獲得された絶望感(盲人ウエカジ公式ブログ)

~網膜色素変性症と司法試験とモー娘。と・・・~

部屋の整理をした。

2013-11-04 21:55:26 | 網膜色素変性症と私
 3連休3日目。連休だけどあまり連休という感じはしない連休。今日一日引っ越しのための部屋の整理。

 最近はもうハロプロの生写真とかもかわなくなった私デスペア。つい最近までは買っていたのでその生写真が整理されずたくさんたまっていたので、それをまとめてファイルにつめこんでなんとなく整理。網膜色素変性症な私デスペア。もう私の目では写真が誰の写真家わからない。ふつう、こういった整理のときには写真をみてあぁ佳林はまだ幼いなとか
茉麻はこのころもぽっちゃりしてたなとかいろいろ思い出すのが楽しいんだろうけど、私の目ではそれができない。ただまとめてボックスにいれて収納するだけ。

 それならばもう私にとって写真は意味がないので捨てたらいいだろうともおもうのだけど、なんだか捨てられない。まぁ集めることが目的なのかな。

 不燃ごみの日のために、双眼鏡や懐中電灯、ニンテンドーDSや電子辞書はごみ袋にいれて、ごみの日にだす準備。双眼鏡も懐中電灯ももう私の目では使えないし不必要なもの。パソコンのワイヤレスマウスもごみ袋へ。ここ半年ぐらいほとんどマウスを使わない。私一人で操作できないサイトをガイドヘルパーさんに操作してもらうときぐらいしかマウスの出番がない。そのぐらいならUSBのマウス一つあれば十分なのでワイヤレスマウスも不必要。

 あと不必要というかとても邪魔なのが書類。説明書や役所からのおしらせ文や保険約款など書類の整理が大変。この書類は捨てたらだめなものかもう捨ててもいいものかその区別がつかない。結局書類は捨てずに段ボールにバサッといれておくだけにした。これからは書類はためないでおこう、本当にあとあと必要になる再発行できないものだけ保存しておこう。

 整理をしている間ずっとiPodTouchで局をシャッフルしていたのだが、途中武川アイの「Dreamer」が流れた。2010年公開の須藤茉麻主演の映画「ライトノベルの楽しい書き方」の主題歌。美少女茉麻がわらわない役で最後の最後のシーンでメイド服を着た茉麻がニコッと笑う。そのときにはじめて流れる映画の主題歌「Dreamer」。涙がでてきた。

 ほんの3年前まではひとりで夜中心斎橋の映画館にいっていたな、時間をつぶすためにその前にロッテリアで絶品チーズバーガーを食べたな。今思うと一人でよくいけたな。今では映画館にいくのも、ロッテリアでチーズバーガーを食べるのもガイドヘルパーさんの手引きなしでは行けないな。たった3年前だもんな。

 今から3年後茉麻はまだアイドルやってるのかな?私の目はどうなっているのかな?

 ただ言えるのは2010年の主演女優の須藤茉麻はとっても美少女だったし、その映画を心斎橋の映画館で見て私が涙を流したこと。この感動はいつまでもなくならないだろうと思う。ときおり武川アイのこの曲を毛羽2010年の私、目の見えていたころの私にもどしてくれるだろう。音楽っていいね。映画っていいね。そして須藤茉麻ってやっぱりいいね。
コメント
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