写真師の「新カメラ日記」

JRP会員の橘が日々の事、撮影日記などを記録していきます。

参道に早くもキノコが

2018年08月01日 | 写真日記
    [苔の中に茸が]

金沢市周辺、石川県では茸のことを一般的に「コケ」と呼びます。
私の故郷香川県では「ハッタケ」と呼んでいたのですが、地方によってキノコの呼び方はずいぶん変わります。
猛暑の続く金沢市ですが、自然はそんな中でも季節の変わり目を教えてくれます。
今は撮影が禁止されている古刹の参道で数年前の8月1日に撮った写真です。
禅宗の寺らしく8月を迎えて掃除の行き届いた山門に通じる苔むす参道にキノコが姿を見せていました。
金沢流に言えば「苔の中にコケ(茸)が生えた」ということです。

    [背の高いキノコ]

日当たりの関係や土の関係でしょうか、この日見たのは3種類のキノコでしたがいずれも土から姿を現したばかりの美しいキノコでした。
キノコには時雨の降りかかるように蝉の声が降り注ぐ、「蝉しぐれ」という言葉を実感する参道でした。

    [まるで小さな地蔵さん]

参道から少しそれてお庭に入るとさながら小さなお地蔵さんのようなキノコに出会いました。
あまりにも面白いので苔の庭に腹這いになって撮ったのがこの写真です。
目線を低くすると小さなキノコに思わず手を合わせたくなってきました。
酷暑のまだまだ続く予想の8月ですが、それでも自然界はもう秋の訪れを予感させる光景が見られるようになりました。

今日は秋という季節を予感させるキノコの写真三枚をアップしてブログ[写真師の新カメラ日記]更新です。



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