のりぞうのほほんのんびりバンザイ

あわてない、あわてない。ひとやすみ、ひとやすみ。

最後の言葉/重松清 渡辺考

2007年09月25日 18時56分48秒 | 読書歴
■最後の言葉
  戦場に遺された二十四万字の届かなかった手紙
                /重松清 渡辺考
■内容
 戦争のこと、家族のこと、命のこと、この本を読んで考えて
 みてください。たとえ涙が、止まらなくなっても。
 妻に、子どもに、恋人に宛てた愛の手記。60年の時を越え、
 日本軍将兵の膨大な言葉が発見された。NHKで放映された
 ドキュメンタリー番組『最後の言葉~作家・重松清が見つめた
 戦争~』をまとめたもの。

■感想 ☆☆☆☆☆
 読むだけで精一杯だった。
 日記を紡いだ言葉の持ち主の気持ちを想像すると、それだけで
 自分の心が拒否反応を起こす。絶望的な戦況の中、前線で戦うことも
 できずに、飢餓やマラリアに苦しみ、それでも生きなければ
 いけなかった人たち。立つことがやっとの体で、それでも
 敵に向かって進んでいかなければいけなかった人たち。

 彼らが最後に紡いだ言葉に必ず表れる故郷の面影への慕情、
 両親への思いやりの言葉、兄弟姉妹たちへの励まし、
 そして、愛する妻や恋人への思慕の念。

 死ぬことを覚悟し、それでも死の恐怖がなくなるわけではなく
 生きたいと願い、国や愛する人たちを守るためなら死ねる、と
 綴る彼らの言葉がただただ痛かった。
 私には彼らの言葉と向き合う資格がない。そう思った。

ズッコケ 脅威の大震災/那須正幹

2007年09月24日 20時52分21秒 | 読書歴
■ズッコケ 脅威の大震災/那須正幹
■ストーリ
 ハチベエ、ハカセ、モーちゃんのズッコケ三人組が住む稲穂県が
 震度7の大地震に襲われた。三人は無事に危機を脱出し、避難所で
 再会する。大震災の中で活躍する三人組の心と行動を描く。

■感想 ☆☆☆☆
 ズッコケシリーズ37作目。
 阪神大震災で被災した子どもたちとの文通から、「ズッコケ三人組に
 震災を体験させます。」と約束した那須先生の子どもたちとの約束の本。
 大震災を経験した三人がそのショックを乗り越え、避難所で、
 自分のため、そして自分の大事な人たちのため、周囲の人たちのために
 懸命に考えて行動する様子を描いている。

 私は神戸から遠く離れたところに住んでいたため、メディアを通して
 しか、大震災の様子を知ることができなかった。メディアを通すと
 どうしても正確には伝わらない。神戸の人たちは、今、映像を見て
 私が想像している数倍、数十倍も大変だろうと分かってはいた。
 そこまでしか、私は分かることができなかった。

 この本でその大変さがほんの少し、具体的に分かった気がする。
 それは、新聞やニュースで知ることができるような、家が何万軒
 壊れたとか、人が何千人怪我したとか、何千人もの人が亡くなったとか、
 そういった数字のすごさではない。
 実際に生活している人たちが何に不自由な思いをして、
 どういったところで気苦労を抱えて、どこでストレスを感じていたか、
 そういった人の気持ちの上で大変な部分だ。
 例えば、学校の体育館に避難をしている人たちに対して
 避難所を出てアパートを借りた被災児童が「あの人たち、いつまで
 学校にいすわるつもりなんだろう。」と言うくだりがある。
 僕たちはすぐにアパートを見つけたのに、なんで彼らは出て行かない
 んだろう、避難所にいたほうが食事ももらえるし、全国からいろんな
 ものが送ってくる、そっちのほうが楽なんじゃないか、と邪推を
 する。
 那須さんはそういった避難所の人たちに対しての非難に対して
 三人組に「そんなひどいこと言わなくても。」と安易な反論を
 させない。三人は冷静に状況を見つめ、避難所の人たちが体育館を
 汚していること、トイレを綺麗に使わないため、異臭が漂っている
 こと、そういった不満を持つ人たちがいるのも無理はないことに
 気付かせる。その上で、自分たちにできることを考えさせるのだ。

