のりぞうのほほんのんびりバンザイ

あわてない、あわてない。ひとやすみ、ひとやすみ。

善き力に我囲まれ

2015年07月30日 23時36分50秒 | 教会生活
今日は恩師の誕生日だということをふぇいすぶっくさんが教えてくれました。
昨年2月、静かに旅立った恩師の葬儀には教会に入りきれないぐらいの教え子や教師仲間が集まり、みんなで早すぎる恩師の死を悼みました。

ほぼ毎日かつての教え子と飲み歩いていた恩師。
教え子と飲み歩く店は、やはりかつての教え子のお店でした。
素面のときも酔っぱらったときもあまり変わらずひょうひょうとしていて、会うといつもおどけた顔で「元気しとうとや~?」と気遣ってくれました。
いつも教え子に囲まれていました。
私のはるか上の世代の先輩方も、現役の高校生もみんな恩師をあだなで呼んでいました。

偉そうなことも難しいことも一言も口にせず、ただただそっと寄り添ってくれる恩師でした。
そして、寄り添ってくれていることを決して気付かせないようにするシャイな恩師でした。

葬儀では、恩師が好きだった讃美歌をみんなで歌いました。

 善き力にわれ囲まれ
 守り慰められて
 世に悩み共にわかち
 新しい日を望もう

 過ぎた日々の悩み重く
 なおのしかかる時も
 さわぎ立つ心しずめ
 み旨に従いゆく

 善き力に守られつつ
 来るべき時を待とう
 夜も朝もいつも神は
 われらと共にいます

 たとい主から差し出される
 杯は苦くても
 恐れず感謝をこめて
 愛する手から受けよう

 輝かせよ主のともし火
 われらの闇の中に
 望みを主の手にゆだね
 来るべき朝を待とう

 善き力に守られつつ
 来るべき時を待とう
 夜も朝もいつも神は
 われらと共にいます


私はぶろぐで日々のあれこれを綴っているくせに、こまめではないためにインターネットを利用した交流がとても苦手で、友人や知り合いの近況を親切に教えてくれるふぇいすぶっくさんともまったく仲良くなれていないのですが、今日はふぇいすぶっくさんに登録していてよかったな、と思いました。酔っぱらった先生が教え子に私を検索させて「呑みようと。なんかよくわからんけど、承認しちゃらんね。」と友達申請してくれた日のことを懐かしく思い出しました。

この讃美歌、私の尊敬する友人のお母様も「大好き」と言っていた思い入れの強い曲です。思い入れが強すぎて、「できれば結婚式で歌いたい。」とお願いし、牧師から「だいじょうぶかー?!あんたのいちばん苦手分野が詰まった歌詞やけど?!」と大いに驚かれました。

そうでした・・・・。
私ときたら、いつだって周囲に「できることならします。できないことはできません!」と強く宣言しているほど、「無理をしない」ことに固執してしまっているのです。とてもじゃないけど、苦い杯を受け取れない。飲み干せない。と、あたふたしましたが。憧れるだけならただだもんねー、と開き直りました。

恩師も友人のお母様も。
どちらもそっと人に寄り添う素敵な方々でした。
そして、言葉ではなく、行動で希望を語る方々でした。
ふたりは今も私の憧れです。

なつやすみ楽しみました

2015年07月30日 20時27分49秒 | 教会生活
教会デイキャンプに参加しました。
今年は総勢40名以上、ちびっこも20名以上集まる大盛況ぶり。
我が甥っ子君と姪っ子ちゃんも参加し、一日楽しく遊びました。
(でも姪っ子ちゃんはお弁当の時間と水遊びの時間以外、ほとんど寝て過ごしていたような・・・。手のかからないできた子です 笑。)


今回のデイキャンプ、山場は「おべんとうのじかん」でした。
参加者はおにぎりと好きなおかず1品のみを持参し、全員で分け合おう!というプログラム。持ち寄りランチ会のようなイメージです。お弁当として持ってこれる人気メニュー、というわけでウィンナーや卵焼き、ハンバーグや鶏のささみなど、同じメニューが何品か集まってそれぞれの家庭の味が分かったり、普段、作っているものも味付けがまったく異なって、でもそれも思いの外美味しくて驚いたり、わいわいがやがわ賑やかにお昼を楽しめました。

