写真師の「新カメラ日記」

JRP会員の橘が日々の事、撮影日記などを記録していきます。

平和の鐘を響かせよう 金沢市寺町台

2016年08月15日 | 写真日記
    [終戦忌]

71年前の8月15日は中国や朝鮮半島など、アジア諸国への武力侵略を重ねた日本帝国が連合国のポツダム宣言を受け入れ無条件降伏をした日です。
逆に言えば日本に侵略された国々にとっては「解放記念日」だともいえます。
金沢市寺町台地域の9条の会はこの日に毎年「平和の鐘」を響かせる催しを続けています。


催しの一時間ほど前はバケツをひっくり返したような土砂降りになり、開催も危ぶまれたのですが次々と雨のなかを地域の方たちが集まり、定刻の11時30分には「規模を縮小」とはなりましたが「平和の鐘つき」が始まりました。


前田家がこの寺町台に集めたたくさんの寺も戦争の傷跡が目に見える形で残っています。
ほとんどの寺では戦争時に梵鐘が供出され、境内に入るといまでも鐘のない鐘つき堂が目立ちます。
この寺町台で鐘が残っているお寺に毎年8月15日、終戦忌に「平和の鐘」を撞かせていただけるよう地域の9条の会がお願いして始まった「平和の鐘つき」です。
家族そろって参加するのがこの日の決まりになった家族が今日も参加していました。


鐘をつき始める前にはこんなに降っていた雨が鐘つきが始まる頃には傘を持たずとも気にならないほどの小雨になっていました。
同じころ安倍内閣の閣僚は侵略戦争推進のための神社「靖国神社」への参拝をしていました。
閣僚は憲法を順守するとした特別公務員ですが、憲法を踏みにじる行為をとがめる声はいまのマスコミからはほとんど聞こえてこないという残念な状況が広まっています。

今日は終戦忌にちなむ「平和の鐘つき」に関する写真を4枚アップしてブログ[写真師の新カメラ日記]更新です。



当ブログの親サイトは[ぎゃらりーたちばな]です。リンクなどはこちらへお願いいたします。
ブログで公開した写真はフォトチャンネルでアルバムになっています。どうか時間があればそちらもご覧ください。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする