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おやじのつぶやき

おやじの日々の暮らしぶりや世の中の見聞きしたことへの思い

脱亜入米のつけが

2005-04-13 23:52:25 | 平和
 反日感情がますますエスカレート。今度は、日本の常任理事国入り(日本だけではないが)反対の国々の集会が行われた。そこには、米中も参加。それぞれの思惑はあるのだろうが、アメリカがその集会に参加するとは、日本の外交も何をやっているんだかという感じ。
 外交音痴というより、対米追従の度が過ぎたあげく、そのアメリカからも袖にされた。所詮、日本は俺たちについてくるだけ。国連改革で常任理事国が増えたって、かえって邪魔なだけ。国連骨抜き、軽視路線のアメリカにとって、日本の常任理事国入りなどうでもいい話し。かえって、分担金や人事構成からみても、国連は何もできない無用の長物。俺たちこそが世界の保安官であって、国連なんか無視、無視。
 その日本は、経済大国になったものの、政治大国にはなれそうにもない。そうしたワッペンほしさで、分担金も出すんだからそれなりの地位をよこせ、とばかりに常任知事国入りを表明しても、アメリカが2票分持つだけの話し。何でもアメリカの言うことしか聞かない、日本は、アジアからもアフリカからも勿論、ヨーロッパからもバカにされ、軽蔑される存在。
 一方、国内では、常任理事国になれば、軍事的にも相応の体制を(軍隊を)創設しなければ、国連軍をはじめ、集団自衛権・国連決議による軍隊派遣も出来ない、てなことで、これを口実に憲法第9条を変更しようと企んでいる政治家たち。
 その動きを察知して、ますます近隣のアジア諸国は警戒する。結局、アメリカからはバカにされ、アジアからもこけにされ、後は、かたくなな国粋主義者たちの横行へと歩みを進める羽目になりそうか。まさに、戦後60年来のアメリカべったりの無策外交。そのつけを愛国主義の誤った価値観による国民への押しつけだったら、いったいこれからどうなるの?
 中国や韓国の反日運動は10年以上に亘る徹底した愛国教育・反日教育の表れだという見方もある。さすれば、日本の学校教育も悪しき教訓としなければならない。
 今こそ、日本お得意の全方位外交。無節操と言われようと、何としてもアジアの信頼を勝ち得なければならない。それが60年間まがりなりにも平和を維持してこられた日本の立場だ。国際政治の場で大いに主張してよいのだ。
コメント (1)
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