のりぞうのほほんのんびりバンザイ

あわてない、あわてない。ひとやすみ、ひとやすみ。

目指せ!明け方の水巻駅!2015

2015年07月13日 21時57分25秒 | 100キロウォーク

ウォーキング練習に参加してきました。
今回は昨年も経験した「夜の博多駅を出発して水巻を目指そうぜ」というコース。
20時半に博多駅を出発し、約50キロ先の水巻を目指して歩き続けていると、見事に睡魔に襲われ、眠気と死闘を繰り広げているうちに朝を迎える、という心がささくれ立つこと間違いなしのコースです。
昨年、このコースの練習を通して「夜通し歩く」ことのきつさを経験した私は、自分がとことん夜に弱い性質だということを知りました。自覚しました。

今年はぜひともリベンジしたい。眠気に打ち勝ちたい。
と、やる気満々で会社に出社しました。
去年は夜間ウォークを甘く見ていたため、出社時にはヒールを履いており、博多駅出発時点でヒールからスニーカーに履き替えました。しかし、そのヒールの重さにダメージを受け、疲れてしまったため、今年は絶対にヒールを持って歩くなんてことしない!何が何でもスニーカーで出社してやる!と息巻いた結果、出社時の服装は白のTシャツに茶色のショートパンツ、白のショートソックスにスニーカー、という「あなた・・・今日、仕事する気ないですよね?もう気分は「夏休みのちびっこ」ですよね?」と問いただされてもおかしくない出で立ちとなったのでした。
実際、周囲の先輩や後輩からは少し遠慮がちに「なんか・・・今日の恰好って・・・夏休みの小学生っぽいですよね。」と指摘されました。戸惑わせちゃってごめんね。会社生活にそこまで違和感を与える格好とまでは思ってなかったのよ。

でも、後輩さんたちを戸惑わせた甲斐あって、今年は荷物が肩に食い込む、という事態は免れました。すごく歩きやすかったー!そして、それはチームメイトにいただいたリュックのおかげだと思うのです。新しいリュックさんが私の背中でものすごーーーーーーーーく大きな支えとなってくれました。どっしりとした安定感が半端なかった!ヒールが入っていないとはいえ、女子の必需品的荷物を諸々入れると、そこそこの重さになってしまったため、歩く前はとっても不安だったのですが、歩いている間、まったく重さを感じさせない素敵リュックでした。すごい!機能的なリュック万歳!

そんなリュックさんの後押しもあって、今年はまったく(・・・とは言えませんでした。でも!昨年と比べると飛躍的に)睡魔に打ち勝てた時間の多い練習でした。
「眠くなるってことは、少しスピードが遅すぎるんじゃないかな?」
というアドバイスをどなたか(っておそらくキャップ)にいただいたため、今年はひたすらに「速足歩行」を意識し、先頭を歩きましたが、そのおかげで楽しくみんなとお話しながら歩けました。
そのおかげで、私が天使と信じてやまないウォーキング仲間さんからは
「のんちゃんもみんなと一緒に歩けるようになったんだねぇ・・・。」
とお褒めの言葉を預かりました!・・・と、ついさっきまで思っていましたが、よくよく考えると、この言葉、まったくもって褒め言葉ではないような。

でも、いいのです。細かいことは気にしないのです。
なにせ眠気と戦わない夜間ウォーキングを体験できたのです。ストレスレスな夜間ウォーキング万歳!
キャップの(たぶんキャップ。・・・あれ?もしかして婚約者さんだったかな?)アドバイスがあまりに的確でびっくりしました。

とはいえ。
やはり夜に弱いことに変わりはなく、明け方のマックにたどり着き、ソファに座りこんだ瞬間、ぐっすりと眠りこんでしまいました。座った後のことを何も覚えていません。「おやすみ3秒」どころか「おやすみ」から1秒もかかっていませんでした。むしろ、「おやすみ」を追い越さんばかりの早さ。

