趣味は読書。

気ままな読書記録と日々思うこと、備忘録

スキー場のこと。

2014年02月27日 | つぶやき
スキーやスノボを楽しむ人ならよくお分かりだと思いますが、
地域や地方によって、スキー場と言ってもその雪質というものが、大きく違うのです。

いつも滑っている新潟の雪と、先日行った白馬の雪は全然違うものでした。
それは、以前行った、山形や福島、野沢温泉でも違います。

新潟の雪は湿り気が多い分、重く、雪だるまやかまくら作りに最も適しています。
でも豪雪地帯なので、標高が高くなくても滑れるので、寒くないのです。
小さな子供と一緒にスキーを始めるなら、新潟が寒くなくていいかもです。

でも、白馬の雪はとても軽く滑りやすかったです。
標高が高くなるほど、サラサラ雪で柔らかい。
硬くガリガリにならないので、怖くないのです。
その代り、チョー寒いですが。

あたりが柔らかいので、斜面に対してスピードに乗り、攻めていけます。
上達する為のあれやこれやを試してみるのにも丁度良かったです。
普段、新潟の重く硬い雪で足腰踏ん張れりようになっていたお蔭かな。

なるほど、スキーヤーの姿が多いはずだと思いました。
上級者もたくさん見られて、練習の参考に事欠かないって感じで、
大人のスキー教室も盛んに行われていました。

でも、一番心に残っているのは、海外の人の多さです。
本当にたくさん見かけました。
スキー場の衰退に歯止めがかかる元になるといいな、と思います。

リフトやレストランで隣り合わせたりして、
一言二言英語で声をかけられるといいなぁ、なんて思いましたが、
かつて覚えた英単語思い出そうとしても、忘却の彼方・・・。。

白馬へ

2014年02月26日 | 旅行記
先週末、金曜日の夜出発して長野の白馬へスキーに行ってきました。

途中、山梨県を通っていくので通行止めを心配していましたが、
やはりすっかり雪国の風景で、びっくりしました。
道路のそこかしこに除雪した雪がうずたかく積み上げられて、一車線塞いでいたり、
雪の壁ができていたり、いつもの姿に戻るのにしばらく時間がかかりそうだと思いました。

週末土日の白馬はとてもいいお天気でした。
土曜日は岩岳スキー場に、日曜日は八方尾根スキー場に行きました。

本当に山々の眺めが素晴らしい!
360度大パノラマが展開します。

雪山登山は、きっとこんな風景なのでしょうね~

写真の左側の建物に赤い文字が見えるのですが‘カフェ&レストラン ピラール’です。
カフェスペースに併設して、なんと、フルサービスのイタリアンレストランがあるのです!

宿のオーナーにおススメと教えてもらい、行ってみました!


地元の食材を取り入れたシェフお勧めのコースが用意されています。

パスタランチを。

まさかスキー場のゲレンデの、こんなに標高の高い場所で、
美味しいイタリアンを食すとは、夢にも思っていませんでした。
しかも、その眺めの素晴らしいことといったら!!

美味しいデザートもいただいて、ホントにご満悦でしたよ~

長年スキーをしていますが、こんな経験は初めてでした。
生きているといろんなことがありますね~

ソチが終わったところですが、長野オリンピックの、記念ゲートです。

あれから、16年も経つなんて信じられませんが・・・。

2年前に白馬に初めて来たときに、ジャンプ台を見学しました。
ホントに怖くて、足がすくんでガタガタ震えて、一歩も動けなかったことを思い出します。
ジャンプの選手たち、ホントにすごいなぁ~

いろんな意味で、楽しいスキーとなりました。。




先週から その2

2014年02月21日 | 日々のこと
先週の出来事の続きです。

14日のバレンタインは、友チョコが行き交う位でしたが、
先週旅行に出かけていた娘が、お土産を持って帰ってきたのです。

何だか手にするのも恐れ多いような・・・。

そうです、あの超有名なパティシエ青木定治さんの『パティスリー・サダハルアオキ・パリ』
パリ直輸入のショコラです!