 どちらの言い分も分かる。でも、こんなことで雰囲気が悪くなるのは
 一番、イヤだ。こんなときだから、助け合わなきゃいけないのに。
 だから、三人にできることをさせる。みんなが汚したトイレを
 三人に掃除させる。争いの素が少しでも少なくなるように。

 なるほどなと思った。あの震災から10年も経って、改めて
 あの震災によって神戸の人たちがどれだけ大変だったのか
 命の危険という大きな危機が与えたストレスの後に、日常生活を
 自由に送ることができないストレスがずっと続いていたことに
 気付くことができた。そして、そのストレスが具体的には
 どういった状況で起こるのか、その一片を垣間見れた気がする。

 普段はいい加減で決してマジメな子たちではない三人が
 周囲の人たちのために何ができるのかを考え続ける姿勢が
 爽やかな作品。

やっとります。

2007年09月23日 23時54分32秒 | 日常生活
幼馴染が遊びに来ています。
20年の付き合いで、既に家族も同然の彼女とは
遠慮なんて全く無関係よ!というような仲で
遊びに来てくれた彼女を西へ東へ、北へ南へ引っ張りまわし
「明日、絶対に筋肉痛になるけん!」と悲鳴をあげさせてしまいました。

えへ。ワタクシ、歩くのだけは得意なんです。
でも、その歩くの得意なワタクシもさすがに今日はくたくたです。
それぐらい歩き回りました。
・・・ごめんよう。愛想つかさないでね。

勿論、引っ張りまわすだけではありません。
そこかしこでおしゃべり。
ひたすらおしゃべり。
わあわあとおしゃべり。

先ほど、幼馴染がしみじみと言いました。

「のりぞうさぁ、ブログ書いたら?
 ネタには困らなさそう。」



・・・・うん。全く困ってません。
もう6年も経つのに、何書こうって困ることがほとんどありません。

ある意味、幸せな人生です。
いや、正真正銘、幸せな人生なんだけどね。
たまに自分の憧れの路線と、自分の現状の路線のギャップに
深く疑問を感じることがあるのです。

っていうか、「ネタに困らなさそう」って・・・。
それって日常生活を形容する言葉として少しおかしくない?!

仲良きことは美しきかな

2007年09月23日 23時42分19秒 | 日常生活
本日のちびっこ礼拝は「神様の家族になる」というお話でした。
説教担当者が話の掴みに質問を投げかけます。

「みんな、お父さんいる?」

「おるー。」
「当たり前やーん。」
「当たり前やない。僕の友達、お父さん、おらん子もおる。」
「そうかー。大変やなぁ。」

「みんな、お母さんおるー?」

「おるー。」
「当たり前やん。お母さんおらんかったら、俺、生まれん。」
「お母さんってすごいなぁ。」

このくだりだけで、ちびっ子同士、なにやら有意義な気付きがあったようで
感慨深げに相槌を打ち合ってます。

すごい。
たまに本当にド突き倒してやろうかしら、と思うこともあるけれど、
やはりキミタチかわいい。素直にいろんなことを吸収するのね。
ちびっ子たちの学びとる姿勢、考える姿に少ししんみり。

質問はまだまだ続きます。

「兄弟はおる?」
「おらーん。」(たまたま本日は一人っ子くんが多かったのです。)
「じゃあ、兄弟喧嘩なんてできんねぇ。」
「ううん。でも僕、しょっちゅう、お父さんと兄弟喧嘩するよ!」


・・・・それは兄弟喧嘩じゃなーーーーーーーーーい!
キミ、怒られてんのよー!気付けー!!