マックのソファが気持ち良くて気持ちよくて、目覚めた時には頭すっきり!
・・・いや、そんなことないかな。若干、(いや、かなり)ぼーっとチームメイトの談笑に聞き入ってました。ジョシの声って疲れた心に優しく寄り添ってくれるんだなー、と聞き入ってました。(でも、何を話しているのか、内容はこれっぽっちも頭に入ってませんでした。要するにぼーっとしてたんだと思われます。)
それにしても、チームメイトのみんなは夜通し歩いて、体力も消耗しているはずなのに、そんな様子を微塵も見せることなく談笑しているわけで。・・・かっこいい大人たちだなぁ、と明け方のマックで感嘆しました。

と、私が天使だと信じてやまないチームメイトさんが美しい朝焼けの様子を教えてくれたため、大急ぎで外に出たのでした。
そこに広がるのはたおやかな色合いの朝焼け。
これから照り付けだすであろう朝日がお昼の力強さを微塵も見せず、優しく優しく朝の空を染め上げようとしていました。綺麗・・・。
絵の具が滲み出たような色合いが夜と朝を橋渡ししていて、私は白と黒とできっぱりと分かれた世界よりもこうやって少しずつ夜と朝がまじりあい、同じ時間帯に同居しているような世界観が好きなんだな、ということをしみじみと感じ入ったのでした。あの風景は本当に本当に大好きでした。

私の腕前ではあの美しさを閉じ込められるわけもないため、写真を撮るなんてはなから思いもよりませんでしたが、私に朝焼けの存在を教えてくれたチームメイトさんはしっかりとあの美しさを切り取ることができていて、カメラと仲良くできる人っていいなぁ・・・と羨ましくなりました。
できることが多い人っていいなぁ・・・。

そんなこんなでマックでの休憩も終わり!
これから仕事に向かうチームメイトさんと体調不良の幼馴染(・・・ホントにいつも自分勝手に歩く幼馴染で申し訳ないのです。まったくもって寄り添うことができていない・・・。余裕がなくて自分のことばかり、ごめんよー!と、こんなところで謝ってみる。白々しいったら!)とはここでお別れです。

ここからは朝日の中、一路水巻へ!
夜間ウォーキングは「非日常」ゆえの楽しさですが、非日常の後だからこそ、朝日輝く明るい日の光の中のウォーキングは楽しさもひとしおだなぁ、と思います。「明るい」って、それだけで力が出てくる気がします。太陽の光ってすごい。(ま、こんなふうに思えるのは、今回の太陽の光がそこまで強烈なものではなかったからだと思います。やや薄曇り、でも太陽の光がきちんと見えるちょうどいい感じに明るく暖かい(やや暑い)朝でした。これ以上輝きをを放っていたら、今度はしっかりと体力を搾り取られてただろうなー、とは思います。)

そんなこんなでゴール!
と同時に、今年もへたへたとベンチに座り込みました。
ラスト5キロは後ろから人生の大先輩ウォーカー2名に追い立てられ、そして最終的には軽やかに追い抜かされました。私がへろへろになりながらゴールすると、おふたりはにこやかにハイタッチで出迎えてくれてそのままアルコールを求めて今来た道を戻って行かれました。・・・元気!その元気はいったいいずこから湧き出てくるの?と眩しく見上げました。(←まだ、へたりこんでます。)

おかげさまで、今回は久々に楽しく歩きました。終わった直後はくたくたでしたが、「少し早目」が睡魔を追い払うのに効果的やも・・・と分かったので、ぜひとも次回の練習「かほ夢運ナイトウォーク」で再度「少し早目」にチャレンジしてみたいな、と思います。
ただなー・・・。
練習で効果があったとしても、本番で「少し早目」が持続できるかというと、これがまたよくわからないのです。なにせ今回の練習は50キロ弱。本番は100キロ。100キロも「少し早目」で歩ける自信が今のところまったくないわけで・・・。ガンバリマス。