のりぞうのほほんのんびりバンザイ

あわてない、あわてない。ひとやすみ、ひとやすみ。

セクハラ禁止!

2007年09月27日 20時52分40秒 | 日常生活
昼休み、隣の席の上司から新人と飲んだという報告を受けました。
上司行きつけの飲み屋に新人2名が居合わせたそうです。

・・・・新人、店のセレクトが渋いなぁ。
思わず感嘆。

「もしかすると、その子達と会ったときに
 俺から変なことされたって言われるかもしれんけん
 先に言っとこうと思って。」

・・・・もしもーし。
新人がのりぞうに訴えるようなことをされたんですか?
一体、何を?!

「いやー、やらしい茄子を無理矢理食べさせたんよ。」

やらしい茄子?!



・・・って、どんな茄子?
言葉からにじみ出るいかがわしさに思わず条件反射で
興奮してしまいましたが、具体的にどんなの?!
想像がつきません。
もしや、形がとてつもなく破廉恥に育ってるんでしょうか。
それとも色艶がいい感じにムラムラ?
どんな茄子?!

思わず妄想に突っ走るのりぞう。
気もそぞろに相槌をうちます。

「はあ。やらしい茄子を。無理矢理。
 ・・・・いやらしい茄子?」

上司から往復びんたされそうになりました。
あきれ果てたため息を深々とつかれました。

「大丈夫か?やらしい茄子じゃなくて、からし茄子、ね。
 しっかり聞きなさい。まったく。。。。
 大体、やらしい茄子って何なんだ?!」

あ。やっぱり聞き間違いですか?
そらそーですよね。
のりぞうもうすうす気付いてました。
ただ、やらしい茄子という言葉のなんとも言えない、
いかがわしい響きが素敵なんで、つい。
そーかい、そーかい。本当に聞き間違えかい。

・・・ち。つまらん。
だって、上司が意味深に会話を始めるからさ。
責任転嫁はのりぞうの数少ない得意技のひとつです。

校庭に、虹は落ちる/赤川次郎

2007年09月27日 20時34分10秒 | 読書歴
■校庭に、虹は落ちる/赤川次郎
■ストーリ
 まさか、あんなことが起こるなんて思わなかった。あふれだす血、
 動かない体。信じたくなくて、認めたくなくて、私は時間を止めた。
 すべてが変わってしまう前の、幸せな時のままでいたくて。
 ある事件をきっかけに「走ること」をかたくなに拒むようになった
 高校生、朝野さつき。
 「学校」という閉鎖社会で、純粋さゆえに追いつめられ傷つけられる
 者たちのせつなすぎる物語。

■感想 ☆☆☆
 実際に起こった「女子高生校門圧死事件」をもとに学校や
 教師の歪みを捉えた作品。赤川さんらしく、物語は読みやすく
 デフォルメされている。また、悲惨な事件が続くにも関わらず
 読後は爽やかだ。
 登場人物たちは学校によって負った傷と正面から向き合い
 前に進んでいこうとする。乗り越えようとする。
 やや、安易だな、と思う展開はあるものの、この爽やかな読後感が
 赤川さんの若者に対する「期待」「希望」なのだと思う。

 「校門圧死事件」の後に起こった「教師の罪、減刑のための
 署名運動」など、一連の出来事は現実世界も思い出させ、
 かなりやりきれない思いも蘇ってきた。
 現実世界は赤川作品のように爽やかに全てがすっきり解決!
 というわけにはいかない。だから私は疲れたときに
 赤川作品が読みたくなるのだと思う。