趣味は読書。

気ままな読書記録と日々思うこと、備忘録

気になる

2012年04月26日 | テニス
大型連休を前に、あれこれ予定を立てたのですが、
気になるは、お天気。
なにしろ、テニス合宿も予定しているのです。

今年は3月4月と天候不順に泣きました。
小雨の中プレイしたり、雨が上るの待ちながらやったり。
週末になるとお天気怪しくなって、中止も結構ありました。

一日中テニスするの???
部活みたい、と笑いながら皆楽しみにしているのです。
なので、週間天気予報は各地の予報、お気に入りにスタンバイしています。

連休の前半は、お天気良さそうですが、後半はどうでしょう?
そろそろ各社週間天気予報出る頃かな。

予報は結局予報でしかないと、よく知っているくせに、
日々、一喜一憂しています。
怪我しないで、楽しんでこれる事を祈って。。


二胡日誌 7

2012年04月25日 | 音楽
二胡、続いています。
練習するのが楽しくて仕方ないのです。
そんなこと云うと、教室の仲間に‘ヘンな奴’と思われてしまうのですが、
本当なのです。

こんなに地道な努力家だったっけ?私???

自分自身の事なのに、振り返って学生時代そんな覚えありません。
何かをこつこつやり遂げた記憶は無いですね~
受験勉強なんてすくに挫折して、本ばかり読んでいましたし・・・。
本を読むのはとにかく好きなので、何の努力も要らないし、
それに好きな本しか読まなかったし・・・。

それが、‘継続は力なり’を実感することに出会うのです。
それは、大人になり、結婚して、子育てに忙しい頃でした。
図書館の読み聞かせのボランティアを始めたのです。

子ども達と通っていた市立図書館が新しく建て直されて、
開館とともに読み聞かせのボランティアを募集したのでした。
上の子がちょうど小学校に入学の時でしたので、少しは時間に余裕ができるかな、と
応募したのです。

新しい図書館はどこもかしこもぴかぴかで、
ボランティアの応募者も本当にたくさんいました。
女性が圧倒的に多かったですが、
私のように他人の前で読み聞かせは初めて、という人から、
あちこちで経験した人から、全くの素人さんから、
仕事を持つ人、主婦、学生などなど老若男女ホントに様々でした。

月に一度の読み聞かせでしたが、毎回自己紹介するほど、
多くの人が参加表明していたのです。

ところが・・・・・・・・・
その中で、一年後に続いていたのは、私を含めてたったの2人だったのです。

二胡の話から、随分話がそれてしまいましたが、
活動を続ける大変さを、この時に学びました。
そして、続ける事が、いかに大事かということも。

この経験をしてから、とりあえず続けてみる、という事を
必ずするようになりました。

そうして始めたテニス、なのですが、
実は最初嫌がっていたのですよ~私。
暑いだの、風が強いだの、寒いだのとぶつぶつぶつぶつ云っていたのですが、
とりあえず続けてみる、ということで、やっと一年続いたのでした。

それが、嘘みたいに、テニス楽しくて楽しくて仕方なくなるのですから。

一生懸命になると、できなかった事が少しずつできたりして、
その達成感といったらないです。
自己満足の極みが、こんなにも楽しい気分をもたらすとは、思いもしませんでした。

たぶん、これはテニスとか、二胡とかだけではないのでしょうね。
子どもの頃には、なかなか味わえなかった努力の楽しみ・・・。
大人になるのもいいな、と思った出来事でした。。

収穫

2012年04月24日 | 日々のこと
我が家のハーブたち、順調です。
園芸超初心者の夫くん、頑張っています。

毎日見守るのが楽しみになって、土と植木鉢がまだあるからと、
ミニトマトも植えました。

図書館で園芸関係の本どっさり借りてきました。
こういう時に、図書館は最強ですね~
今はネットですぐに調べられるので、なかなか本を買おうとしませんが、
やはりじっくり調べるには、いつでも開ける本は重宝です。

それにしても、野菜作り、家庭菜園、ハーブ栽培と、その種類の多さにびっくり。
ガーデン関係で一棚分あって、選ぶのも迷い迷ってタイヘンでした。

ハーブの栽培は、もう少し気温が上がってからの方がいいらしくて、
この所続いた肌寒さに気をもんでいました。
「雑草は、勝手に大きくなってくれていいよな~」
と、ぽつり。

そんな中、少しずつ伸びてきた葉っぱたち、恐る恐るはさみを入れて
収穫していました~

さっそくイタリアンパセリをパスタに。


パスタの味より、パセリをよ~く味わったりして^^;
オレガノは、小さな葉っぱなのですが、とても主張していて、
さすがハーブ!という感じでした。。


『パラダイス・ロスト』 柳広司

2012年04月23日 | 
『ジョーカー・ゲーム』『ダブル・ジョーカー』に続く、
柳広司さんの新作‘D機関’シリーズ第3弾読みました!!

