高校三年生の作詞家の方が亡くなってあちこちで関連した記事が目に付いた。先日あった高校の同窓会でもこの歌は当然のごとく歌われた。それほど我々団塊の世代にとっては青春を思い出させる代表的な歌である。およそカラオケにも縁の無い音痴の私でも歌詞は覚えているくらい懐かしい歌である。
11月25日付 よみうり寸評より
赤い夕陽(ゆうひ)が校舎をそめて……ああ高校三年生 ぼくら……。きのう亡くなった丘灯至夫さん作詞の〈高校三年生〉は1963年に日本レコード大賞作詩賞に輝いた・・・以下略
ところがこのところ、「ニレの木陰にはずむ声」のニレにいい感情がわかないのです。というのも第3053回で書いたよう坂出市立体育館にこのニレの大木がありこの季節小さな葉と花の落下に毎日の掃除が大変なのです。
葉も葉のような変わった花も小さくてアスファルトの歩道の凸凹にはまり込んで掃いても掃いても綺麗にとれません。誰かが植えたのか自然に生えたのか分かりませんが、後々の面倒見がこんなに大変だとは思いもしなかったのでしょう。こんな掃除の大変な木を気軽に植えて欲しくないものです。丘灯至夫さんもそんなことは考えたことも無いでしょうね。
気軽に植えて欲しくないと言えば、ここでも何度も書いた楠も困り者です。常緑樹なので第3502回でも書いたように年がら年中落葉が途切れないし、花や実に第3303回で書いたアオスジアゲハの幼虫の脱皮と一年中その木の周りは落下物ばかりで休まる時がありません。
公共の建物や街路樹に沢山植えられていますが、皆さん後の世話に苦労していると思います。設計される人は後のメインテナンスのことも考えて木を選んで貰いたいものです。さしずめ楠なんて最悪と言えそうです。尤も、下が土で掃除の必要がないのであれば問題は無いと思います。
是非考えてください!