インドで作家業

ベンガル湾と犀川をこよなく愛するプリー⇔金沢往還作家、李耶シャンカール(モハンティ三智江)の公式ブログ

拙著「インド人にはご用心!」売り切れ間近

2017-10-07 19:45:16 | E全集(受賞作ほかの全小説作品、2017~)
2012年8月に上梓した拙著「インド人にはご用心!」が、版元の三五館が10月5日事業停止に追い込まれたことで(出版不況下、25年間奮闘した功績をたたえたい)、書店での購入が危ぶまれている。同社発行の書籍はすべて回収されるらしい。
ただし、ネット書店ではいまだに購入可能なので、売り切れないうちにぜひご購読をお願いする次第である。
「インド人にはご用心!」(モハンティ三智江)

アマゾン部門でトップに輝いた業績を持ち、八重洲ブックセンターでは一番目立つ棚に立てかけてもらった、著者にとっても思い出深い書だ。


内容に関しては賛否両論あるが、テーマが各国のご用心シリーズの一環で、辛口の批評論となったことは致し方なく、そこに反感を覚えた読者もいるようだが、私としてはテーマに沿ってユーモラスにインド人をやっつけた!つもりである。
コテンパンと思われるかもしれないが、愛情の裏返しなんですよ。

ここまで非常識なインド人に万歳!
いい加減で雑で、大雑把な私には住みよい国です。
ただ、汚いのだけはどうにかならないかなあ。
当地プリーの変貌も嘆かわしい。
美しいベンガルの浜もごみとくそだらけ。
おまけに、前の道は車がひっきりなしに行きかうし、平和な穴場的静けさはとうに失われた。
気持ちが、日本の副ベース・金沢に向くのもむべなるかな。

でも、何はともあれ、三十年暮らした第二の祖国です。
インド人を面白おかしく徹底解剖した辛口評論エッセイ、楽しめること請け合いです!!!

※以下は、ネットで見つけた割と最近の批評、ご購読の参考にしていただければ幸甚です。

本ナビ:本のソムリエの一日一冊書評
「インド人には、ご用心!」モハンティ三智江


しろやぎさんの里親日記
【読書】インド人には、ご用心!


書いとかないと忘れちゃうから「読書記録」
『インド人には、ご用心!』 モハンティ三智江(三五館)《前編》


最後の書評は前・中・後編と三回に分けて続く長編、ここまで細かく読みこんで分析してもらえれば、著者としては本望。ありがとう!!!

☆本屋で購入するのはもう無理かもしれないが、ほかにもネット書店を当たってみていただければ、中古本も出回っていると思うので、お得です。版元倒産で著者には印税はもう入ってこないものの、売り切れないうちに少しでも多くの人に読んでもらいたいと思う。
コメント
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