新聞でこの本の広告を目にした時、思わず「うれしい!」とつぶやいてました。
ファンにはお馴染みの、‘魔王’の表紙は一段とクールです。


3篇の短編と中篇が前・後編の1篇からなります。
主人公ではないのだけれど、その存在感は影のように広がり、
闇のように濃く、異能のスパイたちを率いる“魔王”結城中佐は健在です。
その絶妙な立ち位置こそが、このシリーズを面白くしているのかもしれません。

物語の舞台は各国へと移り、そしてその事は‘D機関’の存在が、
次の段階に入ったことを象徴しているように思えます。

今回、特に‘異能’という事が印象に強く残りました。
程度の差があれ、人にはそれぞれ得意としている能力がありますよね。
他人よりも上手にできたり、早くできたり、ほめられたりと、
そうして人と比べる事でその能力に気付いていきます。

ここに登場する異能者たちは、一体いつ自分の異能振りを知ったのだろう?
どの段階で知るかによって、人生随分違っていきそう・・・。

自分のその能力を読み違えていく人間の破滅も描かれていて、
とても面白く読みました。
シリーズ続いて欲しいですが、できれば映像では観たくないかな。。

バナナケーキ

2012年04月20日 | 子育て
久しぶりに娘が帰ってくるというので、バナナケーキを焼きました。
これは多分、今まで一番回数多く焼いたケーキなのだと思います。



お菓子作りにマメなわけではないのですが、結婚したばかりの頃、
オーブンを買ってもらってしまったのです。
別段特別欲しがった記憶も無いのですが、新しいモノを目に前にすると、
何故だか無性に使わなくてはいられなくなるのです。

お菓子作りの本を買い込み、そうしてケーキ作り始めたのです。

もともと食いしん坊ですし、子ども達がうれしそうにする顔を見ると
張り切ってあれこれ挑戦したりして^^;

本を見ながら何とか見よう見まねで作るうち、クッキー類よりも、
ケーキ作りのほうが好きなことに気付きました。
オーブンの中で段々と膨らんでいくのを見るのが好きなのです。

このバナナケーキは、バターと強力粉、砂糖、生のバナナをつぶして混ぜて作ります。
ベーキングパウダーも使うので、失敗無く作れます。
焼きあがってバナナの香りがほろ甘くて、しっとり美味しいです。



久しぶりに焼いたのですが、出来栄えは上々。
娘の喜ぶ顔を見て、何だか懐かしさにおそわれました。
久々のおしゃべりも盛り上がりました~

♪こんな日が来るとは思わなかった~♪



クルム伊達、藤原組優勝!

2012年04月18日 | テニス
デンマーク、コペンハーゲンで行われた、女子テニスのイーボクス・オープンで、
ダブルス決勝で第3シードのクルム伊達公子、藤原里華組が優勝しました!!

対する相手は、ソフィア・アルビドソン(スウェーデン)
カイア・カネピ(エストニア)組、2人とも180センチ前後の長身です。


カネピ選手は、東レパンパシで第1シードのウォズニアッキを下した試合を
有明で観戦したのです。
その時、サインをもらいました。
力強いストロークが今も印象深く残っています。

クルム伊達選手も小柄ですが、藤原選手はさらに小さいです。
この2人のダブルスは、見応えありそう・・・。
日本の選手の世界での活躍はとてもうれしいですよね~
せっかく優勝したのに、日本ではあまり報道されていなくて残念です。



優勝おめでとうございます!!


