徘徊老人のひとりごと

地球上を徘徊する75歳のボケ老人のひとりごと

徘徊老人世界放浪昼寝旅~アルゼンチンからチリに飛ぶ・また搭乗拒否か!~6月28日

2013年07月08日 | 南米
  昨夜(6月27日)、ビール大瓶1本と白ワイン1本は、ちょっと飲み過ぎた。
  でも、チリのサンティアゴ行きの飛行機は午前11時50分発なので、
  時間的には余裕があった。
  朝ゆっくり起きてタクシーで空港に向かった。
  チリのサンティアゴまではリオデジャネイロからバスが出ているが
  この寒さでアルゼンチンとチリを隔てるアンデス山脈の4000メートル級の
  峠越えすることは、ワタシは始めから諦めていたから飛行機にした。
  24時間で標高ゼロから4000メートルまで行くなんて高山病と寒さとの
  闘いになるはずだ。
     
    ブエノスアイレスの空港には「中国工業銀行」が大きな広告を出している。
    こんなところからも今や中国が世界中を席巻しているのが分かる。
     
     今回の航空会社は「Sky Air Lines」という会社だ。
    チェックインの時、またひと悶着があった。
    ワタシの切符はチリのサンティアゴまでの片道切符だ。
    チリの場合、片道切符を持っている搭乗者は第三国への出国の切符を
    持っていなければ搭乗できない「決まり」になっていると係員が言いだした。
    そんなことは聞いていない。
    そんなチリな!(そんなバカな!)
    ワタシはパソコンを開いて、リマからメキシコシティーまでのE-Ticketの
    ファイルを見せた。
    だが、係員は「ダメです。もし、チリの入管であなたが引っかかった
    場合、搭乗させた航空会社が問題にされます」
    あれっ?!
    どこかで聴いた「セリフ」(笑)
    「サンティアゴからバスでペルーに抜けますし、ペルーのリマからの
     E-Ticketは持ってるんだし、ネッ、いいでしょ」と
    本当はチリからバスでボリビアに抜けるのだが、話を混乱させないため
    ペルーに抜けると「ウソも方便」(笑)
    すると係員は上司に携帯で連絡を取り、結局、リマ・メキシコシティー間の
    E-Ticketの番号などを入力し、チリで引っかかっても知りませんよと
    言ってボーディングパスをくれた。
   まったく、前回のスリランカからインドへの飛行機の搭乗の時と一緒だ。(笑)
   まあ、チリの入国管理で引っかかることはないだろうと・・・・。
   だって、日本国籍者はヴィザなし入国が認められている国だからね。
     
    機材はボーイング737だと思った。
     
    相当古い機材でジェットエンジンの噴射出口(笑)が相当ススで汚れている
     
     機内食は一応国際便なので「トレー」に乗せられて出て来た。(笑)
     
     地上の道路がまるで幾何学模様のように伸びている。
     「ナスカ」の地上絵を見なくたっていいや。(笑)
     これで「我慢」しよう。
     
     飛び立って1時間くらいは下界が見えたが、アンデス山脈上空は
     雲でまったく山々を見ることが出来なかった。
     バスで昨夜出発していたら今頃はアンデス山脈の峠で高山病と
     寒さに震えていただろうと思うと飛行機にして良かったと思った。
   飛行機の着陸寸前に
     
     噴出口を覆っているカバーがパカリと外れた。
     これを見ていたワタシは一瞬焦った。
     だが、なんのことはない、どうもこの機材のこの部分は
     パカリと外れて、噴出力の調整でもしているようなのだ。
     その証拠に
     
     また、もとの状態に戻った。
     でも、こんなことを何万回も繰り返していたらネジが破壊してしまったら!
     ちょっとゾ~~ッとした。
     何百回と飛行機に乗っているが、こんな場面は初めて見た。
   まあ、無事、空港に到着したが、ブエノスアイレスより寒い。
     入国もなにも問題なくパス!(ほ~~ら見ろ!)
     
     どんよりと曇り、気温は7度だ。
    今回の宿は「アパート・ホテル」だ。
    高層アパートの一室をそのままホテルにしたものだ。
    ワタシの予約した宿には「ホテル」の名前がついていないが、
    「アパート・ホテル」としてレセプションもあるのが隣の棟だ。
    ワタシの方は玄関を入り、ワタシはセキリュティーのオジサンの言われる
    ままに名前とパスポート番号を台帳に記入した。
    するとオジサンはたまたま通りかかった、ワタシが予約した本当の
    担当者に「あなたのところのゲストだよ」と言った。
    偶然とは言え、彼に会ったのはラッキーだった。
    彼は出かけるところだった。
    もし出かけた後だったら、またワタシは路頭に迷うところだった。
     
     今日からここがワタシのアパートだ。(笑)
     
     寝室。あの、ひとりですよ~~~。
    一階が大きなスーパーになっているので早速買い出しに行き
     
     
     さっそく、赤ワインを・・・・
     やはりワインは安いです。
     部屋はキッチン付きダイニングと寝室、寝室の隣に2畳くらいの
     クローゼット・ルーム、ダイニングと寝室の間に2畳くらいの
     暖房室、そしてバス・トイレだ。
     お湯は24時間サプライされるので、我が光か丘の自宅と同じだ。
    部屋ではWi-Fiを使えることになっている。
    繋がるとこは繋がるのだが、すぐに切断してしまう。
    最終的には接続可能なWi-Fiの一覧からも消えてしまう。
    チリからメールを受け取った人はラッキーなひとなのですよ。
    ワインを飲み、湯船で暖かいおお風呂に入り、
    日本の某国営放送の定時ラジオニュースを聞きながら寝ようとした
    計画がすべてオジャンだ。

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徘徊老人世界放浪昼寝旅~今日もブエノスアイレスを徘徊~6月27日

2013年07月08日 | 南米
  今日、ボリビアのラパスに到着(7月7日)したら、ネットが繋がりました。
  そこで、痴呆老人で徘徊老人のワタシはブログを再開!(笑)
  アルゼンチンに来たのは「たいした理由」があって来たわけではない。
  世界放浪の通過点として、「アルゼンチンにも行ったよ~~」というくらいだ。
    
     
    今日は国立美術館にでもでかけようかと地下鉄に乗った。
    地下鉄の標識は「M」ではない。
    アルゼンチンは「Subte」だ。
   地下鉄を下車し、町をぶらぶら歩いていたら
    
    なんたらかんたらという有名な墓地に着いた。
    入場料は無料だが「寄付金」を取る。(やっぱりね)
   その墓たるや、金に糸目をつけない主義なのかね~~~~。
    
    こんなのや
    
    こんなのや
    
    こんなのや
    

    なんだか芸術主義というよりは成り上がり者の墓のようで気分が良くない。
    隣は有名は教会だそうだ
      
     
     
     
    この教会と墓地のあたりは緑地化されていて
      
     子供たちも野外活動かね
     
     もうイチョウの葉も色付きはじめて秋の気配?
     そして、この場所の道に向こうに
     
     大きな建物、美術館かな~~~と思った
     
     荘厳な感じだ。
     中にはいると学生さんの絵が展示してあったが「美術館」ではなかった。
     
     こちらの赤い建物が「国立美術館」だった。
     入場は無料だ。ワタシの好きな画家Boteroの特別展示をしていたが
     この部屋に入る時に「寄付金」を求められた。
     (やっぱしね。タダより高い物はないだよ)
     美術館の中をぶらぶらし、また今来た道を戻り
     地下鉄に乗ってもどった。
     途中で昼飯ように
     
     中国人のやっている「ミニ・スーパー」でテークアウトした。
     店員も中国人だったが中国語を話さなかった。
    夜、アルゼンチン最後の夜を日本料理屋で新鮮な魚の刺身でもと思い
    前回とは違う店に行くことにした。
     
     この国会議事堂からそう遠くはないはずだ。
    しかし、ガイドブックに書いてある辺りを探しまわっても
    それらしき店がない。三周くらいした。
     
    とうとうあきらめてホテルの近所の高そうなシーフードレストランに
    入った。
    まず、飲み物としてビールを注文したら
     
     ワインクーラーの中にビールだ。
     もう、この格好だけで「高そ~~~」
     ビールの銘柄は「パタゴニア」
     
     シーフードの串焼きを注文した。
     白身魚やら貝やらが串焼きになっていた。
     
     もちろん、ビールの後は「白ワイン」だ。
    まあ、アルゼンチンに来たということで・・・・・
    有銭とチン ということで・・・・・
    明日はチリのサンティアゴに向かうのだ~~~~。
          

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