甥っ子君は元来、人とものを分け合うのがとても苦手で「いっぱい食べていい?」とついつい聞いてしまう子なのですが(今回もお弁当前にずっと聞いてました。そして、「いただきます」まで待ちきれず、おかずを目の前まで持ってきてにらめっこしてました。「まだよー。」と7回は言いました。)たっくさん集まったおかずに興奮しつつも、ちゃんと自分の食べる分だけ、好きなおかずを選んでました。そして幸せそうにおかわりしていました。さっきまであんなに「いっぱい食べていい?」と言っていた妹さん作成の卵焼きには見向きもせず、他のママさんが持ってきたスパゲティサラダに夢中でした。でも、「全部食べる」なんて言い出さず(言い出しかねないのです。)ちゃんと自分の食べる分だけお皿に入れて、で「もっかいたべていい?」と聞いてきたあたり、なんていい子なんだ!!とおばちゃんはめろめろでした。(甘いのはちゃんと自覚しています。)

それにしても楽しかった。
みんなでわいわいお弁当。
すごくすごく楽しかったです。
そして、ちびっこの力って偉大だな、と思いました。
ちびっこがいるだけで、その場の空気が賑やかになる。(ま、時に賑やかになりすぎますが・・・。)
その賑やかな空気の中にいると、無条件で笑顔になれる気がします。

そして水遊びは最強だな、と毎年毎年思います。
水遊びだけで、ちびっこは十分に楽しそうにわいわいと遊び倒せます。1歳2歳のちびっこちゃんもひとりでぱしゃぱしゃぱしゃぱしゃ飽きもせずに繰り返していて、水の感触が面白いんだろうな、心地いいんだろうな、楽しいんだろうな、と微笑ましく見守り続けました。楽しそうに遊んでいる姪っ子を見ていると、私も十分に楽しい。
ひたすらに楽しそうに水遊びを楽しんでいた姪っ子ちゃん。
一方、甥っ子君は水着を忘れた(と妹さんが思い込んでいた)ため、洋服で池に入る必要があり、ひたすらに躊躇ってました。洋服・・・汚れるのいやかも・・・でも、水遊びは楽しそうかも・・・・と逡巡した結果、彼が出した結論が
「ねえね、あそこに入ってみて。」
というもの。どうやら、他の人に入ってもらって安心したかった模様。甥っ子君のこの不器用な立ち居振る舞いがかわいいやら切ないやら(なんとなく自分を見るようで切なくなるのです。なんとなく一番目ゆえの不器用さじゃないかなー、と親近感を感じるような「苦労するよ?」と励ましたくなるような。)とにかく甘酸っぱい感覚を楽しみました。

最後は総まとめ。みんなで今日の感想を言い合いました。
「おなかいっぱいのときってどんなかんじ?」
という牧師の質問に一番に応えたのは甥っ子君。

「うれしい。」
という素直な回答が胸にすとんと落ちました。

そうだよね。
ごはんたべてお腹いっぱいになるって嬉しいんだよね。
みんなでお話しながらごはん食べるのも嬉しいんだよね。
誰かとお話しながらごはん食べると、嬉しいがどんどん増えるんだよね。

普段は人見知りっ子だったり、本番に弱かったりする甥っ子君がたっくさん人がいる中で嬉しそうに得意そうにがしがし自分の意見を言っていて、そういう姿を見るのも楽しかったなー。すごくすごくかわいかったです。(おばばか・・・・。)

帰り道、甥っ子君は
「たろくん、ねちゃう・・・。」
と小さくつぶやいて撃沈。
車に乗って3分後ぐらいの出来事でした。
そうだよね。楽しかったけど、疲れたよね。
楽しかったから、疲れたんだよね。

というわけで、おばさんも心底疲れ果てました。
買物や引っ越し準備やらを済ませ、我が家に帰り着くや否や玄関先でへなへなと倒れ込みました。
いやー、普段、ほとんど日の光を浴びない生活をしているだけに、太陽と触れ合うと確実に体力を奪われます。

・・・・今年の100キロ、大丈夫かなぁ。不安です。