今週末の有明でのフェドカップ対ベルギー戦も、頑張って欲しいです!!
テレビで放送されるといいな。。

『紙の月』 角田光代

2012年04月17日 | 
物語は、銀行の契約社員として働く梅澤梨花41歳が、
一億円を横領して行方をくらましている所から始まります。

その梨花を知る、かつての同級生や友人や元恋人といった人々が
交代で登場してきます。
初めはその人たちが、梨花を語っていくのかと思っていたのですが、
そう思えたのは最初だけで、それぞれがそれぞれの物語を持っていたのです。


表紙の絵は、優しい色合いで穏やかな印象を受けます。
多分、この本に登場する女性達誰もが、こんな気持ちを望んでいたのだと思うのです。

何が、どこで、いったい変わってしまったというのだろう??
分かれ道があったはずで、どこでそれを選んだのか、
またそれを選ばなかったら、と、主人公が悔やむ場面も確かにありました。

主人公は、確かに梨花ですが、
登場してくる女性達誰もがまさに‘梨花’そのもののようで、
段々と区別がつかなくなってしまうほどでした。
それだけに、身の回りに簡単に起こりそうな事なのではないかと、
身構えてしまいます。

読みながら、買い物依存症のことを思っていました。
ダークサイドに落ちていく事と、病の境界があいまいで、
単純に病気と片付けていい物なのかよく分からなくなるのです。

依存症といえば様々あれこれあれこれいろいろあるけれど、
自分の意志で止められない事なんて
誰もが少なからず持っているものだと思うし、
だけど、確かにそれによって家族を巻き込んでしまったり、迷惑かけたり、
生活が破綻してしまったら、やっぱりどうにかしなくちゃなりません。

読みながらも、読み終わってしばらく経ってしまった今でも、
自らの生活というもの、生きてきた道筋というものを
振り返らずにはおれませんでした。

ここに登場する誰にも共感することは無かったのですが、
角田光代さんの小説を読むと、よくそういうことがあるのを思い出しました。
本来は、誰にも共感できないと面白く感じないのですが、
何故だか彼女の作品は、違うのです。
共感しないくせに、どんどんはまり込んでしまい自らを省みるという、
いつもとても不思議な体験をさせてもらえる気がしています。。



映画「おとなのけんか」

2012年04月16日 | 映画
最近映画を観に行く回数が、めっきり減ってしまいました。
一番の理由は、ああ観たい、と思う映画が少なくなったから。
そして、観たいと思っても近辺での上映が叶わない事も多いのです。

まあ、テニスばっかりしていて観に行く時間も無いという理由もありますが。

そんな中、土曜日雨でテニスが中止になったので「おとなのけんか」観てきました。

この映画、新聞記事を読んだ時から気になっていたのです。
何といっても、大好きなジョディ・フォスターが出ているし、
監督がロマン・ポランスキーなので。
洒落た舞台劇とあったので、こちらでの上映が決まり楽しみにしていたのです。

登場するのは2組の夫婦4人で、同時進行の会話劇を観ている感じです。

ケイト・ウィンスレットとクリストフ・ヴァルツ演じる夫婦の息子が、
ジョディ・フォスターとジョン・C・ライリー演じる夫婦の息子に怪我をさせてしまい、
謝罪に訪れるのだが・・・。

子ども同士のけんかの事と、親同士冷静に、友好的に話し合いは持たれたはずが、
時間が経過するうちに、だんだんだんだん話は思わぬ方向へ。

気に入らない言葉の使い方であったり、
気に食わない態度であったり、
共感できない部分が多かったりと、
自分以外の人間にイライラする原因なんてたくさんあるものです。
ましてや、解決したい話し合いが持たれた時など
お互いの言い分が先行しがちですよね~

そういった感情を表面上は取り繕って、
とりあえず笑顔を見せ合う‘おとな’を揶揄しているのだと思いました。
取り繕っていた物が壊れると、むき出しの本音が・・・。
「軽妙洒脱な会話劇」と絶賛されていたので、少し期待が大き過ぎたかな。

でも、けんかって正にこんな感情のぶつかり合いですよね~
芸達者な4人の俳優のお陰で、迫真のけんかが炸裂します。
けんかしている人間の顔ってこんなに醜いんだ・・・。
ちょっとショックで、しばらくけんかはお預けしたいです。。

『ネオカル日和』 辻村深月

2012年04月13日 | 
辻村深月さんの、初のエッセイ集読みました~

デビューから書きためた33編のエッセイとルポ10編に加え、
ミニミニ短編小説4編特別収録と、盛りだくさんな一冊です。

この本、まずは表紙の絵がとてもかわいいのです。
表紙&挿絵は、絵本作家の工藤ノリコさんによるものです。


辻村さんの興味の赴くまま、人気アニメから伝統芸能まで
日本の新(ネオ)カルチャーの現場を歩く初のルポは、写真入で楽しいです。

読んでいて、辻村さんはエッセイもキチンした感じでお書きになるんだな、
と思いました。
短い文章でも手を抜かない、読み応えありました。

読んでいてとても興奮したのが、『アルセーヌ・ルパン』全集のこと。
写真を見て、懐かしさに思わず声が出ました!!
私も大好きで、全巻持っていたのです。
これを読んだ事で推理小説へと興味が移り、創元推理文庫へと走っていくのです。

