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写真師の「新カメラ日記」

JRP会員の橘が日々の事、撮影日記などを記録していきます。

国境のない鳥たち タゲリとケアシノスリ

2015年12月21日 | 写真日記
いつもは金沢市南部で山里の人や生き物たち暮らしや植物を撮影している私ですが、さすがに山里が雪に覆われる冬は海岸線に近い河北潟干拓地で生き物や人の暮らしを観察しています。

   [タゲリ]

金沢市と能登半島の架け橋とでもいうべき場所に位置する日本海に沿って広がる河北潟。
かつて日本列島改造計画の一環のように豊かなの資源で村の経済の柱となっていた水産漁場として河北潟は全体の半分以上の面積を干拓され、いまは農地として多くの生き物たちを育む場所となっています。
冬になると多くの冬鳥たちがこの地域で越冬するために日本海を渡ってくる場所にもなっています。
写真は「タゲリ」、ユーラシア大陸で繁殖し越冬のために日本にも集団で姿を現し飛翔するときは白と黒のツートンカラー、地上の田や畑沼地などで餌を探すときは青などのキラキラした色の美しい鳥です。
日本各地で絶滅危惧種、準絶滅危惧種としての指定をしているきちょうな冬鳥です。

   [ケアシノスリ]

河北潟干拓地には多くの猛禽も越冬に訪れます。
写真の「ケアシノスリ(?)」も冬になると多くはないですが河北潟に姿を現す鷹の仲間です。
これまた「タゲリ」と同じユーラシア大陸で繁殖し中国や日本で越冬することもあるということで、野鼠など干拓地の畑や草原の小動物「野鼠」などを餌にしているということです。
ワシントン条約に記載されている保護を必要とされる希少種のようです。

冬になって河北潟にやってくると越冬のために日本海など、大海を渡り国境を超えてやってくるハクチョウをはじめとする大小の野鳥に出合います。
そんな野鳥の姿を見ていると領地や富の配分などで多くの問題を起こし、ガタガタしている人間の世界がバカバカしくなってきます。


石川県河北潟で越冬する「タゲリ」と「ノスリ」という野鳥の写真二枚をアップしてブログ[写真師の新カメラ日記]更新しました。
これらの鳥や動物たちのためにも平和が必要です。



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河北潟から見る 剣岳と白山

2015年12月20日 | 写真日記
今日は思わぬ晴天に誘われて河北潟へカメラを持って行き越中の「剣岳」と加賀の「白山」を眺めてきました。

   「剣岳 津幡川河口から」

今年は河北潟に流れ込む津幡川の河口近くにいることの多い越冬中のコハクチョウを探しましたがハクチョウたちも好天に誘われ餌場を移動していたのかいつもの場所に姿が見えないまま車で川にかかる橋から北アルプスの方を見ると剣・立山・薬師岳などの峰々がくっきりと見えていました。
車から降りて川の水門や橋とその水面の向こうに見える剣岳を撮影しました。

   「津幡漕艇場から見る『白山』」

加賀市や白山市ならいざ知らず、金沢市や能登からは川や潟の水面とコラボする白山はなかなかお目にかかることができませんが実は河北潟にある学生さんたちがボートの練習をする漕艇場では見事に川面の向こうに「白山」を望むことができます。
春休みなどはこの湖面で練習をする学生たちの姿と真白い「白山の峰」がまぶしいほどむ見事な構図で収まることがあります。
白山眺望の場としては意外に知られていないのですが・・・、私の好きなポイントの一つです。

今夜も遅い時間のブログ[写真師の新カメラ日記]更新になりました。
師走としては非常に珍しい青い空と越中の剣岳、加賀の白山を河北潟から撮った二枚の写真を[おやすみなさい「今日の写真」]も併せてアップしました。
みなさんおやすみなさい。



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国民連合政府を! 蝋梅の開花

2015年12月19日 | 写真日記
   [国民連合政府を! 日本共産党演説会 金沢市文化ホール]

