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就農3年目がスタート!山形市の村井さん

2020年02月17日 | やさいの生産者

 先週はレタス、これからブロッコリーが出荷予定の山形市の村井さん。
 村井さんは北海道出身で、北海道の広告代理店勤務から2年前に就農しました。
 きっかけは特産品のPR担当をしたことから。「関係者がものすごい情熱を持ち、自分だけでなく廻りが全部よくなっていくために動いているんです。農業ってキレイな仕事なんだな、環境がキレイだと人もキレイになるんだな」と農業に憧れるようになったそうです。
 「僕は、非農家出身で農地も機械もないので、坪単価の高い農業ができる場所を探すことにしたんです。調べてみると長野、山梨、山形の三県、そのなかでも野菜は多種多様で、米も果物も牛肉もそう、お酒もそう、すべてトップブランドを張っているのは山形だけだったんですよ」と山形に決定。単身で乗り込んできました。
 まずは現場を知ろうと車を走らせ、気になる畑があれば「農業勉強しているんで、手伝わせてください、お金はいらないんです、ただ、終わったあと一時間くらい農業の話を聞かせてください」と県内各地を20か所くらい廻ったそうです。そこで自分の農業の方向性を固め、最後に研修した山形市の農家さんから、ハウスと露地の畑を譲ってもらい農業がスタート。今年で3年目を迎えました。

 県の技術指導員にアドバイスをもらいながら、肥培管理をしっかり行い、無農薬でできるものは無農薬、どうしても必要なものは必要最低限で防除します。出荷量が少ないながらも、今後は、ブロッコリーのほか、春はスナップエンドウ、夏は小茄子、秋にはさつまいも「シルクスイート」などを予定。今後に期待です。

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