書き溜めた、と仰るとおりテーマは多義に渡りホントにショートです。
著者の意外な一面を知ったり、何より楽しそうにトライされているところが
いいな、と思いました。

気軽に楽しめる一冊だと思いました。。

手紙を書く

2012年04月12日 | 子育て
昨晩遅く、本社の新人研修を終えて息子が帰ってきました。
大きな荷物と、しわくちゃなスーツと、疲れた表情と共に・・・。

翌日勤務地へと旅立つので、それに合わせて、
息子へのはなむけの手紙を書く事にしていたのです。

それは、入社式の日から話していたので、一週間以上経ってしまいました。
折に触れ、何を書こうかバクゼンと考えてはいたのですが、
なかなかなかなか書き出さなかったのです。

昨夜帰ってくる前になってようやく、バタバタバタバタ書き始めました。
書き始めると、あれもこれもと盛りだくさんになって、
おしまいには、何書いてるんだか分からなくなって、
収拾つかなくて困ってしまいました。

二年前の、娘の門出でも書いたのです。
私は、このブログで下書きしたので残してありました。
へぇ~こんなこと書いたんだ、と、ちょっとびっくり。
キレイさっぱり忘れていました。

最近手書きよりも、キーボードで書くことにすっかり慣れてしまって、
いざ便箋を前にペンを執ると、緊張することといったら!

隣で夫くんも、便箋を前に四苦八苦していました。

でも、ようやく書き終えて夫くん、
「やっぱり手紙はいいなぁ」とぽつり。

書きながら、どうしても小さかった頃の事を思い出してしまいました。
不思議と、楽しかったことばかり。
憎まれ口はキレイに忘れられるのですね~^^

『かなたの子』 角田光代

2012年04月11日 | 
この本、内容は全く知らずに予約しました。
表紙の絵が印象的だな、と思っていました。

角田さんの本は、図書館でも大人気で、
やはり予約しないとなかなか読めないのです。
新しい本なら尚更です。

この本は、「文學界」と「オール讀物」で交互に掲載された8篇からなる、短編集です。


最初の1篇を読んで、怖くなりました。
えっ?こういうお話なの?と、ページをめくる手が震えます。
2篇目を読んで、これは夜読めないなと思いました。

最初印象的に感じた表紙の絵が、怖くて見られなくなったり。

8篇に繋がりはないのですが、読んでいくとお書きになりたいものが
何となく見えてきます。

読みながら、民俗学という言葉が浮かびました。
地方に伝わる風習だとか、たたり、だとか伝説といった物を
調べられたのかな、と。

そのように古くから伝わる物は、何故だか吸引力があって、
怖いのに逃げられないというような、夢の中で追いかけられている気分に陥るのです。

私はこういうお話は苦手なのです。
どうしても頭の中で映像にしてしまうし、囚われてしまい、
夜が、闇が、怖くてたまらなくなるのです。

そして何より一番怖いのが、その中に真実が見えることです。
ああ、ダークサイドに落ち込んだ気分。。

ハーブを植える

2012年04月10日 | 日々のこと
ガーデニングや家庭菜園のやり方など、テレビで観たりして
いつか始めたいね、と話していたのです。

私は花も野菜も育てるのが好きなので、プランターですが、
よく子ども達と一緒に栽培していました。

これまで植物を育てる事に何の興味も示さなかった夫くん、
食べられる物なら育てたいと言出だしたのです。

最近はテレビでも、手軽にプランターで野菜の育て方など紹介してくれて、
これならできそうと、やる気にさせてくれるのです。

先ずは、失敗の少ないというハーブを育ててみる事にしたのです。
花見の帰りにホームセンターに立ち寄り、苗を選んできました。

番組で紹介していた、バジル、オレガノ、ローズマリー、タイムと、
私の希望でイタリアンパセリを買いました。

園芸用の土と肥料を買い込み、早速植えてみました~



私はあくまでもサポート役に徹して、余計な口出ししないように努めました^^;
録画した番組を巻き戻して観ながら、なんとかやり遂げていました~
でも、ここからがスタートです。
ちゃんと面倒見られるといいけれど・・・。