「戦争法廃止、立憲主義とりもどす「国民連合政府」の実現を!」と日本共産党の演説会が金沢市文化ホールで満員の聴衆を集めて今日の午後行われました。
小池晃中央委員会副委員長、たけだ良介北陸信越ブロック比例代表予定候補、亀田りょうすけ石川選挙区予定候補の歯切れの良い演説を聞いてきました。
平和・経済・外交・暮らしなど現在日本の問題の根源を解きほぐしながらアベ政治を一日も早く辞めさせるための「国民連合政府」の意義と役割、可能性などを分りやすく語る小池副委員長のお話で会場の方たちの確信はさらに高まったようです。

   [蝋梅が開花しました]

私の住む地域の少ない畑地や古民家の庭先などでこの季節になると香りを放ちながら咲く蝋梅の花、地域の市街化の影響でどんどん減ってほとんど見られなくなってきました。
今年はダメかとあきらめていたのですが、思わぬ場所で開花しているのを見つけて撮影してきました。
まだ小さな木なので花の数は少なくて少し寂しいのですが、うれしい出会いでした。

今日は演説会の写真と蝋梅の花をアップしてブログ[写真師の新カメラ日記]を更新しました。
当ブログの累積アクセス数が昨日現在で130万回を超えました。当ブログを見てくださるみなさん、本当にありがとうございます。
良い記事などがあればさらに拡散などお願いいたします。



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第175回「どいね☆原発」 冷たい夜はブリ大根

2015年12月18日 | 写真日記
   [金沢駅原発ゼロ行動]

今夜は金曜日、金沢駅前での原発ゼロ行動の夜、毎週「原発 要る? 要らない?」のアンケートを中心に行動を続ける「どいね☆原発」グループは今夜で175回目でした。
雪はなかったものの痺れるほどの冷たい風のなかでママの懐で眠る0歳児を含む若者から70歳代までの広い年齢層の参加者の呼びかけに冷たい風から逃れるように早足で自宅へ急ぐ人、また観光に来られた方たちも暖かいときほどではないにしても、次々とアンケートに応えていました。
いつものようにオカリナ演奏をしてくれる方の指先は痺れるほどに冷たかったようですが駅前広場に暖かいメロディーを広げて、今夜も子供や大人、何人もの人を惹きつけていました。

   [凍える夜はブリ大根]

「どいね☆原発」グループの原発ゼロ行動から帰宅したのは午後9時前、さすがに冷え切った体でちゃぶ台に向かうと連れ合いがとてもありがたい「ブリ大根」を用意してくれていました。
最近のグルメ番組などでは金沢の「ブリ大根」というと立派なぶりの切り身と加賀野菜のゲン助大根を丁寧に煮込んだ料亭料理のものが出て来ますが・・・。
たいていの家庭では刺身や切り身を取った残りの安い値段のブリの粗(金沢では「ザン」と呼んでいます)とありあわせの大根を丁寧に煮込む冬の家庭料理としてよく作られています。
今夜は連れ合いが用意してくれていたブリ大根で人心地を取り戻しました。

遅い時間になりましたが、今日のブログ[写真師の新カメラ日記]は「どいね☆原発」グループの活動と、金沢の家庭料理としての「ブリ大根」、二枚の写真をアップして更新です。



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初雪 猫はこたつで・・・

2015年12月17日 | 写真日記
   「初 雪」

今日は九州から青森まで日本海側で初雪の報道が続きました。
金沢の初雪としてはずいぶん遅く、ご覧のとおり積雪も金沢としては降ったとは言えないほどの少ない積雪量です。
明日は「しんぶん赤旗」の地域配達、少し心配ですが・・・、スタッドレスタイヤに交換済みで雪用のスコップや長靴も載せているので街の中を配達する分には数十センチ以上という大雪にならない限りは心配いらないのですが・・・。
それにしても雪国で迎える冬は何度迎えてもそれなりの感慨を感じるものです。
それは四国香川県という殆んど雪のない故郷で育った者特有の感覚なのかもしれません。

