のりぞうのほほんのんびりバンザイ

あわてない、あわてない。ひとやすみ、ひとやすみ。

聞こえてないことにしよう

2015年07月28日 17時54分39秒 | 日常生活
結婚式の準備やら、その後の食事会の準備やら、前撮りの準備やらに加えて、引越しの準備も進めています。
欲張ったもんだなー、と今の私なら思うわけですが、婚約者さんは残念ながら有給休暇が取りにくいため、それならいっそお盆休みに引っ越してしまおう!と思い立ったのです。(←私が)
結婚式終わった後にシルバーウィークなるものがあるため、そこで引っ越せないこともないかなー、とも思ったのですが、かるーく旅行にも行きたいし、何より結婚式終わった後にまた実家に帰るのってなんとなく寂しいなー、と思ったのです。(←私が)
と、いうわけで、私の前のめりの思いばかりで引っ越し日程を決めました。(でも、きちんと婚約者さんの了承は取りました。・・・って当たり前か。偉そうに報告するまでもありませんでした。)

それにしても。
よく婚約者さん、この日程でおっけーしてくれたなー。
と思わず感嘆してしまうほど、引っ越し準備は色々と大変でした。
(正確には前撮りやら結婚式前のカウンセリングやら食事会場の打ち合わせやらの合間に引っ越し準備をするのが大変。ごめんね、ほんとに色々。と心底、思ってます。)
でもって、うっかり「でした」と過去形で書いてしまいましたが(たぶん願望)引っ越しまでまだ2週間ほどあり、今も絶賛準備中です。(←婚約者さんが。ホント申し訳ない。)
私は実家暮らしなので最悪、パンツと化粧落としさえ持って行き、後は少しずつ移動させる、なんてことも可能なのです。(でも本だけは早急に移動したいところ。できれば手伝ってくれる人たちが捕まえられそうなお盆休み中に移動させたいところ。と、これまた自分勝手な理由で考えています。)

そんなこんなでいろんな準備を粛々と進めている中、母上から「おばあちゃんちにある食器で使うのがあったら、使っていいらしいよ。見に来てみて。」と伝言を承りました。

祖母は現在、施設に入居しているため、祖母が長年住んでいたおうちは長らく空き家となっています。実はそのおうちを私たちの新居として使わせていただく予定です。ただ、そうなると祖父や祖母が利用していたものをいったんきちんと片づける必要があり、現在、両親が絶賛、祖母の家を片付けてくれています。(足を向けて寝られない方角がいたるところに増えています。)
一家族が生活していた家を片付けるというのは大変なことで、手伝っている母上が「落ち着いたら、絶対、断捨離する!」と断言するぐらい、たっくさんの荷物が出てきました。
その荷物を選り分けて、もう利用することはないだろう、というものは処分したり、思い出や思い入れのあるものは残して我が家に引き取ったり、ホントに色々色々色々大変で、最近の父上は毎日汗だくの作業です。(も、ホント申し訳ない。芸がないことこの上なしですが、この言葉しか出てきません。)

で、私たちも食器や台所用具で使えるものは使ってもいいよ。というのが母上のお声かけの主旨。
「実は期待していました。」と見に行ったところ、食器棚に入っていた食器以外にもダンボール3箱分の食器が倉庫に眠っていました。びっくりした・・・。
そういえば、祖母は食器が(特に父上が就職した食器会社のものが)好きだったなー、と懐かしく思い出しました。祖母の好みと私の好みはかなり異なるので、どれもが「好き!」というものではありませんでしたが、祖母が利用していただけに、なじみがあり、「捨てるのは寂しいなぁ・・・」と思ってしまい、ついつい「じゃあ、これはいただこうかな。」と「取っておく」カテゴリに引き寄せてしまうものが多く、気付けば新婚家庭とは思えないぐらい渋い和風食器がどどんと増えました。断捨離ってどこの国の言葉だっけ・・・。

食器棚、しばらくは購入しなくてもいっか、食器少ないし!と思っていましたが、うーん・・・どうしようかなぁ、必要かもなぁ、と迷い始めています。でも、食器棚を配置できる箇所がどこにもないしなー。うーん。。。
と迷い中。
でも、まずは引っ越し終えることを最優先課題とします。二兎なんて追っちゃダメダメ。

ちなみに。
たっくさん食器引取が決定した日、婚約者さんは扉の陰からこちらを伺いながら
「こんなに食器があるってことは、つまり・・・。
 美味しいおかずもたくさん出てくるんだろうなー。」
とこちらに聞こえるように呟いていました。


・・・なんたるひどいプレッシャー!
とプリプリしましたが。
よくよく考えれば、あの言葉、頑なに聞こえないふりをしておくべきだったな、と激しく後悔中です。