子育てって、色々と大変そうです。

身も蓋もない。

2007年09月22日 23時50分32秒 | 日常生活
教会友達と動物園に行ってまいりました。
朝、突然のお誘いメールです。

わーい!動物園!行く!行くー!!

世間では三連休だろうがなんだろうが、
のりぞうは朝の突然のお誘いにも余裕で合流できちゃいますとも。
はははーん、だ!

というわけで、徹夜明けに動物園。
三連休初日ですもの。いくらでも頑張れます。

昼過ぎに教会で待ち合わせでしたが
掃除当番だったので少し早めに教会へ行き、
ホール、階段、玄関周りをはわきます。
ちょうど玄関をはわいていたところで、友人が到着。

「お!おはよー。」
と明るく挨拶すると、まじまじと見つめられ
「・・・・気でも狂った?」
と尋ねられました。

ちょっと!挨拶より前にその質問!?
どゆこと?!
あなたの思考回路がさっぱり見えませんっ。
憤慨するのりぞうに

「いや、掃除なんてしとるけんさ。」

と、あっさり思考回路を解説してくれる友人。

・・・回ってきた当番の掃除をしてるだけで
「気でも狂った」と思われるほど、
働かない人だと思われてるらしいことが判明しました。




・・・当たってるんだけどね。

心理的に四面楚歌

2007年09月22日 08時37分01秒 | 日常生活
昨日は同期の女性3名でお食事会。
コラーゲンを大量摂取するべく、豚足を食べてきました。
とろとろに煮込んだ豚足、んまーいっ!!
おいしい食べ物に舌鼓を打ちつつも、おしゃべりは止まりません。
お互いの近況を探りあいます。

「で?最近はどうなの?」
「変わりなし。」
「ちょっと!!ちゃんと頑張ってんの?!」

へなちょこな回答には容赦なく同期のゲキが飛びます。

「変わりなし、とか言っとる場合やないんよー。
 のりちゃんを見習い!
 のりちゃんは色々、あるはずやけん。」

・・・・へ?ワタクシ?
ちょっと!!唐突に無茶振りしすぎじゃありませんこと?
ワタクシに矛先を向けられても
皆様が望んでいるようなカテゴリでオモシロイ話は出てきませんことよ?

しかし、つい30秒前に当たり障りのない回答で
同期が怒られたばかり。そこに続くわけにはいきません。

「うん。まあね。
 気になる人はおるとって。」

と、思わず期待されてるに違いないはずの
出まかせ回答を恐る恐る口にしてみました。
どう?これって正解?
こんな感じの話の展開でおっけい?


「・・・・つまらん。
 なんもないっていういつもの回答を聞くのも飽きたけど
 心ときめく相手がおるって言われたら
 それはそれでオモシロクナーイ。
 相手がかっこいい人やったら余計にオモシロクナイ。」

えっと。正解ではなかったようです。
お気に召してもらえなかったようです。
そもそも、のりぞうの前には「正解」という選択肢が
用意されてなかった模様。
んな無茶な・・・。
とりあえず、口先だけの出まかせなんて、
同期には通用しないことが判明しました。
通用しないぐらい、彼女たちとの交流を深められています。
気がつけば彼女たちとの交流も7年。
小学校時代よりもう長いんだもんね。思わず納得。
・・・・ていうか、7年という月日を具体的に思い返しすぎると、
空恐ろしくなります。危険、危険!この先、立ち入り禁止区域!

