山の農場あらたなスタートです。/４／６ 山形山クラブ

　いつもの年より早い雪融け、あれほど積もった雪もあとかたもなく消え4月下旬の陽気となりました。四ヶ月ぶりに顔をそろえたメンバーと今年1年の作業日程を話し合い三年ぶりとなる味噌の仕込みをしました。大豆は契約農場産、糀は掘純雄さんの無農薬白米を田井地区の関喜八さんが糀に仕立て合わせ方も伝授してくれます。
　今年は山形山専任の農場長として東京の会員井藤先生が三月末に山形入りし、四月一日から山形山で準備をすすめてきました。これまで一人で広い農場を管理してきた米山にとっても力強い片腕ができました。井藤先生は30年にわたり農業高校等で教鞭をとり、生徒たちに農業や自然を教えてこられました。その実績が、山の自然とかかわりどのような実りをもたらしてくれるか、期待が高まります。平成元年スタートした山形山クラブも早や20年、メンバーも共に年を重ね、絆も深まってきました。荒れ果てた山の農場を開墾してきた米山と新しく農場に一歩をしるす井藤場長を中心に、今春あらたなスタートです。