   「外出できず手持無沙汰の長寿猫のビー子」

歳はとってもテリトリー見回りを兼ねての毎日3回の散歩を欠かさない我が家の長寿猫「ビー子」ですが、今年最初の雪には戸惑ったようで外出を控えてほとんど炬燵で丸くなっています。
それでも目が開くと窓の外を眺めています。そして手持無沙汰なので遊ぼうかとでも言うように眼で誘ってきます。
写真はその時の表情です。


明朝は新聞配達のため朝早いので今日のブログ[写真師の新カメラ日記]は写真を二枚アップして更新です。



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闘いあるところ花咲く 冬将軍襲来の予感

2015年12月16日 | 写真日記
   [日本航空全客室乗務員を正社員に]
安倍内閣とつるんで国民の苦難をよそに新聞代の消費税軽減を報じる大マスコミは興味も関心もないようですが・・・、今日の「しんぶん赤旗」の大見出しに私の眼は釘付けになりました。
「全客室乗務員を正社員化 日本航空20年来の組合要求実る」という記事です。
契約制が導入されて以来闘い続けてきた日航の客室乗務員を中心にする労働者の長い闘いが実を結んだことに大きな喜びを感じます。

   [金沢に冬将軍の予感]

日が短くなり16時を過ぎると急速に暗くなり夕空を見る余裕もないのですが、今夕は買い物があり外に出ると分厚い雲の裂け目から射しこむ夕陽が強い風で移動する空の雲を赤く染めていました。


海辺の写真は今日の撮影ではありませんが、今日の日本海海岸はこのような様相だったのではないでしょうか。
ここ数日穏やかな日が続きましたが今夜あたりからブリ起こしとともに冬将軍の襲来が予想される日になっています。

今日のブログ[写真師の新カメラ日記]は長い闘いが実を結んだということへの喜びと冬将軍の襲来の予感を記しての更新です。



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野党協力 尾根は裸木 春はまだよ!

2015年12月15日 | 写真日記
   [市民団体と政党個人の協力で]

「野党候補一本化で勝利を」という動きが中央でも地方でも強まり、石川県でも「候補一本化で認識一致 共産と社民」との具体的な動きが報道され、民主党への働きかけも始まっているようです。
熊本県でも「共産、野党統一協力、参院選へ初」(中日新聞)と具体的な動きがあります。国民が戦争法廃止のために拠って闘える旗印がだんだん鮮明になってきました。もちろん私も大歓迎の動きです。


   [尾根は裸木]

例年なればもう雪に包まれている金沢市南部を取り巻く丘陵の尾根が12月半ばというのに林道を車で走れるというので昨日の晴れ間の時間に行ってきました。
谷の向こうの山の斜面と尾根は枯れ葉もすっかり落ちた裸木の林になっていました。
おそらく明日か明後日は冬型になるというのでこの山々が雪に覆われ春の雪どけを待つことになります。

   [フキノトウさん 春はまだですよ!]

数はとても少ないのですがいまから雪の下で春をつフキノトウ(蕾)を見ることはあるのですが、いくら暖かいといっても12月の半ばに咲いている姿を見るのは初めてでした。
この日は野猿の群れやこの地域では珍しい小型の鷹「チョウゲンボウ」の姿も見かけるなど金沢市を取り巻く山里の自然環境の分厚さを再認識できる今年最後の山里巡りでした。

今日のブログ[写真師の新カメラ日記]は金沢市南部丘陵での写真二枚のアップと、形が見え始めた「アベ政治」を辞めさせる統一への動きをリンクして更新しました。



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秋と春の混在 山里の残り柿と「星の瞳」

2015年12月14日 | 写真日記
   [新聞休刊日]