とりあえず、現状をどうにかせねば!ということで
年末の忘年会シーズンがやってくるまでにダイエットを誓い合ったところで
食事を終了し、カラオケに向かいました。

・・・・現状に対する危機感と目標と具体的施策が
大幅にずれている点は、本人たちも気付いてます。
気付いて、あえて目をそらしてます。

花ざかりの君たちへ

2007年09月22日 04時18分25秒 | テレビ鑑賞
■花ざかりの君たちへ~イケメン♂パラダイス~
■のりぞう的2007年夏クール3位
■火曜夜21時放送
■出演:堀北真希、小栗旬、生田斗真、水嶋ヒロ、紺野まひる、上川隆也
■ストーリ
 アメリカ育ちの帰国子女・芦屋瑞稀は、中学生時代に将来を有望視
 されていながら、ある事件をきっかけに跳べなくなった走り高跳び選手
 佐野泉をもう一度跳ばせるため、男子生徒になりすまし、佐野の
 通う全寮制男子校に編入する。同じクラスのサッカー部員、中津秀一
 や佐野と親しくなり、3人は親友に。しかし、中津はいつしか瑞稀に
 恋心を抱くようになり、また佐野も。

■感想
 全国からイケメンが集まってくる学校だそうです。
 ・・・・どんな学校だよ!!
 ってか、イケメンが一体、どこにいるんだよ!!
 と突っ込みどころ満載のドラマですが、所詮、ドラマなんて
 作り事の世界だものねー。そもそもマンガ原作だし。
 「ありえない設定」を楽しめるか、にかかってます。

 ワタクシはこのドラマ、非常に好きでしたが、正直、いつも
 録画したドラマの半分は早送りして見てました。
 クラスメイトや寮生のイベントは、みんなが我も我もと
 騒いでいてうるさく、長くは見続けられませんでした。
 しかし、堀北さん、小栗さん、生田くんの三人が絡む場面は
 きちんとストーリがあったため、じっくり落ち着いて鑑賞。
 それぞれがさすがの演技で、自分の役柄を魅力的に
 楽しそうに演じていて、見ていてしみじみと三人の関係が
 羨ましくなっちゃいました。
 何より好きだったのは、毎回恒例の「中津、心のひとり言、
 ひとり突っ込み」演技のシーン。オーバーリアクションで
 語る内容を表現する生田君のコミカルな演技の巧みさに
 いつも感心しながら見てました。このシーンだけ、永久保存版として
 残しておきたいぐらい好きです。さすがにしませんけどね。

 でもって、最終回。
 ヒロインは女性だとみんなに知られてしまったため、
 学園を離れてアメリカに戻ることになるのですが、
 涙、涙の別れの場面での掘北真希ちゃんが大変、印象的でした。
 鼻の頭を真っ赤にして、涙をぽろぽろと流す姿がかわいくて
 かわいくて。ここは「演技」じゃなかったんじゃないかな。

 そして、上川さんがキャラメルボックスで多く演じてるような
 突っ込み気質の保健医を熱演。オーバーリアクションで
 がつがつ突っ込んでました。絶対、アドリブ連発だったはず!
 生き生きと楽しそうに演じてました。学園の「イケメン」たちより
 数十倍、かっこいい保健医でした。こんな保健医がいたら
 風邪ひこうが、腹痛がひどかろうが、病院になんか行かずに
 保健室に行っちゃいますわ。

 ドラマとしては今ひとつだったような、イベント絞って
 30分にしちゃってもちょうどいいような、そんなぬるい
 ものでしたが、でもやはり3人の関係は、というより
 中津の片想いが切なくて、そこは思う存分楽しみました。
 ワタクシの中ではこのドラマの主役は中津(と保健医、梅田)です。 

文章力の限界

2007年09月22日 03時32分19秒 | 日常生活
ここ数日、気がつけばたまっていた読書感想の記録を記すことに
一生懸命になっていましたが、日常生活も大変面白いことになっています。
ここ数日、斜め前の席に座っている先輩と
あえてメールで交わしている会話が大変面白く、
のりぞうの最上の娯楽となっております。

