趣味は読書。

気ままな読書記録と日々思うこと、備忘録

映画「グラン・トリノ」

2009年04月30日 | 映画
これは、今年79歳になるクリント・イーストウッドの
最後の監督・主演作と噂される作品です。

イーストウッド演じる主人公ウォルトの
偏見に満ちたまなざしが
実に‘頑固じじい’そのもので
口を開けばもっとすごい!のです。
でも、ちまたにも身内にも
こういう頑迷な老人いるよなぁ~と思ってしまうほど
イーストウッドと重なってみえて
違和感無く、とても自然でした。

彼が人生や世間に絶望しているのがよくわかるのです。
おべんちゃらや、甘言なんて吹き飛ばす
ガッツのある人です。
でも、きっとそのガッツと
自身の老いと
融通の利かなさが
どんどんどんどんウォルトを
孤独へと突き進ませてしまいます。

その気持ちを変えていくのが
嫌っていたアジア系移民の家族です。
若いモン族の姉、弟との交流していく様が
とてもいいのです。

そこにあるのは‘共感’です。
偏見に満ちているのに
話す言葉に、中身に共感をすると
頑迷な彼が、心を開いていくのです。
たとえ相手が誰であったとしても。

見終わった後、なんと評していいのか
なかなか言葉にできずにいました。
ストーリーは取立てて目新しいものではないのですが
秀作だと思います。
イーストウッドは、本当に観るも者の心に
様々な思いを起こさせる達人だと思います。

‘グラン・トリノ’が美しい。
余韻の残る歌声とともに。。

美味しい珈琲

2009年04月28日 | 日々のこと
長年の珈琲党です。
紅茶・緑茶もよく飲みますが
なんといってもこだわりの珈琲です。

でも、好きになったのは学生時代、
喫茶店でアルバイトをしてから。
それまでは、お砂糖たっぷりミルクたっぷりの
コーヒー牛乳党でした。
初めて飲んだ時は、こんな苦いものよく飲める!
と思っていました~

それがそれが段々と、年とともに
あの香りに魅せられ
あの苦さに惚れ込み
今やなくては生きていけない、
かけがえの無いものとなってしまいました。

ミルも電動を買い、
今や豆はネットで注文しています。
入れ方はずっとドリップ式。
毎朝、私が入れています。

独身時代はよく喫茶店も利用していましたが
結婚してからほとんど行くことはなくなりました。
それで、
近所でちょっと洒落た喫茶店がオープンしたので
この機会にと、友人と行ってみました。

珈琲一杯のお値段も、昔とは当然ながら違っています。
600円を高いと思うか、安いと思うか・・・。
それを決めるのは、やっぱり‘味’かな?
それとも、お店の雰囲気かな。
気持ちのいい接客かな。

ステキな器に、笑顔の接客。
雰囲気もなかなかでした。
でも、です。
‘味’は・・・。

もうそのお店に行くことは無いかな、と思いました。。




「生きる意味を教えてください-命をめぐる対話」田口ランディ

2009年04月27日 | 
この本は、ランディさんが一人の読者からメールをもらった事から始まります。
「どうして自殺をしてはいけないのですか?」
「いつか死ぬのであれば、自分の意志で死ぬ時を選んでもいいじゃないですか?」

『この宗教的ともいえる疑問に、どう答えよう。
 〈私〉はこの「問い」を携えて、
 信頼する先輩たち友人たちの元を訪ねることにした。
 「どうして人は人を殺すのだろう」
 「どうして社会は良くならないのだろう」
 「人はなぜ死ぬんだろう」
 この世の矛盾や、残虐や、やりきれなさについて、
 考えている人たちがここにいる。
 答えの出ない問いをめぐって交わした9人との対話の記録。』

その9人のそうそうたる顔ぶれは・・・
藤原新也さん(写真家・作家)
内田樹さん(神戸女学院大学教授、現代思想・身体論)
竹内整一さん(東京大学教授、倫理学)
鷲田清一さん(大阪大学総長、臨床哲学)
西垣通さん(東京大学情報学環教授、情報学)
玄田有史さん(東京大学教授、労働経済学)
宮台真司さん(首都大学東京教授、社会学)
森達也さん(映画監督、作家)
板橋興宗さん(御誕生寺住職)

