おやじのつぶやき

おやじの日々の暮らしぶりや世の中の見聞きしたことへの思い

JR新前橋駅~渋川駅。その4。坂東橋。坂東大堰。八ッ場あしたの会。(「利根川を歩く。第7回目。)

2021-11-18 19:53:48 | 利根川を歩く

             

「滝沢川」、「午王川」と「利根川」に流入する流れを越します。左手は「渋川市民プール」。

「午王川」。

その先は「坂東橋緑地公園」。

左手は「渋川家畜市場」。

「渋川サイクリングロード」案内図。ちょっと古い頃のもので、薄れていて判読不能。

○が「利根川自転車道」終点。

「坂東橋」。        

                     橋の下流に「坂東大堰」。

 

・・・最初に見学した坂東大堰は、八ッ場ダムを建設中の吾妻川が利根川に合流する地点より4キロ余り下流にあります。坂東大堰の上には坂東橋がかかっています。

 1951(昭和26)年に完成した現在の坂東大堰と魚道は、老朽化したため現在、大規模な保全対策工事が行われています。
 坂東大堰は群馬県が建設し、保全対策工事も県が行っていますが、管理は坂東大堰から農業用水を取水している土地改良区が行っているということです。

坂東大堰 坂東大堰の魚道は、取水口と同じ左岸側にあり、坂東橋から階段式の魚道を見下ろすことができました。
 案内してくれた群馬県蚕糸園芸課水産係の方の説明によれば、ここまで遡上してくる主な魚はサケ、サクラマス、鮎だということです。
 魚の生態に詳しい参加者らからは、魚にとっては左岸側の魚道だけでは遡上に支障があるので、できれば右岸側にも魚道をつくってほしいという声がありました。
 この日は10月の台風の影響がまだ続いており、例年より利根川の水量は多くなっていました。
 
坂東大堰合口 (3) 坂東橋の下に坂東大堰合口が見えます。
 この取水口は、下流の群馬県前橋市、高崎市、伊勢崎市、玉村町の田んぼを潤す広桃用水と天狗岩用水へ繋がっていて、水力発電を行っている東京電力の佐久発電所(群馬県渋川市)の放流水の不足分を取水します。
 現在、坂東大堰は修理中のため、取水を行っていないということですが、普段はここから取水した水が利根川左岸では広桃用水(利根川左岸)、右岸では天狗岩用水として利用されています。手前の川面に沢山の水鳥がいました。取水口は左岸側にあるため、天狗岩用水へは利根川横断暗渠で繋がっています。

(この項、「」HPより)

※「八ッ場あしたの会」

八ッ場あしたの会は、2006年10月、八ッ場ダムを考える会会員有志らによる東京でのコンサート「加藤登紀子と仲間たちが唄う 八ッ場いのちの輝き」を出発点として、2007年1月発足しました。

活動目的

(1)2006年10月のコンサート「八ッ場いのちの輝き」を主催した「八ッ場といのちの共生を考える実行委員会」の活動を継承し、八ッ場ダム計画の見直しを視野に入れて、ダム事業の現状と課題を一人でも多くの人に知らせ、「八ッ場の良きあした」を考える人々の輪を広げる。

(2)半世紀前より水没予定地とされてきた「八ッ場」と周辺地域の苦悩に深く共感し、地元を尊重しながら八ッ場に持続可能な暮らしを取り戻す支援活動を粘り強くすすめる。

(3)「八ッ場」同様、巨大開発によって疲弊と破壊と絶望のなかにある日本全国の地域が活気を取り戻すための多様な知恵を集める。

(「同」HPより)

なお、「八ッ場ダム」は1935(昭和10)年に「国の名勝」に指定された吾妻峡に建設された。
2015年1月に始まった本体工事は、自然林に覆われた両岸の山と河床を掘削後、2016年10月よりダム堤体のコンクリート打設を開始。2019年6月に打設を完了し、10月から開始した試験湛水を終え、2020年3月に完成、2020年4月より運用を開始している。

(「Wikipedia」より)

         

  上流は一段と緑が濃く。 

        

下流方向。

上述の「坂東大堰合口」。

コメント
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