【全国有機農法連絡会 フォトニュース ブログ版】

有機野菜宅配の全国有機農法連絡会の農業、イベント、生産者のレポート、直営農場の様子など

身近な化学物質で健康被害が・・・。 ~第十六回 対話集会 第二部~

2006年12月11日 | イベント・活動
 12月2日行われた対話集会は生産者、スタッフも合わせて25名が参加し、生産者からは来年度実施の新農政への疑問が提され、締結間近となったオーストラリアとの二国間自由貿易についても危機を感じていることなどが話されました。生産者にとっては切実な問題でも、店頭にあふれかえる農産物に囲まれている一般の消費者にとっては、対岸の火事以下の関心に過ぎないのではないかという不安もあります。そのギャップを埋める運動方法も緊急課題です。
 第二部は「食品と暮らしの安全」の副編集長丸田晴江氏を講師に迎えて「暮らしにひそむ化学物質」の講演です。「シックハウス症候群」に総称される家庭の中の化学物質についてなど。化学物質過敏症はそのきっかけが自宅の新築、増改築により引き起こされるケースが全体の43%を占め、ついで殺虫剤など農薬が19%、病院、職場が9%となっています。いかに家庭の中で知らずに害されることが多いかを実例をあげて話されました。原因不明の頭痛、めまい、吐き気、手足のしびれ、不眠、視力低下といったこれらの症状も化学物質過敏症であることが多いということです。先ずは知ることから。

最新の画像もっと見る