写真師の「新カメラ日記」

JRP会員の橘が日々の事、撮影日記などを記録していきます。

秋を惜しむホトトギス 春を待つコブシの冬芽

2016年11月28日 | 写真日記
    [ホトトギス(杜鵑草)]

金沢市兼六園や金沢城のすぐ近く、紅葉も盛りを過ぎて静けさを取り戻した卯辰山でひっそりと咲いていたホトトギスの花です。
花言葉は「永遠にあなたのもの・秘めた意志・永遠の若さ」、花期が8月から11月と長いところからついた花言葉だといわれています。
あまり日当たりの良くないところで咲いていますが、その凛とした姿から人気のある山野草だそうです。
金沢市は間もなく冬将軍の到来する季節で、この花たちもいまは秋の名残を美しく咲いていますがすぐに雪の下で枯れるのでしょうね。

    [コブシ(辛夷)の冬芽]

早春の卯辰山の林では白い花が目立つ大きなコブシの樹が目立ちます。
桜の花に先立って咲くので春の花としてイメージされていますが・・・、
晩秋というこの季節に、もう春に備えて花芽を枝いっぱいにつけています。
綿毛に包まれた拳のような形の蕾が青空に向かっていっぱい背伸びしていました。
このままの形で雪の季節を過ごし花を咲かす春を辛抱強く待つのです。
花言葉は「友情・歓迎・信頼・愛らしさ」
降る雪のなかで綿毛をふるふると震わせて春を待つ木蓮の仲間、コブシの花になぜか毎年親近感を持つ私です。

今日は晩秋の金沢市卯辰山で見つけたホトトギスの花と辛夷の冬芽の写真をアップしてブログ[写真師の新カメラ日記]更新です。



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