うまく」まとめている。
      
      夫人公のバルフィ。
      わざとだろうが、顔をなんとなくチャップリンに似ている。
      役者名はランビール・カプール。
      お爺さんもお父さんもお母さんも有名なボリウッド・スターだった。
      
      自閉症の少女ジュルミル役のプリヤンカー・チョープラー。
      なんと子役ではなく、もう27歳だったかな?
    そして、なんと2000年のミス・インド、およびミス・ワールドだ!
      
      そして裕福な家庭の娘で、バルフィを恋するが、裕福な家庭に嫁ぐ。
      だが、結局は、バルフィとジュルミルのために奔走する役の
      シュルティ。
      このシュルティの役も髪型が往年のインドの美女スターとして
      有名なシャルミラー・タゴールに似せていて、
      また、なんだか、「ローマの休日」のオードリー・ヘプバーンに
      も似ていた。
      あっ、この写真じゃないですよ。(笑)
     ま、結局は、バルフィとジュルミルが結婚する。
     「愛はことばではない。愛は理解する心だ」とか
     言ってたな~~~~。忘れちゃった。
    ヒンディー語は日本語文法に似ているので、次に出て来る単語が
    分かる。
    だから、場面を観ていると次に出て来るセリフが分かる。(笑)
    だから、面白い。
  なんだか、昨日から今日観た3本のインド映画は・・・・・
         食べ物がキーだな~!(笑)
  ま、ワタシはいつもいい加減だから、ちゃんとした「あらすじ」など
  知りたい方は、ネットで調べてください。
  それよりも、もっと詳しく知りたい方は
   ブログで 
      アジア映画巡礼  と言うのがあります。
      http://blog.goo.ne.jp/cinemaasia
このブログでインドの映画だけではなくアジアの映画を詳しく知ることが
  できます。

  映画館を出ると、外はまだ雨だった。
  小田急ロマンスカーで小田原まで行き、乗り変えて熱海に戻った。
      怒涛のインド映画三連チャンだったな~~~~。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

徘徊老人のひとりごと 熱海日乗(平成26年8月31日)

2014年09月02日 | 日記
  今日(8月31日)は、朝の散歩は中止して、
  「来宮駅」7時5分発の各駅停車東京駅行きの電車に乗った。
  もっとも、始発は伊東駅発だが。
  なぜ、東京に行く気になったのかって?
  理由はいろいろある。(笑)
  「家主さん」が明日(9月1日)、お友達とイタリア旅行に出かける。
  朝早く家を出るので、起こしてやらなければならない。
  ワタシはそれぐらいしか「お役に」立てないので・・・・・
  丁度、東京駅に近い三菱一号館の美術館の招待券を持っているので
  それもついでにそれを見るか~。
  そんなら、ついでに、今話題のインド映画も見るか~~~。
  インドのモディー首相も来日したことだし(笑)
  で、熱海に移住して1周年になるし・・・・。
  と、理由をつければいろいろ付けることができる。

  東京駅には9時3分に到着した。
  今回はちゃんと文庫版の『東京』の地図を忘れずに持った。
  東京駅から目指すは銀座山野楽器の近くの映画館「シネスイッチ銀座」に
  向かった。
  今日はインド映画を2本観て、それから美術館に行く予定だ。
        
       朝9時過ぎだというのに、もう行列だ。
      ここで、10時からの「マダム・イン・ニューヨーク」と
      午後1時50分からの「めぐり逢わせのお弁当」を観るのだ。
       
     「マダム・イン・ニューヨーク」という映画の内容は
     英語がしゃべれないと家族からさげすまれている主婦の主人公が
   アメリカに住む姉の娘の結婚式の手伝いにアメリカに行くことになる。
   そこから物語が始まりますが、手伝いに来ている期間中に意を決して
   英語を学ぶのだ。そして、ついには結婚式のためにやって来た夫と
   子供たちの前で英語でスピーチするのであ~~る。(パチパチパチ)
   スクリーンの中の英語の解さないためにイライラする主人公の姿に、
   英語の下手なワタシなどは同じ思いとなり感情移入が増す。
   言葉ができないことで他人を卑下するべきではないと語る主人公。
   胸がジ~~~~ン。
      
       主人公のシャシ。
       シュリデヴィ・カプール。美人ですね~~。オン歳50歳!
       役者は化けるのが職業だからな~~~。
  それと、家で子供や父親だけが英語で会話するってのはありえないと思う
  けれどね~~~。そんな家庭はだいたい全員が英語で会話すると思うよ。
  ま、映画だからね。
  
  東京に出て来たからって贅沢は「敵!」だ(笑)。
  「立ち食い蕎麦屋」で「とろろ蕎麦」(360円)を食べた。
  午後からは
   「めぐり逢わせのお弁当」を観た。
   舞台はムンバイ。
   ムンバイには「ダッバーワーラー」(弁当運び屋)という職業がある。
   主人公のイラが作った弁当が間違えて退職間際の男のテーブルに届く。
   そこから弁当の中に手紙を入れて文通が始まるのだ。
   メールの時代でっせ!
   「今時」じゃないって!(笑)
    でも、書類の山に囲まれた役所の事務室は今でも似たようなものだ。
     
     主人公のイラ。質素な身なりで、どこにでも居そうなインドの
     中流とまでは言わないが、そんな家庭の主婦。
     その「どこにでも居そうな」というのが良い。
     
     もう一人の主人公。退職間際のサラリーマンのサージャン。
     映画の内容は詳しくは語らない。
     詳しい内容なんて正しくは語れないからだ。(笑)
    ただ、この映画の結末はハッピーエンドでは終わらないし、
    なんとなく、これからどうなるんだろうと余韻を残させる結末だ。
    結論は観る者の想像に任せる形で終わる。
    う~~~、なかなかいい映画だったな~~~~。
    このサージャンの顔って、なんだかベンガル人風だな~~と思った。
    調べてみたら、『虎と漂流227日』の主人公の少年パイの
    大人になった時を演じていたんですね~~^。
  それにしても、インド映画2本を連続で見るのは初めてだった。
  涙腺が緩んだね~~~。
  映画館を出て、美術展を見て、東京の家に戻ったら、
  まだ「家主さん」は戻っていなかった。
  まあ、いつものことだから・・・・・。
  
     
   

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする