趣味は読書。

気ままな読書記録と日々思うこと、備忘録

「超バカの壁」養老孟司

2008年05月30日 | 
「バカの壁」は話題の本として
新聞に紹介されたときすぐに買って読みました。
その後も売れ続けて
養老先生もびっくりなさっていましたね~

その後図書館では予約が多くて
しばらく養老ブームが去るのを待っていました。
さすがに「バカの壁」も
書棚に何冊も並んでいました。
その隣にあったこの「超バカの壁」を
借りて読んでみました。

「バカの壁」に比べて
筆舌がやわらかく感じるのは
気のせいでしょうか?
養老先生の本は、思いもかけない切り口から
わかりにくい諸々のことを紐解いてくれるような
すっきり感がお気に入りです。
なるほどな~と
思わずうなずいてしまいます。

たまに読み返して
軌道修正したいと思う
そんな本です。。

ドラマ「トップセールス」

2008年05月29日 | テレビ
NHKの土曜ドラマ「トップセールス」を見ています。

まだ企業が男性中心社会だったころ…昭和49年。
大企業の女性社員から自動車販売会社に転職し、
様々な困難を乗り越えてトップセールスへとかけのぼり、
外車のセールスに転じてのちに社長にまでなる女性の一代記です。

団塊の世代である高校の同級生5人の男女との恋模様とともに、
彼らの人生を追うことで
戦後日本経済の中心となった
自動車業界の流れも描いていきます。(ドラマ紹介より)

画面に昭和の懐かしい映像が流れたり
平成になりバブル景気に沸いたりと
時代の流れを見るのもなかなか楽しいです。

私自身はバブル絶頂期の頃結婚したのですが
バブルの恩恵にあずかった記憶はありません。
世の中が好景気に沸いている頃
ひたすら子育ての日々だったようです。

夏川結衣が主人公を熱演しています。
夫くんいわく
「ドラマもNHKの方が面白いよな~」
民放ドラマもいくつか見ていますが
「う~ん」という感じが多いですね、確かに。。


「戸村飯店青春100連発」瀬尾まいこ

2008年05月28日 | 
いつの間にか新刊が出ていて
図書館で予約して読みました。
久しぶりの新刊本、
久しぶりの瀬尾まいこさんです。

この人が描き出す優しい暖かな雰囲気が好きです。
この本もふんわり優しくて
あっという間に読んでしまいます。
私は、瀬尾さんの本を
若い人に読んでもらいたくて
娘や、友人たちのお子さんたちに
会う度勧めています。

この本もまさに
青春真っ只中の中高生に読んでもらいたいです。
内容は、見かけも中身も正反対の兄弟の話です。
‘自分のことは、実は本人が一番わかっていない’
ということが
少しは実感してくれるのではないかと思います。
そうやって悩みながら
考えるということを繰り返しながら
だんだんとわかってくるものだと
一見無駄に見えることも
けして無駄ではないのだと
教えてくれます。

とてもすがすがしい読後感でした。。

テーブルテニス

2008年05月27日 | テニス
25日の日曜日
悪天候でテニスができなかったので
市民体育館でテニスならぬ
‘テーブルテニス’をやりました。
愛ちゃんブームで
卓球も人気ですね~
早目に並んでないと
いっぱいでできない状態でした。

テニスのお仲間に誘いをかけて
5人でやりました。
大人同士でやるのは初めてのことです。
子どもが小さかった頃
雨降りで退屈な休日は
よく卓球をしに来たものです。
子どもの姿もありましたが
意外と若者の姿も見られて
なんだか新鮮でした。

家族以外と初めて打ち合ってびっくり!
本当に人それぞれなうち方
玉の感じで
それは当たり前なのですが
テニスと違って
相手との距離が近い分
感情がダイレクトに伝わってくるので
とても面白かったです。

「やっぱ温泉卓球、浴衣でやらないと~」
といってはしゃいでいたMさん、おかしすぎ!!

休日の過ごし方

2008年05月26日 | 日々のこと
土日が仕事休みなので
ちゃんと考えて用事を済ませないと
次の週末に先送りしてしまうのに
テニスをすることばかり考えています。

日曜日雨の予報でしたので
なんとか土曜日テニスができないか
そればかり考えていました。
そういうときに限って
コートが空いていなかったり
時間を間違えたりで
結局テニスに振り回された土曜日
となってしまいました。

きっかけは、
夫、ではなく
テニス練習病にかかった
私のせいです。
テニス大好きの夫くん
そんな病気は大歓迎とばかり
気がばっちりと合っちゃいます。

前々から練習していた
スピンサーブが
ようやく入るようになってきたのです。
できはまだまだなのですが
目に見える進歩があると
もう、やりたくてやりたくて
仕方ない状態です。
まったく、あきれてしまいますよね。
我ながら
家の中の片付けやら何やら
やるべきことは山ほどあるというのに・・・。

子どもたちが家を出てから
なんだかやりたい放題?!
のびのびかあさんに
拍車がかかっていそうな今日この頃。。


宮崎大輔さん

2008年05月23日 | テレビ
ハンドボール選手で有名な
宮崎大輔さんをテレビで観ました。
NHKの「トップランナー」という番組です。

宮崎さんは、
「ジャンクスポーツ」に出演されていたのを
何度か目にしていたので
面白い人だと注目していました。

今やハンドボール界の広告塔ですね~
でも、広くハンドボールの認知度を上げるため
積極的にテレビ出演されているそうです。
生来の明るさが
宣伝部長にぴったりという感じです。

何よりハンドが好きで
別のスポーツを見ても
スクランブル交差点を渡っていても
映画を観ても
常にハンドに生かせないか、
と考えてしまうと話されていました。

ハンドを始めたきっかけが
‘モテたい!’だったそうな。
画面の中で
明るく輝く表情を見ていて
思わず
『実写版 桜木花道』だ~
と思ってしまいました。。

らっきょう漬

2008年05月22日 | 日々のこと
今年もらっきょうのシーズンとなりました。
子どもの頃からあまり好きじゃなかった
らっきょうを
毎年漬けるようになるとは
思いもしませんでした。
漬け始めて何年になるのかな・・・
8年?9年?

きっかけは
近所のおばさんにもらった一粒のらっきょう。
自分で漬けたというそのらっきょうの甘酢漬けの
おいしかったこと!
すぐに漬け方を教わり
土付らっきょうを買い込み
皮むき、根切り、とがんばり
その年初めて漬けました。
そのおいしさに、びっくりして
それから毎年3キロは漬けるようになりました。

最近はずるして洗いらっきょうを買って
漬けています。
いろいろな漬け方を教わったり
調べたりしましたが
結局最初に教わったやり方が
一番おいしいのです。
ですが、この漬け方一つ難点があるのです。
漬け終わるのに
一週間もかかることと
その間中らっきょう臭くて家中大変なこと!!

やっぱりおいしさの陰には
苦労有り!ですな。。


プレゼント

2008年05月21日 | 日々のこと
誕生日プレゼントと
息子が送ってきてくれました。
品物はなんと‘夫婦茶碗’です。
ちょうど縁が欠けたりして
買い換えないとと言っていたのを
覚えていたようです。

とてもとてもうれしいものですね~
心の中がほんわかあったかくなるような
とてもいい気持ちです。
そんなことができるようになったなんて・・・
ますます感激しまくりです!

I am always right here with you.

「アムリタ」吉本ばなな

2008年05月20日 | 
河合隼雄さんとの「なるほどの対話」の中で
河合さんがばななさんの「アムリタ」を
心理療法士の講義に使ってらっしゃるとあったので
さっそく借りて読んでみました。
以前読んだ気がするのですが
記憶になかったので
まずは図書館で探してみました。
手にとっても
読んだような気がするし
読んでないような気がするしでした。

まだ、上巻の途中なのですが
完全ノックアウト状態です。
ばななさん29歳のときの作品ですが
素晴らしいです。
ばななさんの歳に
私はここまで気持ちの描写を理解する力はなかったと思います。
今のこの時期
この年齢になって初めて理解できたように思います。
気持ちはまっすぐ届いても
それがどういうものなのか
たぶん、説明のつかないもだったに違いありません。
やはり
かつて読んで心にとどめているものは
もう一度読み直してみたいと
強く、強く
思いました。

読了後、いずれまた。。


ボランティア

2008年05月19日 | 日々のこと
17日土曜日は読み聞かせボランティアの日でした。
この日の子どもたちは
珍しく小学生のほうが多かったです。
読まれた絵本は...
「うえきばち」
「あらまっ!」
「はなのあな」
「ながーいはなのブタ」でした。
なかなか良質の絵本ばかりなので
子どもたちの反応も良かったです。
来月のフェスティバルも頑張ろう!
演目は「おまえうまそうだな」です。
大型絵本で読み聞かせをする予定です。
練習あるのみ!

18日の日曜日は
朝から町内の河川敷清掃でした。
今年は、組長と婦人会の役員なので
ボランティアすることが多いです。
こういう活動をしてみると
骨身惜しまず活動する人と
なんとかサボることを考える人と
年齢に関係なく
人柄が伺い知れるものですね~
まさに‘人の振り観て我が振りなおせ’ですね!!


シルベスタ・スタローン

2008年05月16日 | 映画
月9のついでに録画したスマスマを
久しぶりに見ました。
ビストロに柔道引退したばかりの
井上康生夫妻が出ていました。
井上康生という人は
なんだか面白い人ですね~
これからブレイクしたりして。

そしたら急に
画面にスタローンが登場してびっくりしてしまいました。
プライベートジェットで来日の記事は
夕刊で目にしたばかり。
さすがスマスマ
旬のものをとらえるのが上手いですね~

実を言うと私、
大のスタローンファンなのです。
ムキムキ筋肉には
なんの興味も示さないのですが
ロッキーの朴訥な感じが大好きなのです。

映画「ランボー最後の戦場」のキャンペーンですね。
初めてランボーを見たのも大学生のときでした。
パンフレットも持っています。
なんともいえない悲しみをにじませた表情が
ステキでした。

ランボー3のことは
「ロッキーザファイナル」を見に行ったときから
知っていましたが
正直、見ようかどうしようか迷っています。
だって、すごそうだから。
年をとってくると
だんだんのどかな物でないと
堪えるようになってきたのです。
情けないけど。

画面の中のスタローンは
元気にあふれていて
ますますムキムキしていて
とっても‘最後’なんて感じじゃないです!!



エナン引退!

2008年05月15日 | テニス
夕刊を何気なくめくっていて、びっくり!!
テニス女子世界ランキング1位の
ジュスティーヌ・エナンが引退会見をしたとの記事。
‘すべてをささげ、すべてを手にした’

小さな身体で
全身に闘志をみなぎらせて戦う姿が
とてもかっこよくて憧れでした。

息子もファンで
ナダルとともに部屋にはエナンのポスターが貼ってあります。
その勇姿、もう見られないなんて・・・。

最近無敵を誇ってきたフェデラーや
ナダルが不振らしく
今年の4大大会は
男女とも荒れ模様となりそうです。。


お先にどうぞ

2008年05月14日 | 内田樹
内田樹「おじさん的思考」を
また読み返しました。
その中に
『タイタニック』の最後の救命ボートの前で
‘お先にどうぞ’といえるかどうかという問い。
誰もが我先にと群がり
極限のパニック状況の映画画面を思い出します。
自分も後から必ず行くからと
恋人を安心させようと嘘をつくレオ様を覚えています。
その時の二人の表情が良かったですよね~
せつないメロディと共に
『タイタニック』といえば思い出すシーンです。

この世に悔いはない
思い残すことはないと
思える人間だけがたどり着ける境地なのだそうです。
まだ生きたい
遣り残したことがいっぱいの者が
じたばたあがくのだそうです。
なるほど、そうですよね。

昨日の記事に書いた
「鯨とめだか」の八千草薫の役の祖母が
まさにこの生き方という気がします。

最後に向かって生きていることを
終わりが必ずやってくるということを
忘れてはいけないのだ。
今日死が訪れても
‘あぁそうですか、はいはい’と言えるように
一日一日精一杯生きなければいけないのですね、きっと。。

ドラマ「鯨とめだか」

2008年05月13日 | テレビ
久しぶりにドラマに登場した田中邦衛を見たくて
録画しました。
なんとも似合わないスーツ姿
派手なネクタイに笑ってしまいましたが
熱演する姿は変わりません。

志田未来も余貴美子も良かったけれど
なんといっても
八千草薫が素敵でした。
あんなふうに自分の落とし前
つけたいと思いました。
人が死に行くものだということを
ちゃんと
後に生きるもの達に
伝えていかなければいけないと
思いました。
そして、あんなふうに
生を全うしたいと
強く強く思いました。

会社をおわれて
老いてなお生きていくということに
目覚める主人公。
人間はきっとどのようにも
生きていけるのですね、きっと。。


土曜日のこと

2008年05月12日 | 日々のこと
10日の土曜日、以前からお誘いを受けていた
M夫妻と飲み会に行ってきました。
このご夫婦とは
テニスの同好会で親しくなりました。

ご主人は体格もよく
面倒見の良いリーダータイプの方で
声も大きいです。
奥様は、ほっそりととても控えめな
正反対のタイプです。

ご主人はその風体とは裏腹に
お酒が飲めないのですが
なぜか飲み会好きという
根っからの宴会体質なのかもしれません。

そこからもうかがい知れますが
とっても変わっています。
「私をスキーに連れてって」という
昔の映画のビデオを毎年観て
スキーに行った気分になるそうです。

えんえんとその良さを語るそばで
奥様が呆れ顔でため息ついています。
本当に次から次へとよくおしゃべりになる・・・。
びっくりでした。
人はいろいろな面を持っているものですね~
話してみないとわかりません。
たまにはこんな刺激を受けるのも
悪くないと思った一日でした。。