のりぞうのほほんのんびりバンザイ

あわてない、あわてない。ひとやすみ、ひとやすみ。

願いは正確に。

2010年02月07日 16時16分51秒 | 日常生活
実家に戻ってきて以来、通っている教会へ
とうとう転入会をすることに決めました。
牧師に転入会の意志を伝えたのが年末。
本日は転入会にあたっての研修第一回でした。

研修とは言っても、大袈裟なものではなく
牧師とワタクシ自身のことや、今通っている教会のこれまでのことについて
あれやこれやとお話ししたり、質問をしあったりするだけです。
とはいえ、その「だけ」が難しいわけで
普段、言葉にできず漠然と抱えているものを
きちんと整理して話せず四苦八苦でした。

次回の日程を決めて、終えたのが15時半でした。
すでに教会に残っているのは、ひとりふたり。
ぐったりとしながら帰る用意をしていると、
教会員の方がぐったりしているワタクシを見て
励まさなければ!という使命感に駆られた模様。

「のりぞうさんて、雰囲気が素敵よね。はんなりとしていて。」
と、突如、褒められました。

突然の褒め言葉ではありましたが、
普段、言われ慣れていない形容詞での褒め言葉で、とても嬉しい。
けれど、普段、言われ慣れていないだけに、居心地が悪い。
もぞもぞとしながら
「たぶん・・・大きな誤解をされていると思いますよ。」
と、照れていると、隣で聞いている牧師も笑いながらおっしゃいました。

「うん。誤解やと思うでー。
 はんなりしとうように見えるやろ?
 でもなぁ、のりぞうくんは結構、毒舌やで。
 油断しとうと、いきなりやられるよ。」

おっしゃるとおり。
非常によく当たってます。
ワタクシ、人からしばしば「毒舌すぎる」とたしなめられます。
しかし、牧師と話したことなんて数えるほどしかないというのに
なぜ、牧師はワタクシにそのような印象を?

牧師の的確すぎる評価に疑問を抱いていると
牧師は更に言葉を続けました。

「思うにのりぞうくんはワニやな。
 人を襲う気はありませんよー、
 という顔をしているくせに、実は獰猛なワニや。」



・・・ワニ。
例えられた動物がワニ。

今を去ること10年前。新入社員研修のときに、
「同期を何かに例える」というカリキュラムがありました。
ワタクシの同じグループの女性社員が
「ちょこまかすばしっこいリス」とか「人に懐きにくいネコ」とか
「真っ白なウサギ」とか小動物系に例えられていた中、
ワタクシが例えられたのは「暴走して、制御が利かない新幹線」。

小動物に例えられた同期が非常に羨ましかったっけ。
しかしながら、ワタクシの体のサイズを考えると、
小動物に例えるのは非常に難しい。のは分かる。
でも。でも、せめて。
せめて、何か血の通っているものに例えてくれてもよかったんじゃないの?
なにゆえに、新幹線!?
しかも、制御が利かないって・・・・と憤慨したことを
今も鮮明に覚えています。(執念深いな・・・。)

あれから10年。
まさか10年たって、動物に例えられる日がこようとは。
しかも念願かなって例えられた動物が、まさかワニとは。

女心と秋の空

2010年02月07日 00時25分42秒 | 日常生活
大型ディスカウントストアに遊びに行っていた妹夫妻が
夜、買い物の成果を引き下げて、我が家にやって来ました。
掘り出し物を見つけるたびに、律儀に電話をかけてきた妹は
大量のお菓子やパンをテーブルに並べて満足気。
確かに安い!お得!しかもおいしそう!
とひとしきり盛り上がった後の妹夫妻に
祖母の撮りたて映像を披露しました。

本日、携帯の録画機能にようやく気付けたワタクシ。
その発見に浮かれて、祖母の姿や祖母との会話を
脈略もなく何本か撮り続けたのでした。

映像はワタクシの「義弟君に会いたかった?」という質問で始まります。
妹とワタクシ、どちらがどちらなのかたまに分からなくなってしまう祖母。
本日も、ワタクシをきちんと「のりぞう」と認識しているものの、
瞬間的に「妹」と思うときがあるらしく、
何度か立て続けに「今日、だんなさんは?置いてきたと?」と確認されました。

あまりに何度も聞かれたために、思わず聞き返した
「義弟君に会いたかった?」。
この質問から映像は始まります。
「うん。会いたかったぁ。」
と言葉に力を入れて答える祖母。

「会いたかったって!」とにんまりする義弟君。
そこはかとなく嬉しそうです。

と、その直後。
「そんなこと思ったこともないよ。」
という祖母の声が映像から流れ出ました。

あまりのタイミングに、騙された・・・という表情を浮かべる義弟君。
「思ったこともないって!」と喜ぶ妹。
そんなふたりのやりとりを見ているかのように、映像の中の祖母は
「会いたいとか、一っ度も思ったことない。」とつぶやき続けます。
「一度も思ったことないって!」と更に喜ぶ妹。

その喜び方と、その喜びの大きさに
ワタクシは、改めて妹との血のつながりを実感したのでした。
うん。間違いなく姉妹だわ。

そして。
「会いたかった」と言われて喜んだ義弟君の姿に
あぁ。この人は根っからの「人好き」で「愛され上手」なんだな。
と感嘆したのでした。

も少し待って。

2010年02月06日 01時26分15秒 | 日常生活
週の初めの月曜日。
朝起きた途端に、腹痛がワタクシを襲いました。
激痛、というわけではなく、鈍痛。
かと思いきや、激しい痛みの波に襲われたり。
キリキリ痛い・・・。痛い・・・。痛いっ!痛いってばっ!!
・・・あ。おさまったかも?おさまった!
・・・あ。やっぱり痛い。クルクル痛い・・・。痛いっ!
・・・おさまったかも。あ。やっぱり痛い・・・。

こんな感じで痛みの波に翻弄されるワタクシ。
月曜日の朝から、というあたりが
いかにも登校拒否愛好家だったワタクシっぽく
父上からは「会社行きたくない病ね。」と小馬鹿にされる始末。

しかしながら、痛みは徐々にひどくなり、
朝食も食べられずにうずくまり、9時になると同時に病院へ。
お薬をもらって帰ってきたものの、痛みはおさまらず
痛さゆえに眠ることもできず、ひたすらうめきながら過ごした一日。

体調と食欲に関連性がない生活を送っているワタクシが
久方ぶりに「気分が悪くて何も食べる気になりません。」
という殊勝な状態を堪能しました。

飲みすぎても食べ過ぎても風邪を引いても
一度、口に入れたものは、本来の出口以外から外に出せないワタクシが
本当に久々に、食べたばかりのものを入り口から退出させてしまいました。
そんなこんなでグロッキーだった一週間。
倒れて三日目。
憔悴しきっていたワタクシに、母上が懇願口調で言いました。

「ねえ。お願いやけん、もっと楽しそうに生きてくれんかな。
 もっと幸せそうに過ごしてくれんと、心配やん。」



・・・ちょっと。
ちょっと、今は無理です。