獲得された絶望感(盲人ウエカジ @ウエカジハローセンター 公式ブログ)

~網膜色素変性症と司法試験とモー娘。と全盲ヘルパー事業所と・・・~

白杖を突いて大阪から名古屋まで行った。

2011-01-15 23:03:10 | 網膜色素変性症と私
 ここ数ヶ月前ぐらいから目の調子が悪いときは会社の昼休み近くの牛丼屋にいくときとか白杖を突いている網膜色素変性賞な私デスペア。まぁ白杖っていっても本格的に杖を地面に這わせて地面の感触を手で感じて歩くのではなく、私は視覚に障害があるのみなさん注してくださいよというシンボルのため使用。

 今日は名古屋金山でハロプロのコンサートがあるのではじめて長距離移動で白杖をつかってみた。もうここ最近遠征のときに駅のホームに人にぶつかったり、電車からホームに降りるときに人にぶつかったりすることが必ずある私。特にホームを歩くときいくらよぼよぼ歩きでもホームが狭くなっているときは危ないため。

 デスペア的白杖(シンボルケーン)を使ってみた
1、6人の駅員などに声をかけられた。
 まずバスに乗ると、私はどこの席が空いているかわからず席が空いているにもかかわらずずーっと棒立ちの私。それがいつもの私。だけど白杖を持っていると、運転手が気づいて、マイクごしに「ひとつ後ろの席が空いてますよ」と教えてくれた。ありがとうございますといってその席を手探りで確認し座る私。

 千里中央駅の改札では改札に入ったら駅員が「大丈夫ですか」と後ろから声をかけてくれた。「弱視なんで大丈夫です!」と力強く答える私。

 新大阪駅について新幹線乗り場に向かうコンコースでは、横から「JRの運転士ですがお手伝いしましょうか?」と声をかけられる。「弱視なんでゆっくり歩いていけば大丈夫です」と私。

 新幹線改札でも切符を通すときにいきなり「お一人ですか」と声をかけられる。いきなりだったのでちょ9っとびくっとした私。その様子をみてその人が再度「駅員ですけど、お一人ですか?」とたずねてきた。「弱視なんで大丈夫です」と元気欲答える。このフレーズで返答するのも慣れるね。すると駅員が私の切符をとり「25番ホームです」と教えてくれた。

 名古屋について在来線に乗り換えて中央線の電車に乗り込み発車まで10分ぐらいあったことと先頭車両に乗っていたので、運転手が近づいてきて「JRのものですが、駅員に連絡しましょうか?」と声をかけてくれた。「ありがとうございます。弱視なのでなんとか大丈夫です」と答える。

 合計5人の駅員などに声をかけられた。日本の駅員は優秀だなとおもった。

 ただ駅員になかにはいきなり声を書ける人もいるが、まず所属をいってもらえればこちらとしては安心するんで今後よそ行くお願いします。いきなり「お一人ですか?」と男性に声をかけられたらびっくりするよね。いくら私が狼の一人スレ住人だからといってもおどろく。まずは「JRの駅員ですが・・・」という枕詞をつけてから声をかけてもらいたい。


2、駅員以外の親切

 網膜色素変性症な私デスペア。もうここ何年もまえから道をあるいて人と目線があうことがなくなった。ずっと地面を見てよぼよぼあるいていることと、視力低下と視野狭窄のため。意外と人と目線をあわせるって視野がないとすぐに目線を合わせられないんだね。

 白杖をついて大阪から名古屋までいって声をかけられたのは駅員ばかりだったが、一般の通行している人も私のしらないうちに道をあけてくれたり避けてくれたりしたはず。私が気づいたのは新大阪のエスカレータでよぼよぼとエスカレータの乗りくちをさがしてゆっくりエスカレータに近づいているいている私を、立ち止まってまってくらたエスカーラー他にのろうとしている通行人だけだったが、ほかにもたくさんいたとおもう。


3、定型文

 声をかけらられた時にはまず「ありがとうございます」と枕詞をつけてから「弱視なのでゆっくり歩けば大丈夫です!」と返答することにしよう。


 今回は白杖を使ったので人にぶつかることはなかった。相手にいやな思いをさせることも、私がいやな思いをすることもなかった。これから遠征の時は白杖を常時使おうとおもった。


 


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