趣味は読書。

気ままな読書記録と日々思うこと、備忘録

脚本家・渡辺あやさん

2012年04月04日 | テレビ
今日の朝日新聞朝刊17面の、オピニオン‘インタビュー’は
脚本家の渡辺あやさんでした。

渡辺さんは、先日終了したNHK朝ドラ「カーネーション」の脚本を書かれた方です。
写真に写る素顔が、お若いのでびっくりしました。
インタビューは、好評のうちに終了したドラマについて
一つ一つ丁寧に答えていらっしゃいました。

そこで語られた言葉に惹かれて、記事を繰り返し読んでしまったのです。

一番印象に残ったのが、色々な思いを込めて書かれているのだと
分かった事です。
何気なくやり過ごして見てきた場面の中にも、ああ、そんな思いがあったのだと、
言われて気が付いたことです。
ドラマを作り上げていくってスゴイ事なんだと、すこ~しばかり気付きました。

そして、本当にいろいろな事柄を深く掘り下げて、
考えて考えて、言葉に紡いでらしたのだと知りました。

そうして生まれたヒロイン・小原糸子という人物が、
演じた女優さんたちによって血が通い、熱を帯びて躍動していったのです。

ドラマが面白かったわけだと、この記事を読んで思いました。

 「小さく地味なこと積み重ねながら、死や老いを見つめる」という
渡辺さんの言葉、印象的ですね~

私も心がけて生きて行きたいと、思いました。。