のりぞうのほほんのんびりバンザイ

あわてない、あわてない。ひとやすみ、ひとやすみ。

BOSS

2011年07月06日 22時24分44秒 | テレビ鑑賞
■BOSS
■のりぞう的2011年度春クール1位
■木曜22時 フジテレビ放送
■出演
天海祐希、竹野内豊、戸田恵梨香、玉山鉄二、温水洋一、溝端淳平
ケンドーコバヤシ、成海璃子、長谷川京子

■脚本:林宏司
■感想 ☆☆☆☆☆
かっこいい!
この一言に尽きます!
最初から最後まで大大大大大満足で見終えたこのドラマ。
前回の「BOSS」も本当に大大大大大好きだったので
続編が作られると聞いた時には「嬉しい!」と喜んだのと同じぐらい
「でもなー。続編で変な風にあの世界観が壊れちゃってもいやだなー。」
と第一作目が大好きだったからこそ、の不安も感じていたのです。
その不安、嬉しいぐらいに吹き飛ばされました。
今回も「やっぱり大好きー!」と思わず叫びたくなるぐらい大好きな作品でした。

前作の世界観はそのままでコメディ部分は更にパワーアップ。
登場人物のキャラクターも崩されることなく、その魅力が更に追求され、
その一方で、一作目ではお茶目な部分少なめのシリアスキャラだった登場人物たちも
人見知りしてたけど、ようやく慣れてきた転校生のように
少しずつ少しずつ素の部分が垣間見えて、チームワークはより強固に。
前作以上に痛快な作品でした。

その痛快さは、やはり天海姉さんのぶれないリーダー像によって
作り出されているんだろうな、と毎回毎回、天海姉さんにほれぼれと見惚れていました。
男気あふれるチームの采配がとにかく素敵。
けれど、豪快なだけというわけでもなく、
部下のいいところも悪いところも細かいところまできちんと見ていて
その変化にきちんと気付いてあげるところとか
折に触れ、さりげなく部下に声かけするところとか
部下のいいところはすぐに手放しで褒めてあげるところとか
そういう繊細な思いやりも持ち合わせているリーダーで
とにかく素敵だな、かっこいいな、と思いながら見ていました。

メンバーもみんな変わらずおもしろく愉快な面々でした。
溝端さん、玉山さんのイケメンコンビは、前作より天然度合い増加。
玉山さんはその残念っぷりが、溝端さんはその空回りっぷりが
それぞれキュートでうっかり母性本能をくすぐられそうになりました。
二作目から登場の長谷川さん、成海さんの美人さんコンビも
この濃いメンバーの中に、ナチュラルに溶け込んでいて存在感たっぷり。
長谷川さんに関しては、いつも若干、「演技が苦手だわ・・・」
と思いながら見ていましたが、今回はキャラが秀逸で苦手意識なく見られました。
我関せずにマイペースを貫き、
周囲の人たちをちょっぴりイライラさせてしまう困ったさんは
絶妙な間あいが面白く、長谷川さんによく似合ってたと思うのです。
何より、彼女がまばゆいばかりに美しくて、毎週、眼福の1時間でした。
成海さんも本領発揮の毒舌キャラを楽しそうにのびのびと演じてた気がします。
こういう役が本当によく似合う!(というか、好き。私が。)

でもね、今回の私のクライマックスは
なんといっても田中圭さんが取調室にたてこもる第7話でした。
犯人が提示する「相棒」というキーワードから
それぞれが思いだす過去の「相棒」にまつわるエピソード。
中でも野立参事官演じる竹ノ内さんと天海姉さんの過去エピソードは
そこはかとない恋愛感情を思わされて、思わず大興奮で心ときめきました。
恋愛感情がありそうでなさそうなふたりの関係。
オープニングで絵里子が野立に身を寄せて囁くところなんて
いやいや!同期で仲良しにしたって、親し過ぎるよー!
めっちゃお似合いだよー!と思っていましたが、
やっぱりそうだったんだー!!と嬉しくなりました。

でも、ここで恋愛方面に話を進めるのではなく
そのつかず離れずの関係のまま、
お互いへの揺るぎない信頼や尊敬をベースに「仲間」のラインを超えない
ふたりの関係がもどかしいけれど、好きだったな。

本日の特別ゲストは甥っ子君でお願いします。

2011年07月06日 07時36分18秒 | 日常生活
妹一家が自宅に戻って行きました。
期間限定で六人家族だった我が家も、本日から三人家族に逆戻りです。
我が家で一番の淋しんぼうの母上は、今朝、出勤前の短い時間に
何度も何度も「淋しいねぇ。淋しいねぇ。」と言い募り、
私の夢には義弟君が特別ゲストとして出演し、どや顔で私の唐揚げを食い尽くしていました。



・・・なんで義弟君?
お互いに入れ違いで旅行へ行ったり
義弟君の起床時間は私の出勤後だったり、で
トータルすると、会った時間は最も少ない人なのに。
甥っ子君じゃなくて??
と、疑問に思わずにはいられませんが。


人には気配があってぬくもりがあって、それってひとつ屋根の下にいたら
直接会わなくても伝わるものなんだろうなあ、と思ったり。
やっぱり私も淋しいのかもしれんなあ、と半信半疑ながら思ったり。
義弟君の存在感は類い稀なるものがあるなあ、と感心したり。


なんにせよ。
期間限定の「六人」家族だったにも関わらず、
「三人」に慣れるには、少し時間が必要な模様。