まあ、その根底には、突っ込まなきゃやってられませんよ、
というような事態が相次いでいるという現実があるわけですが。
楽しいのでヨシとします。

しかし、いかんせん、突っ込みが生々しくて
ワタクシの筆力では、オモシロくお伝えする自信がありません。
こんなにオモシロイのに・・・。
どれぐらい伝わりにくいかは、本日のやりとりでの
先輩のシメの一言をご紹介すれば分かっていただけると思います。

  「○ねばいいのにね。」(原文儘)

・・・センパイ。ブラック過ぎます。
でもその突き抜けた感じに正直なところは大好きです。

フェアリースノーの夢 /松本 祐子

2007年09月20日 21時17分52秒 | 読書歴
■フェアリースノーの夢 /松本 祐子
■ストーリ
 「どうやったら、植物の声が聞けるようになるの?」
 「耳をかたむけるのよ」
 20年に1度、花ひらくフェアリースノー。それは未来の夢を
 見せてくれる花だった。「未散と魔法の花」シリーズ第3弾。

■感想 ☆☆*
 第1作「リューンノールの庭」と
 第2作「ブルーローズの謎」の感想はコチラ。

 ファンタジーらしくないファンタジーの第三弾。
 今作品では叔母さんの影は更に薄く、焦点は今までよりも一層
 未散にあてられる。夏休みも叔母さんの家で過ごすことが
 できずに、塾へ通う未散は魔法とは無関係のように見える。
 というよりも、今作品では、未散の周囲の環境が騒がしく
 魔法修行どころではないのだ。大人になる、ということは
 自分の興味あることだけに神経を集中させることなんて
 できなくなることなのだろう。
 自分自身の未来のことにも不安はたくさんある。

 だから未散はフェアリースノーに興味を示す。
 未来を見たい、できれば花が見せてくれる未来の中に
 遠く離れることになる大好きな男の子と
 一緒に過ごしている自分の姿を見たい。
 しかし、彼女が見るのは自分の姿。
 ひとりで前に進んでいる自分の姿だけだ。

 ラスト、指南役の叔母さんも遠くに旅立つことになり、
 未散はひとりになる。いつまでも同じ環境にい続けることは難しい。
 変化は必ず訪れる。分かっていても、一抹の寂しさを感じるラストだった。

子どもたちは夜と遊ぶ(上) (下)/辻村深月

2007年09月20日 00時12分06秒 | 読書歴
■子どもたちは夜と遊ぶ(上) (下)/辻村深月
■ストーリ
 同じ大学に通う浅葱と狐塚、月子と恭司。彼らを取り巻く
 一方通行の片想いの歯車は思わぬ連続殺人事件と絡まり、
 悲しくも残酷な方向へ狂い始める。掛け違えた恋のボタンと
 絶望の淵に蹲る殺人鬼の影には、どんな結末が待つのか?
       毀れた絆と哀しい片想い
    深い闇を湛えた連続殺人事件が始まる・・・。

■感想 ☆☆☆☆
 上下巻を息もつかずに読み終えた。
 推理小説としてではなく、恋愛小説として。
 まさに「掛け違えた恋のボタン」の話だ。

 幸せになれたはずなのに、ちょっとした保身や恋愛特有の
 弱気な気持ちが未来を変えていく。長い長いプロローグとも
 言える上巻には、いくつもの伏線が張られていて、怒涛の
 ストーリ展開が行われる下巻では、分かっていく真実や
 人が抱えていた想いとその結果、現れた行動の種明かしに
 ちょっとしたカタルシスを味わうことができる。

 そして、すべてが分かった後、どうしようもない哀しみに
 身を包まれる。あのとき、誰かが自分の思いを口にしていれば。
 先のことや周りのことなど考えず、思いを伝えていれば。
 そうすれば、救えたかもしれない人がたくさんいる。
 そのことが哀しい。
 想っているだけではだめなんだ。愛は地球を救わない。
 その愛情をきちんと口にしなければ。行動で示さなければ。
 人に伝わってこその想いなんだと思った。