とてもとても良かったです。
ランディさんの真摯な姿勢が
対話の相手のそれぞれの専門性を際立たせて
より大きな答えとなって帰ってきているように感じました。

とりわけ、藤原新也さんと内田先生の章は
時間をかけ、繰り返し読んでしまいました。
藤原さんの厳しい姿勢というものが
対話の中で感じられ、たびたび登場する著書
『メメント・モリ』を是非とも読んでみたくなりました。

内田先生の章は、合気道に始まって
専門のレヴィナスで終わっています。
内田ファンにはどれも馴染みのものばかりなのですが
切り口が微妙に違って面白く、
何度も読み返してしまいました。
とりわけ、倍音のある文章、ということが
そのことを村上春樹さんも指摘していて
読んで心地よく温かい、という言葉が素敵だと思いました。

ランディさんが、悩める若い人たちに
ご自身深く悩みながら
問いを発すること、考え続けていくこと
議論を避けずに向かい合っていること
その姿が、ステキだと心から思いました。。

映画「スラムドック$ミリオネア」

2009年04月23日 | 映画
サリームとジャマールの兄弟&ラティカの物語。
インドのスラムを疾走する三人の子ども、三銃士の物語。
観るものに様々な思いを投げかける映画だと思いました。

サリームとジャマールの兄弟がいいのです。
この二人が片寄せあって
懸命に生き抜いていくたくましさに感銘します。
兄弟それぞれの性格の違いが
二人の行く道を違えてしまうのですが
でも、子どもの頃となんら変わりは無いのです。
大人になって随分と変わってしまった、と思っても
実際はそんなに大きくは違わないのかもしれません。
その事に本人が気づいていないだけで。

もう引き返せないと諦めてしまわないこと。
けっして人生諦めなかった
ラティカへの想いを諦めなかった
ジャマールは、‘運命’を自らの手で引き寄せていく。
その真っ正直な生き方に心打たれます。
兄サリームは、ちゃんとその事に気づいていたのに。
サリームの心が痛いです。

一緒に観た夫くん、
学生時代インドを旅したことを思い出していました。
20年以上前のことなのに
インドの様子があまり変わっていない映像に
ショックを受けていました。
スラムの生活のショッキングな映像に
実際に目にした当時の気持ちを
リアルに思い出して驚いたようです。

色々な気持ちを揺り動かす
心を駆け巡る映画だと思いました。。

「トライアングル」新津きよみ

2009年04月22日 | 
ドラマになったのを何度か観て
途中でやめてしまったのですが
原作が話題になった本であることと
ドラマと原作は違うという記事を見つけたので
図書館で予約してみました。

私は知らなかったのですが
評判になった本のようで
すでに予約がたくさん入っていました。
忘れた頃、手元に来ました。

面白かったですよ~
原作通りにドラマを作ったら良かったのに・・・。
なんて思ってしまいました。

謎解きよりも、
登場人物の心理描写がいいな、と思いました。
確かにいくつかの謎解きがあり
その中の一つは
この本の大きな事件であり、
人々をつなぐキーワードであり、
人生を変えていくきっかけになっています。

それぞれが抱えている悲しみや
背負っている事情、というものが
映像ではなく、言葉で、
たびたび登場する手紙で
綴られる方がいいのだと思いました。

物語最後に登場する若き物書きが
まるで著者を思わせる感じがして笑ってしまいました。
新津さんの別な作品も読んでみたくなりました。。




ドラマ「遥かなる絆」

2009年04月21日 | テレビ
新しいドラマが続々始まりましたね~
ドラマ好きなので
あれこれチェックしてとりあえず録画予約をしてみました。

一回目の放送をいくつか観ていますが
なかなかヒットしません。
ちょっとがっかり気味です。

そんな中で
NHK土曜ドラマ「遥かなる絆」の初回は
見応えありました。

中国で枯れ草にペンキを塗ってごまかす映像を
ニュースで観て以来
なんとなく敬遠してきた中国なのですが
作家の楊逸さんの作品を読んだり
このドラマを観たりして
だんだん興味を持つようになってきました。

