のりぞうのほほんのんびりバンザイ

あわてない、あわてない。ひとやすみ、ひとやすみ。

結婚したかったんです

2016年05月16日 18時00分17秒 | 日常生活
週末はグランドハイアットにお泊りでした。
ここ数年、定期的に愚痴を吐き出し合ったり、近況報告をし合ったりしている友人3名と長らく会えていなかったうえに、それぞれがそれぞれに忙しくてしばらくはゆっくり会えない可能性大なのです。
だったら、今のうちに一度どかんと時間を取ってゆっくり過ごしておきたいなー、と思って、衝動的にふたりを誘い、衝動的に大学時代の友人が働いているホテルにて予約をお願いして、えいやっとお泊り会を実現させました。
いつも無理を聞いてくれて、なおかつお友達価格でいろんな特典をつけてくれる大学時代の友人には大大大大感謝なのです。今回も朝食なしで予約を入れたはずなのに、チェックインしたら会員専用フロアでの朝食が付いているプランになっていました。感謝してもし足りないですよ・・・。

というわけで、久々の会合。
ひとりはやはり仕事が入っていて、22時の合流になりましたが、それでもゆっくりいろんな話ができました。22時に合流した友人はとにかく激務が続いていて、でも、お仕事大好きなのでまったく苦にはなっていなくて、仕事が楽しくて楽しくて仕方がないんだとか。心から尊敬します・・・。
もうひとりは妊婦仲間。私より2か月早くママさんになる予定です。私の周りの友人、なぜか軒並み男の子のママさんなのですが、彼女は珍しく女の子のママさんになる予定。
「うちは男の子なんだよー。男の子のママってなんだか不安だよー。」
とお伝えしたところ、盛大に
「いいなぁ!!!」
と羨ましがられました。彼女曰く「ちっちゃい子の洋服って断然、男の子のほうがかわいくない?!見てて楽しいもん。羨ましいなぁ。」なんだそうな。
親戚からは
「男の子なん!?かわいい洋服たくさん買いたかったのにー!」
と残念がられたばかりだったので、価値観人それぞれだなー、と面白く感じました。

夕食はふたりでホテルにて贅沢に和食コースをいただきました。
絶対に!自分では作らんな!こんな料理!作る気にもならんな!(←感嘆してます。)という料理の数々で、なんとも贅沢な気持ちを味わいました。自分が作らないお料理、しかも我が家には絶対出せないお料理をいただくって贅沢だなー・・・。
友人ともひっさびさにゆっくり話せて、ゆっくり時間を取ったからこそ、聞けた話もあって、やっぱり会って話をするって大事だな、と思いました。お互い母親になってしばらくは慣れないことばかりでバタバタしちゃうだろうけど、でも時間を取って会いに行きたいものです。がんばります。

当初の予告通り、22時にもうひとりが合流して、そこからは3人で近況報告会。合流した友人は仕事でものすごいステップアップを遂げていて、私までテンションがあがりました。毎年毎年着実に目標を実現し、次のステージに進んでいく彼女を見ていると、ものすごく励まされます。ホントにすごいなぁ・・・。
目標の持ち方とか、その目標の実現に向けての努力とか、なんというか人生の熱量や仕事へのスタンスが私とまったく異なるので「羨ましい」とかそういう気持ちはまったくないけれど、(そもそも私は目標を持って臨む、ということすらしていないからなー。)同年代の友人が身近なところで頑張ってる姿を見ると、素直に嬉しくなりました。(でも、刺激は受けません。私はガンバリマセン。)

ゆっくり色々と話していると、友人から
「今やけん聞くけど、そもそもノリって結婚したかったの?」
という質問を受けました。

結婚・・・したいっていう願望をなかなか素直に口に出せなかったけれど、結婚したかったかな。私、ひとりで過ごすのって苦手だし。

と答えたところ、もうひとりの友人からはものすごく驚かれました。
「ひとりでも全然、平気そうなのに。」

そうなんです。私ってば、どうもものすごく淡白な印象を周囲の方々に与えていたみたいで、同期からはことあるごとに「ひとりでも十分に楽しそう。」「人を求めてなさそう。」と言われ続けておりました。確かに読書や映画鑑賞、手紙や文章を書くこと、など好きなことがほぼすべてひとりでできることばかりなので、ひとりでもまったくもって楽しく過ごせるんですが、これって結局「卵が先か、鶏が先か」だったんじゃないかな、とも思うわけです。ずっとひとりで過ごしてきたから、ひとりで過ごすことが得意になってしまっただけなんじゃないかなー。
あとは「ひとりが苦手」だからこそ、誰かに気持ちを預けすぎないように気を付けていた気もします。好きな人ができたら、その人に全力で自分を預けちゃう自覚があったので(自分で書いてても、重い女だな・・・と思うわけで。)そうならないように意識し過ぎた結果、反動が付き過ぎて変に淡白になったのではないかと。
でもずっと「好きな人」は欲しかったかな。(途中、なんか色々と迷走を繰り返して「好きな人」が欲しいのか「結婚相手」が欲しいのかを見失いかけましたが。)
「好きな人」がいて、その「好きな人」と支え合って生きる人生って楽しそうだなー、とずっと思っていました。

夫さんに出会えて、夫さんが私の気持ちを受け止めてくれて、本当によかった!

そんなわけで女友達と三人で色々話して、ゆっくり過ごして、改めて夫さんの有難みも実感できました。楽しい週末だったなー。