今朝は日本中の日刊新聞の休刊日、私の配達している「しんぶん赤旗」もお休みということでゆっくりさせていただきました。
朝食後、暖冬の影響なのか例年ならばもう雪に覆われるはずの金沢市の南部の山里がまだ行けるということなので車にカメラを載せて行くと、初冬と春が混在し、これから冬を越す蕗の薹、そしてとても珍しい花を見つけました。

   [星の瞳]

冬越しをする蕗の薹を探していると、目の端っこにブルーに光る小さなものが引っかかりました。
春先の野原を彩る「瑠璃唐草」「天人唐草」「星の瞳」という別名を持つ「オオイヌノフグリ」です。
本名は少し気の毒な名前ですが、別名としてこんなに素敵な名前で呼んでもらえば本望ではないでしょうか。
それにしても師走半ば前に可憐な「星の瞳」を見たのは初めてです。やはり暖冬のもたらした現象の一つかもしれませんね。

   [残り柿]

紅葉の季節を過ぎた山里で最も印象的な彩りを見せるのは柿の実ですが、さすがに12月も半ばになってくるとめぼしいものは収穫され、残る実はカラスやヒヨドリなど大小の鳥たちや小動物たちのお腹に入り数少なくなっていますが・・・。
谷の斜面の立つ柿の樹に残ったニ個の鮮やかな色艶を見せている柿の実がとても印象的でした。




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デジブック 『生命を写す 下巻』

2015年12月13日 | 写真日記
[増税なのに「軽減」とは?]

日曜日の早朝はいつも不思議な感覚に襲われます。今朝もいつものように我が家の長寿猫のビー子(どうやら健康を取り戻したらしい)に起こされ、PCでSNSやメールのチェックから始まりました。
フェイスブックやツィッターでは自公政権のふりまく「軽減税率」騒動のまやかし、「増税」がまるで「軽減」という言葉でごまかされそうなマスコミの報道への警戒と参院選前の自公政権の公費による買収のようなバラマキへの怒りが渦巻いています。
さらにブログにアップする写真選び、なかなか決まらないので100冊を越すウエブアルバムから金沢市南部丘陵の生き物写真をまとめたアルバムをアップすることに。

  [オシドリの家族]

写真は金沢市の南部にある水源、内川ダム上流で11月後半に撮った鴛鴦の家族です。

本格的に金沢市周辺の記録を撮り始めたころから気になっていた生き物たちの写真をまとめたものを公開して今日のブログ[写真師の新カメラ日記]を更新です。

デジブック 『生命を写す 下巻』
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河北潟で見る チョウゲンボウとダイサギ

2015年12月12日 | 写真日記
   [獲物へ急降下するチョウゲンボウ]

写真の角度が間違ったわけではありません。
河北潟では比較的よく見かける小型の鷹「チョウゲンボウ」が留まっていた電柱の真下のあぜ道に居た獲物を見つけて落下するように飛び出した瞬間の姿です。
「比較的よく見かける」と書いたチョウゲンボウですが、それは他の猛禽類と比較してという意味で、繁殖のための環境の変化や餌となる小動物などが少なくなっていることなどから全体としては私が写真を撮るようになってからもずいぶん減っているように思います。

   [ダイサギの嘴に蜻蛉が]

河北潟の細いあぜ道に立つシラサギの中では大型のダイサギが妙な動きをするので超望遠コンデジで数枚撮って、帰ってからパソコンで確認してみると嘴の先に蜻蛉のようなものが挟まれている。
よく見ると赤トンボのようです。池や川、海岸で魚などを獲っているのは見かけることがありましたが、トンボを銜えたダイサギは初めて目にしました。

今日は予想と違って空に晴れ間が広がったので時間もあったので能登半島への入り口にあたる野鳥の楽園、河北潟をカメラを持ってぐるりと回ってきました。
コハクチョウは午前10時過ぎから飛び始め、めったに見られないハヤブサの姿もカメラに収めることができました。

今日のブログ[写真師の新カメラ日記]は野鳥の珍しい姿を撮った写真二枚をアップして更新しました。



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