ドラマは、中国残留孤児として育った父を持つ
主人公の娘が中国に留学することから始まります。
父の育った中国をたずねることで
次第に父親の生い立ちを知る旅となるようです。
原作は城戸久枝さんの『あの戦争から遠く離れて』
というノンフィクションです。

終戦を中国で迎えた日本人は、幼い子どもは連れて帰れないと
強制的に捨てられたり、殺されたり。
そんな中、主人公の父親は5歳の時に子の産めない中国人の女性に
命を助けられるのです。
貧しい暮らしの中、泣き虫で中国の暮らしになかなか馴染めない幼子を
懸命に慈しみ育てる様子は、日本の母となんら変わりがありません。

まだドラマは始まったばかりですが
こんなに近い国中国のことを、
何も知らないと思いました。
そして、中国語を勉強してみたいと思うようになりました。。





映画「レッドクリフ partⅡ」

2009年04月20日 | 映画
公開を楽しみにしていた
「レッドクリフ partⅡ」を観て来ました。
前作「partⅠ」では
赤壁の戦いの前におあずけでしたので。

やはり、周瑜の トニー・レオン と
諸葛孔明の金城武が良かったです。
トニー・レオンというとなんとなく
優しげなイメージが強いのですが
強さを内に秘めた真の知将という感じが
前面に出ていてステキでした。

金城武も多くを観ていないのですが
知にあふれ、才の立つ諸葛孔明を
魅力的に演じていると思いました。
三日で10万本の矢を調達するという奇策は圧巻です。

心に残ったのが周瑜と小喬の夫婦愛です。
何をするわけではなくても
お互いがお互いを心底思い合う仕草が
何気ない所作の中に感じられて
‘あ~普段まったく忘れてしまっている感覚だよな~’と
ちょっぴり反省してしまいました。

ただ、肝心の赤壁の戦いシーンは
どうしても『ロード・オブ・ザ・リング』の
ヘルム峡谷の戦いを思い出してしまい
『ロード・オブ・ザ・リング』の大ファンの私には
少し抵抗がありました。

戦争のむごさに目をそむけず
そうして歴史を作り上げてきたことを知ることが
きっと、平和を考えていく大切なことなのだと思います。
でも、同じ人間同士の殺し合いは
本当に胸が苦しくなります。
戦い後の周瑜の言葉が、胸に沁みます。

男装して敵軍に潜入する尚香の描き方が
少し心残りでした。
‘声をかけてはいけないよ’
画面に向かって思わずつぶやいてしまいました。。

「40 翼ふたたび」石田衣良

2009年04月17日 | 
石田衣良さんは、本を読むより先に
テレビで先に知りました。
直木賞受賞の頃、若い人に向けた番組で
お話されていたのを偶然観たのです。

そのお話の感じがとても良かったので
いつかほとぼり冷めた頃
読もうと決めていました。

どうも私は若い人を応援する人に
惹かれるようです。
石田さんのように、飄々と
世の中そんなに悪いことばっかりじゃないよ~
なんて言われると
肩の力が抜けるというか
そっか、石田さんもニートだったのか~
とか、なんだかとっても安心するのです。

そんな石田さんが初めて
ご自身と同年代に向けて書かれた
「40 翼ふたたび」を読みました。

主人公は大手の会社を転職するも
予定通りに事は進まず
公私にわたって投げやりな日々を送る40歳。

フリーのプロデュース業の主人公のもとに
持ち込まれる難問奇問。
それぞれの案件が、短編集となっています。
読みやすい文章と面白さで、
あっと言う間に読めてしまいます。

それこそ、人生お金じゃないよね~
とか、
大事なものって他にあるかも、とか
あの絶妙な力の抜け具合で
楽しませてくれます。

読後感がさわやかなのは
実感がともなってるからかしら???



