これは、今年79歳になるクリント・イーストウッドの
最後の監督・主演作と噂される作品です。
イーストウッド演じる主人公ウォルトの
偏見に満ちたまなざしが
実に‘頑固じじい’そのもので
口を開けばもっとすごい!のです。
でも、ちまたにも身内にも
こういう頑迷な老人いるよなぁ~と思ってしまうほど
イーストウッドと重なってみえて
違和感無く、とても自然でした。
彼が人生や世間に絶望しているのがよくわかるのです。
おべんちゃらや、甘言なんて吹き飛ばす
ガッツのある人です。
でも、きっとそのガッツと
自身の老いと
融通の利かなさが
どんどんどんどんウォルトを
孤独へと突き進ませてしまいます。
その気持ちを変えていくのが
嫌っていたアジア系移民の家族です。
若いモン族の姉、弟との交流していく様が
とてもいいのです。
そこにあるのは‘共感’です。
偏見に満ちているのに
話す言葉に、中身に共感をすると
頑迷な彼が、心を開いていくのです。
たとえ相手が誰であったとしても。
見終わった後、なんと評していいのか
なかなか言葉にできずにいました。
ストーリーは取立てて目新しいものではないのですが
秀作だと思います。
イーストウッドは、本当に観るも者の心に
様々な思いを起こさせる達人だと思います。
‘グラン・トリノ’が美しい。
余韻の残る歌声とともに。。
最後の監督・主演作と噂される作品です。
イーストウッド演じる主人公ウォルトの
偏見に満ちたまなざしが
実に‘頑固じじい’そのもので
口を開けばもっとすごい!のです。
でも、ちまたにも身内にも
こういう頑迷な老人いるよなぁ~と思ってしまうほど
イーストウッドと重なってみえて
違和感無く、とても自然でした。
彼が人生や世間に絶望しているのがよくわかるのです。
おべんちゃらや、甘言なんて吹き飛ばす
ガッツのある人です。
でも、きっとそのガッツと
自身の老いと
融通の利かなさが
どんどんどんどんウォルトを
孤独へと突き進ませてしまいます。
その気持ちを変えていくのが
嫌っていたアジア系移民の家族です。
若いモン族の姉、弟との交流していく様が
とてもいいのです。
そこにあるのは‘共感’です。
偏見に満ちているのに
話す言葉に、中身に共感をすると
頑迷な彼が、心を開いていくのです。
たとえ相手が誰であったとしても。
見終わった後、なんと評していいのか
なかなか言葉にできずにいました。
ストーリーは取立てて目新しいものではないのですが
秀作だと思います。
イーストウッドは、本当に観るも者の心に
様々な思いを起こさせる達人だと思います。
‘グラン・トリノ’が美しい。
余韻の残る歌声とともに。。