そとさま雑記

自然と平凡な日々の暮らしを記録します。 

新日フィル名曲シリーズ<クラシックへの扉>

2009-06-03 11:16:57 | Weblog
5月23日

 会場  トリフォニーホール

 曲目  ロッシーニ  歌劇「セビリャの理髪師」序曲

     レスピーギ  交響詩「ローマの噴水」

     ヴィヴァルディ ファゴット協奏曲ホ短調RV484

     レスピーギ  交響詩「ローマの松」

 指揮  キンボー・イシイ=エトウ

 ファゴット  坪井隆明

  今日の選曲は非常に珍しく興味深い。
  ファゴットが主役の曲はあまりと言うか、一度も聴いたことがないように思う
  。奏者は団員の坪井さんである。
  ファゴットという楽器は音は低めでどちらかと言うと、目立たないが、楽器自
  体は独特の形で私の好きな楽器。特にコントラファゴットの姿は胸がときめく
  形をしてる。一度触ってみたい!

  今日の主役は普通のファゴットだが、コントラファゴットも登場しているので
  うれしい。
  なかなかコントラファゴットまで登場する機会はないので。

  だがしかし、やはりファゴット主役の曲は寂しい。いい音だけれど・・・
  ヴィヴァルディはファゴットの協奏曲を37曲も作ったと説明が載っているが
  他の曲も聴いてみたいものだ。みんな物悲しい?
  でも、ファゴット奏者にとってはうれしきかぎりだと思う。

  レスピーギの曲はローマ三部作と言われるうちの「ローマの祭」をのぞいた、
  晴れやかで華やかな二曲。
  どちらもピアノ、オルガン、チェレスタがつく壮大と言うか、豪華と言うか華
  やかな曲だ。特に松の方は途中からトランペット奏者が五人も高い所に現れて
  高らかに歌う。その前の楽章の夜想曲や鳥の声などとの対比が素晴らしく、気
  持ちが晴れ晴れする。

  どの曲も興味深く、そして楽しみに満ちていたコンサートだった!

江戸川だより ヌルデの緑!

2009-06-03 07:53:14 | 江戸川ウォーク
6月2日

 昨日は夫に付き合って一日病院だったので、朝からウオーキングに行く余裕もな く、今朝は気持ち良く歩けて実にうれしい!

 5時15分スタート。
 今日は快晴のようだ。でも何だか肌寒い。
 先ずは土手の上を行く。今の時期もう花は少ないが、アカツメクサがまだそこそ
 こ頑張ってる。
 江戸川に見かけない水鳥が7羽。鴨と違ってスマートな鳥、尻尾がツンとして足
 が比較的長い。シギの仲間?バンぐらいの大きさがある。

 晴れているが、富士山は霞の彼方。
 下の道を行く。
 刈り残された土手下の縁、一直線にチガヤの白い穂が揺れている。美しい。

 どんどんクズの勢力が増している。
 ツル性の植物は強い、或るエノキはすっかり藤に覆い尽くされてるし、ほかの
 エノキはクズにやられてるのもある。

 エノキのご神木(私だけの)の前でストレッチをしてから、先へ進むとカラスが
 三羽何か啄ばんでる。近づくと大きいカラス二羽はさっと逃げたが、小さい方は
 あまり動かない。親子だろうか?

 ヌルデも豊かに綺麗な緑色、ここのヌルデは丈が大きくならないので、邪魔な感
 じはしないし緑もまだ若葉色でいい感じ。

 帰り道、そうそう一昨日歩いた時受けた衝撃の再確認。
 角の遊船所の向かいに在った水の神様のお社が、周りにあったタブの木もろとも
 忽然となくなっていたのだ!
 すっかり更地になっていた。
 外環はここまで引っかからないでしょうに!何で?

 先日それを見たとき、端に寄せられたお社の残骸の前にたたずむ船宿のご主人に
 声を掛けられなかった。
 多分どこかに移転するのだろうが、なんだか切ない場面だ。