くよくよ悔やむ 2

2009年04月16日 | 子育て
就活中の娘が頻繁に我が家に帰ってくるので
にぎやかです。
夫くんもうれしそうに鼻の下伸びてます^^;

このところ娘も、
内定が出て少し気持ちに余裕ができたのか
資源ごみの日に合わせて
部屋の大掃除を始めました。

出てくるわ出てくるわ・・・。
受験の参考書から雑誌、着なくなった洋服などなど。
その中から、中学時代テニス部の仲間4人でやっていた
交換日記が数冊出てきたのです。

片付けなんて一向に進まず
部屋を覗くたび
熱心に読んでいた交換日記。

ある時、ぽつり。
「あの頃の私、嫌な奴だった」
「すごい、うざいと思った」
自分の中学の頃の書いたものを読んで
衝撃だったようです。

それからしばらく落ち込んでいました。
くよくよ悔やんでいましたが
私は、心の中で‘いいぞ!’と
思っていました。
だって、後悔する事は自分自身を成長させると
茂木先生が教えてくれましたから。

その頃私によく叱られたことを覚えているらしく
「お母さんにも迷惑かけたんだね・・・」だって!!
泣かせるな~

「ラン」森絵都

2009年04月15日 | 
久々の森絵都さん。
この本が出たばかりの頃
珍しく娘が買ってくれとせがんだ本です。
読み終わったら持って帰って来てね~と
言っておいたのに
それきりになっていました。

森絵都さん、といえばYA界の旗手ですよね~
『カラフル』は名作だと思います。
我が子たち二人ともファンのようで
『DIVE!』は面白い!と揃って絶賛しています。

この『ラン』は、家族を次々と亡くし
この世で一人ぼっちな自分の中で閉じこもる
若い女性の一人称で語られる物語です。
ある目的のため
文字通りマラソンを始める主人公。

若い人に薦められる読み易い文章なのですが
一つ、ひねたおばさんの心にも響いた所があります。
もしかしたら、死後の世界というのは
こんな風なのかもしれないと思えた事。

そんなこと、初めて思いました。
別段、リアルな描写というわけではないのですが
‘死後’というものの恐怖が心の底にあるので
こんな風に考えることができたら
怖さも少しは無くなるかも。
これから、こんな風に考えてみようと思いました。

『永遠の出口』でも、感じたのですが
森絵都さんは、若い読者に伝える波動を
お持ちだと思いました。
心傷つき、道に迷う若い世代に
届けたい作家だと、強く思いました。。

映画「運命じゃない人」

2009年04月14日 | 映画
娘がDVDを借りてきました。
「アフタースクール」が面白かったので
内田けんじ監督の
「運命じゃない人」を借りてきてくれました。

大きな事件も起こらない
実直真面目なサラリーマンの
ある夜の出来事を
違う人間の視点から眺めてみると・・・。

いわゆるメジャーな俳優さんは出てこない
特別な設定も無い
お金も掛かっていそうに無い
地味な映画なのですが、
面白かったですよ~

脚本がいいのだと思いました。
物語を組み立てていく妙、というのか
あれ、これってこういう事だったの?!
と思わず笑ってしまう感じです。

‘運命の人’だと思っていたのに
全然違うことになかなか気づかなかったり。
何をして運命というのか・・・。
‘運命の人’なんて
そうそう出会えるわけがないのかもしれません。

でも、真面目に実直に生きていく人が
人を救ったり
人を変えたりと
なんだか、いいな、という感じです。
正論を声高に叫ぶような人とは
対極にある人だと思いました。
オススメです!!

再会!

2009年04月13日 | 日々のこと
24年?ぶり??の友人と会ってきました~
確かにお互い歳をとっているのだけれど
全然変わらない
あの隔たりの無さ、というのは
何なのでしょう。

年月を感じないのは
いったい何故なのでしょう?

思いつくまま脈絡も無く
夢中でおしゃべりしまくり・・・
アドレナリンが出まくり
脳が活性化された気がしています。

一つ思ったことがあります。
理屈抜きでこういう人たちが好きなんだと。
学生時代や社会に出てからの友人や
子育てを通してできたママ友たちとは
やはりどこかでその付き合い方が
大きく違っているのだと思いました。

でもまさか、掛け値なし
そのまま時をさかのぼれるとは
思ってもいませんでしたね~
そのことに気づいて
それはとても心に満ちて
幸せな気持ちになりました。

子どもの頃や
思春期の純粋な頃の気持ち、知りたくなりました。
どんな事が好きで
どんな事に興味を持っていたのか
その頃大好きだった本て、何だったかな、と。

そんなことを思うような年頃となったということかな。
人生の折り返し地点に立っているのかもしれません。。





楽しみ!

