前評判の高かった「最高の男たちの冒険」第3弾の演奏会に行って来ました。熊本のような地方都市に、N響第1コンマスをはじめこれだけのスタープレーヤーが集まるというだけでも大変なことです。前2回もほぼ満席のお客様でしたが、今回はホワイエに「満員御礼」の懸垂幕が出ていました。憎い演出ですね。これほどの数の人間が動くこと自体、ひとえに主催者の情熱と行動力の賜物だと思います。
今回は「最高のモーツァルト」と題して、演目に39番、40番、41番の3大交響曲が並びました。「今日はこれまでに増して真剣に遊びたいと思います」という開演前のコンマスの挨拶通り、指揮者無しで丁々発止の真剣勝負を繰り広げる30余名の男たちの熱い演奏は、時間が止まったか(あるいは時間の流れが変わったのか)と思わせるような名演奏で、39番、40番、41番とどんどん音楽の密度が高くなっていきました。ジュピターの終楽章では息をのむような音のうねりが現出し、圧巻でした。
何と言ってもこの音色。完全にヨーロッパのサウンドです。ビロードのような肌触りと光沢の弦の音色。弦と全く喧嘩しない、渋く且つ透明な管楽器の音色。弾力に富んだ温かいティンパニの音色。それらが一つになって大きなうねりを形作りながらも、和して同せずの緊張感が満ち満ちていて、このダイナミズムがまたヨーロッパ的です。県立劇場の素晴らしい音響効果も相俟って、これぞ至高の愉悦と言うべきひとときでした。
アンコール2曲目にサプライズが。なんとくまモンが登場して指揮を始めたのです(笑)。写真撮影OKというアナウンスがあったので、私も甥姪に見せたくて動画を撮影しました。7列目19番というかぶりつきの席でラッキーでした。
後期の授業が始まっても咳が抜けず少々疲れ気味だった私ですが、お陰でとっても元気が出ました。明日はセンター試験の準備で大学が休講だし、週末には元気を回復できるでしょう。
ああ、もっと聴きたかった!
今回は「最高のモーツァルト」と題して、演目に39番、40番、41番の3大交響曲が並びました。「今日はこれまでに増して真剣に遊びたいと思います」という開演前のコンマスの挨拶通り、指揮者無しで丁々発止の真剣勝負を繰り広げる30余名の男たちの熱い演奏は、時間が止まったか(あるいは時間の流れが変わったのか)と思わせるような名演奏で、39番、40番、41番とどんどん音楽の密度が高くなっていきました。ジュピターの終楽章では息をのむような音のうねりが現出し、圧巻でした。
何と言ってもこの音色。完全にヨーロッパのサウンドです。ビロードのような肌触りと光沢の弦の音色。弦と全く喧嘩しない、渋く且つ透明な管楽器の音色。弾力に富んだ温かいティンパニの音色。それらが一つになって大きなうねりを形作りながらも、和して同せずの緊張感が満ち満ちていて、このダイナミズムがまたヨーロッパ的です。県立劇場の素晴らしい音響効果も相俟って、これぞ至高の愉悦と言うべきひとときでした。
アンコール2曲目にサプライズが。なんとくまモンが登場して指揮を始めたのです(笑)。写真撮影OKというアナウンスがあったので、私も甥姪に見せたくて動画を撮影しました。7列目19番というかぶりつきの席でラッキーでした。
後期の授業が始まっても咳が抜けず少々疲れ気味だった私ですが、お陰でとっても元気が出ました。明日はセンター試験の準備で大学が休講だし、週末には元気を回復できるでしょう。
ああ、もっと聴きたかった!
どうぞ週末はゆっくりと体を休めてくださいね。
仕事の合間になるべく休憩をはさむようにはしていますが、熊本もこのところ寒いので、外出すると疲れますね。休息と栄養を十分にとって、早く完治させたいと思います。ドイツも寒いでしょう。くみさんもどうぞお気をつけてね。
私も久々に心躍るひと時でした。 第二バイオリンとチェロの演奏を堪能でき~~それに、管楽器の音色も柔らかくて、至福のひと時でしたね。
前二回聴いていたので、とっても残念でした。くまもんみたかったです。
お身体大切にされてくださいませ。