そとさま雑記

自然と平凡な日々の暮らしを記録します。 

つづき(南九州おもしろ旅)

2009-04-19 10:45:56 | Weblog
昨日のつづき!

 最終日 指宿=今和泉地区(篤姫ゆかりの地)=池田湖=知覧武家屋敷・知覧特
 攻平和会館=仙巌園=バレルバレープラハ&GEN=鹿児島空港=羽田
 
 昨夜は豪雨だったので心配したが朝食を終える頃には雨も風も止んだ。
 
 さて、先ずは篤姫ゆかりの地、今和泉地区の散策。
 あの大河ドラマは特にしっかり見たわけではなく、土曜日の再放送を見られる時 だけ見た程度で、最初の頃は全く見てない。

 そういう人間にとっては全く興味がない所。
 今は小学校が建っているだけ。そんな所に去年は何万人も来たそうだ!
 今年はすっかり潮が引いたようだ!海岸だけにね!

 次は池田湖、大うなぎがいた。凄いうなぎ、食べたくはない。
 池田湖を後に一路知覧へ。
 知覧は特攻隊の基地があった所として有名だが、その他に江戸時代の武家屋敷が
 しっかり残ってるのでも知られてる。

 ここの武家屋敷は薩摩藩の外城の一つで、260年も歴史の息吹を伝え続け、「
 薩摩の小京都」と呼ばれている。
 庭に特徴があり、大体は枯山水様式。後方の山、母ヶ岳を取り入れた借景園であ
 る。

 そして、知覧特攻平和記念館。
 ここは、やはり平静な気持ちでは観て回れない。
 下は17歳から23,4歳ぐらいの青年達が命を落としたところ。
 どの写真をみても、今の20代よりずっと大人に感じられる。
 それぞれの手紙が展示されてるが、達筆が非常に多い。
 その内容たるや涙無しには読めない。
 ドライアイの私でさえ自然と涙が盛り上がってしまった。

 私には息子が二人いる。
 どうしても息子に置き換えて思ってしまうのでつらい。
 こういう時代にだけはしたくない!

 最後は、島津家別邸「仙巌園」。別名磯庭園。
 錦江湾を挟んで目の前の桜島を借景とした、実に贅沢な庭園!
 素晴らしい眺めに圧倒される。
 しかし、この地は近代日本の礎となった所だ。
 西洋の技術をいち早く取り入れ、工業化に踏み切っている。

 最後になってしまったが、九州は桜はもう八重桜が満開、全ての花が満開状態、
 オオデマリまで満開だったのでびっくり。
 初めて見た花「イペー」。黄色のツツジのような大き目の花。
 ペルーの花(?)と聞いたが、ちがったかな?
 今、鹿児島で流行ってる花だそうだ。
 ガジュマルの木も見られて嬉しかった。さすがに異様である。

 そうそう、桜島が陸続きだとは知らなかった!

 九州は面白い! なにか時空が違う感じがするのだ。