2009年04月10日 | 日々のこと
明日土曜日、とっても楽しみなことがあります。
それは、中学時代の友人二人と
二十数年ぶりに会う、ということ。

それぞれが、それぞれの場所で
家族を作り生活を定着させてから
年賀状のやり取りくらいで
連絡を取り合ったりしたことは無かったのです。

それが・・・。
一人は埼玉から
一人は香港から
実家のある、かつて通った中学校のある
小さな町に集まることになりました。

高校はそれぞれ違ったので
ほとんど行き来は無くなってしまったのですが
丁度時を同じくして
結婚が決まったことがきっかけで
新婚家庭の一人の家に
結婚間近の二人が遊びに行った事がありました。
実にそれ以来の再会となります。

連絡はメールで。
メールというのは便利ですよね~
特に海外在住の人とのやりとりは
ホントに安くて時間も気にせずいいですね。

ただ、ため息一つ。
しみとしわと白髪の増えた自分の姿に
気持ちだけはあの頃のままだわ~
と言ってもね・・・。
思い浮かぶ二人の姿も
何故か中学生の姿だし。

今の姿を想像しようとしても
妙ちくりんになってしまい
おかしくておかしくて。

さてさて、どんな再会となりますやら・・・

「BOX!」百田尚樹

2009年04月08日 | 
いつもコメントくださる
ソルトさんの読書レビューを読んで知った、百田尚樹さん。
『BOX!』は、大阪の高校ボクシングの話です。

読み終わって、興奮が冷めないでいます。
585ページと長い小説ですが
読み始めると止まらなくなって困りました。
若く、熱い小説だと思いました。
純粋な若者の思いがほとばしる様な。

そして、そんな純粋に人を想う、ということを
主人公の高校生二人、
鏑矢と木樽に思い出させてもらいました。
この二人が、ステキです。
大人になってすっかり忘れてしまっていたもの、
自分自身、遠く記憶の彼方へ放り投げてしまったような。

この本は、若い人にこそ読んで欲しいと
読みながら何度も思いました。
中学生や高校生の、部活や進路に悩む多くの子達に。

そして、もう一つ、
アマチュアボクシングの丁寧な描写に
まったくの素人でも難なく読めるということ。
そして、これは全てのスポーツに言える事だと思いますが
そのスポーツを身に付けていく
ステップというもの、
道筋、というものが示されていて
とてもいいです。
そして、
運動神経とか、才能とか、努力とか
身体を使う、という様々なことが盛り込まれています。

若くない私が読んでも本当に心震えました!
ですから、若くない人にも絶対オススメです!!







お花見

2009年04月07日 | 日々のこと
あれこれブログにお邪魔していると
あちこちでステキな桜の写真がアップされていますね~
それはそれは見事で
それだけでお花見気分満点という感じです。

私は毎年車で20分くらいのところの
河川敷沿いの桜並木を見に行きます。
子ども達が小さい頃はお弁当を持って。
子どもは桜なんてどっちでもいいので
すぐに、ボール遊びやバトミントンになってしまいましたが。

土曜日、ちょうど満開の花の下お散歩できて良かったです。
ただ、桜の木が随分元気が無いことに気が付きました。
枝も切り落とされたのが目に付きます。
心なしか桜の花の色も薄く感じます。
桜の木にも寿命があるのかな~
なんにしても、人の手で守っていかないといけないようです。
年々あたりがきれいに整備されてくるのに
なんだか正反対な桜に、ちょっと心配です。

子どもも手を離れたので
そろそろあちこちの銘木めぐりでもしてみたいなぁ~
でも、渋滞混雑大嫌いの夫くん、
なかなかお尻が重そうです・・・。。