元気に育ってくれるといいな。。

お花見

2012年04月09日 | 日々のこと
4月になっても寒い日が続いていて、桜の開花が遅れていたようですが、
この週末はあちこちで賑わいを見せたようですね~

まだ咲かないかなぁと思っていたのですが、
東京の桜が満開と、前日のニュースで流れていたのです。

それならこの辺りも見ごろかな、と土曜日、テニスの後に行って見ました~



桜並木が続く街道沿いは、桜祭りも開催されていて、
露店も出たりして賑わっていました。
お天気も良かったので、あちこちにシートを広げ、いい匂いがしていました。

でも、風はまだまだ冷たくてびっくり。
桜並木をお散歩気分で歩いたのですが、寒いので何だか段々ペースが速くなって、
ウォーキング?ミニジョギングしてるみたいになってしまいました^^;



場所によっては菜の花もたくさん咲いていて、青空に花々がキレイに映えて
デジカメ忘れてしまった事を、心から悔やみました。

満開の桜というのは、何か不思議な力を感じますね。
別世界へといざなわれる様な、不思議な感覚におそわれました。
東北の桜も、見られるといいな。。


蛇口の修理

2012年04月06日 | 日々のこと
洗面台の蛇口が具合悪くなって、随分経ってしまいました。
レバーを押さえても水が止まらず、ぽたっ、ぽたっと漏れるのです。

最初のうちは、ぽたっの間隔があいてたのと、
混合栓のシングルレバーなので、反対側に回したりすると止まっていたのです。
なので、お掃除マメにするようにしてやり過ごしていました。



それが、昨年末あたりから漏れる量が少しずつ増えてきて
これはいよいよ修理が必要かなと話していたのです。

ネットで蛇口の情報集めていたようですが、修理を頼むかな、とつぶやいていました。

で、つぶやきはそのまま・・・・・
ついに、どうレバーを動かしても水漏れ止まらなくなってしまったのです。
洗面所で水を出すたびに、いちいち元栓締めなくてはいけません。

つてをたどり、知人に紹介してもらった業者さんに連絡したのですが、
「蛇口交換ですね~結構高いので洗面台ごと交換しても変わりませんよ」ですって!
洗面台ごと交換???

ちょっと待ったと、私、蛇口の型番入れて、ネット検索試みました。
あれこれ言葉を入替えたりしながら、自分で修理する方法までたどり着いたのです。
しかも、自分で部品の交換した人が、写真入で細かく説明している記事も見つけました。
俄然やる気になった夫くんが、部品の通販も見つけ、交換の仕方の動画も見つけ、
昨日、宅配で部品が届いたのです。

交換に掛かった時間は10分ぐらいでしょうか?
工具を扱える人であれば、そんなに難しく無いようです。

それにしても、蛇口を見もせず、洗面台交換などと云う業者ってどうよ!!

改めてインターネットの存在、ありがたいと思いました。
写真や動画、ありがとう!!

『幸福論』 吉本隆明

2012年04月05日 | 
吉本隆明さん、まだ続いています。

この本は吉本さん76歳の時の口述をまとめたもので、2001年出版されています。


検索していて知ったのですが、10年後の2011年に、
同じ出版社から『老いの幸福論』として新書版で出版されています。


 逃れられない不安とどう向き合うか。
 老いや死への不安、自己への焦り、
 人生のさまざまな悩みに対して行き着いた答えとは。

「死の恐怖はあるのが当たり前」
「老人というのは心身両面が慢性的なうつ病ということです」
これらはもうお馴染みの老齢期についての述懐なのですが、
何度読んでもほっとするというか、ああ、そうなんだなと思ってしまいます。

自ら老いていく様を厳しく見つめながら、あれこれ実験を試みながら、
考えを深めていかれるのがよく分かるのです。
これまで読んできた本と内容が重なる部分も多いのですが、
微妙に出版年が違う事から、少しずつ吉本さんの変化が見て取れます。

また本書には、我が子が犯罪者となってしまったら、と
我が子が犯罪に巻き込まれてしまったら、という重いテーマで
‘親’というものについても率直に語られています。
こんなに真摯に、率直に語られた物を初めて読みました。

そして、奥様との結婚のいきさつについても。
以前読んだ『超恋愛論』でも少し触れられていたので、
何となく想像はしていたのですが・・・。

自らの体験や体得してきたことから生まれ出る言葉の数々は、
とても説得力があり、読む者に勇気をくれる気がします。
語り口は読みやすいと感じられるので、若い人にもおすすめです。。