東京-大阪 単身赴任 旅物語

2003年10月1日から2012年9月30日まで経験した単身赴任。帰省旅行の思い出と、お得情報を綴っています。

お盆帰省の定番ムーンライトながら91号【後編】

2007-08-11 05:57:00 | ムーンライトながら
ムーンライトながら91号@岐阜
往路:8月11日(土)
八O子 →東京 :中央線快速
東京  →岐阜 :ムーンライトながら91号
名鉄岐阜→新羽島:名鉄新羽島行急行
岐阜羽島→京都 :こだま593号
京都  →大阪 :快速網干行
大阪  →   :関空快速
運賃:¥1,110+¥510+¥420+¥820+¥840+¥1,110+¥950
+青春18きっぷ1回分

【前編より】結局、検札では起こされること無く、熟睡していたようであるが、どういう訳か静岡手前で目が覚めてしまった。

再び眠ろうとするが、目が冴えてしまってどうしようも無い。かといって、起きて何かをするでもなく、アイマスクと耳栓をしたまま、半分眠ったような半分起きているような状態で過ごす。

夜行列車で何が辛いかと言うと、このような中途半端な状態で過ごす時間ほど辛いものは無い。

おまけに、浜松で、外国人の一団が乗り込んできて、これが五月蠅い五月蠅い。

小生、安い旅にはリスクが付き物と割り切っている。ので、諦めの境地であるが、迷惑極まり無い。JR東海の車掌も、もうちょっと真面目に迷惑行為防止に取り組んだらと思うのだが、臨時ムーンライト運行は慈善事業と思っているのか、見て見ぬ振りである。これが嫌ならムーンライトながらには乗るなということなのだろうか?

豊橋に到着。そして直ぐに発車する。

いつもながら豊橋からの、素晴らしい快走ぶりは音で判る。心地よいレールジョイント音で、なんとか再び眠りに就いたようである。

しかし、名古屋到着の喧噪で目が覚めて、尾張一宮で、下車準備に入る。この前後から、大垣バトルに備えて、前方車両に移動する乗客が増えてくる。

岐阜に到着。ここでムーンライトながら91号に別れを告げて、名鉄岐阜駅を目指す。
岐阜で降りる
これは、昨年の春に試したルートであり、今回が2度目である。但し、今朝は、少し早めに帰宅する必要があるため、米原~京都も新幹線を利用することにしている。

18きっぷのスタンプを入れて貰って、改札を出て、歩道橋を名鉄方面へと向かう。

1年以上経過しているのに、岐阜駅前再開発工事は余り進んでいない様子である。と、思っていたら、いつの間にか名鉄岐阜駅が新装開店していた。これには少し驚いた。
JR岐阜駅名鉄岐阜駅
前回と同様、新羽島行急行(笠松から各停)に乗車する。新羽島方面の始発ということもあって、2両編成ではあるがガラガラである。
急行新羽島行き急行新羽島行き車内

ここで、持参したパンを頬張って、朝食とする。

笠松から単線になって、スピードは70~80km/hに落ちる。一気にローカル線然としてきて車窓が楽しい。
笠松
そして、岐阜羽島付近で新幹線に身を寄せるようにカーブして、終点新羽島に到着。
新羽島到着
岐阜羽島駅のエクスプレス予約対応の券売機で、e特急券を発券する。

今回も、小技を使って、特急券、乗車券とも岐阜羽島~米原、米原~京都と分割購入して節約している。特にe特急券は、正直に岐阜羽島~京都だと¥2,170も掛かるところ、分割して、¥840+¥950=¥1,790と大変お得になっている。朝食のパン代くらいは浮いた勘定である。

普段なら、始発のこだま593号にガラガラのはずなのだが、流石に、民族大移動の時期とあって、券売機にも列が出来ているし、ホームにも比較的多くの乗客が居る。

これも、大体予想はしていた。というのも、サイバーステーションで、指定席予約状況を予めチェックしていたところ、こだま593号のみ○で、7時~11時台のひかりは×、こだまは△~×となっていたからである。

よって、空いている可能性の高い、先頭車両の方に並ぶことにした。

こだま593号入線。
岐阜羽島駅ホーム
予想通り、結構混んでいる。A席、E席は、ほぼ埋まっており、乗車率は70~80%と言ったところか。名古屋始発新大阪止まりのこだまのくせにこれ程混んでいるとは、...

車両中央部に一カ所開いていたC席をなんとか見つけることができた。まぁ、これなら、隣が埋まることも無いだろうから、ゆったりとできる。

再びアイマスクと耳栓を取り出して、熟睡モードに入ろうとする。しかし、何となく眠れない。

京都到着米原到着。何人かが降りて、ほぼ同数が乗ってきたようである。

こだまと言えども新幹線。新快速とは違って、あっという間に京都に到着し、呆気なく列車から降りる。どうせ眠れないならと、ここで、ニコチンを補給して、在来線に乗り換える。

同時刻に新快速と快速が発車するのであるが、絶対座れる快速を選んで、一路、大阪まで。

関空紀州路快速大阪からは、腐れ縁の関空紀州路快速に乗車して、9時頃に帰宅する。

本日は帰省ラッシュのピークとの事。午前中の下りのぞみ自由席は乗車率200%の列車もあったようである。それを思うと、なんともスローでゆったりとした帰省旅行ではあった。

しかし、しかし、段々と夜行列車で眠れなくなってきている自分を振り返って、少なからず焦りを感じてしまう。眠れなくて、改めて昼寝をするくらいなら、時間的には決してお得とは言えないからである。

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