今年の限定ショコラは「プラリネ ドゥース フランス」。
アプリコットやマンダリンなどのフルーティーな香り漂う紅茶のガナッシュに、
イタリア産ヘーゼルナッツの香ばしさが楽しめる自家製プラリネを重ねた逸品だそうです。



世界最大のチョコレートの祭典サロン・デュ・ショコラ』で最優秀賞を受賞されたとのこと。
何だか恐れ多くて、チョコの周りで顔を突き合わせながら、みんなで興奮しちゃいました!

せっかくなので娘にも食べさせたいので早速食べてみましたよ~

写真の赤いハート型の方が、フランボワーズプラリネで、
四角い方は、‘葉巻のような香りと優しい酸味のクリオロ種カカオで仕上げた’ガナッシュ。

う~ん、なんだか難しいなぁ・・・。

ハートの方は、さっぱりした優しい甘さでとてもとても上品なショコラという感じでした。
四角い方は、とても濃厚で、カカオの苦味と確かに酸味が複雑に絡まったような逸品でした。
なんとなく、赤ワインを彷彿とさせるような濃厚さだと思いました。

普段食べているチョコレートとは、明らかに違うのは分かるのですが、
お金を出して自分のためには買わないかな。
こんな風に、お土産でもらったりしてワイワイ食べるのが自分には合っているように思いました。

あっという間に食べてしまいましたが、残った空箱も何とも品の良い・・・。
もちろん、捨てられません!!

ソチオリンピック2014

2014年02月20日 | 日々のこと
毎日毎日熱戦の様子がテレビで流れてくるので、
やはり、結果に一喜一憂してしまいますね~

オリンピックが始まる前から盛んに選手の紹介や、エピソードなどなど目にしていたので、
結構選手の横顔知ってるつもりでしました。

それでも、知らなかった競技や、初めて知る選手も多いのです。
冬の競技も本当にたくさんあるのですね~

普段からスキーを楽しんでいるので、スキーやスノボはとても身近なのですが、
その競技の種類の多さに驚いています。

スノーボードの女子パラレル大回転の竹内智香選手の銀メダルは、本当にびっくりしました!
海外の選手に負けない、力強い滑りに、またまたびっくり!!


本当に金メダルが射程圏だったなんて、すごいです!
ホントにホントにうれしく思いました。
竹内選手、おめでとうございます。

そして、なんといっても一番心に残っているのが・・・


何回見ても涙がこぼれて、うれしさがこみ上げてきます。
葛西選手の個人の銀メダルもうれしかったですが、
この男子団体のジャンプは、本当に本当に素晴らしかったです。

オリンピックは終盤に差し掛かっていますが、これからの競技の選手たちも、
精一杯応援したいと思っています。。

先週から

2014年02月19日 | 日々のこと
先週は、週末に悪天候が予想されていたので、土曜日はテニスができないかな、
なんて話していたのです。
雪の予報で、寒さも厳しかったですが、
予想外に回復が早くて、あきらめていたテニスもできたのです。

ただ、テニスコートに向かう途中、東名高速道路を渡るのですが、
橋下に広がる光景に、びっくり!!
車が数珠つなぎになっていたのです。
よく見ると、動いていません。
こんな光景は初めてです。

雪の影響で通行止めになったことはニュースで知っていましたが、
まさかこんなことになっているとは夢にも思いませんでした。

「夜には解消するだろうね」
なんてのんきに話していたら、翌朝になっても通行止めが解除されていません!
翌日の日曜日、実家に出かける予定でいたのです。

東名が通行止めでは無理かな、と話していたのですが、
なんと、行けそうだよ、と夫くん。
‘インターナビ’とやらを駆使して、渋滞すり抜け行ってくることができたのです。

でも、東京方面に向かう途中、あちこち雪が積もり、
除雪している風景を見ました。

そして、主要幹線道路は渋滞の車列が並び、身動き取れず、
ドライバーが車中で寝ている姿をたびたび目にしました。

高速の入り口は通行止め解除を待つトラックが並び、動きの無い車の列が
いくつもありました。

あれだけのトラックが動けないのですから、流通が滞るのも無理のないことだと思います。
本当に、巻き込まれた運転手さんたち、お気の毒だと思いました。。

『彼が通る不思議なコースを私も』 白石一文

2014年02月14日 | 
白石一文さんの新刊読みました~

物語の主人公は、大学を出て大手家電メーカーに勤める、霧子。
椿林太郎という、不思議な男と出会うことから物語は始まるのです。
彼は、学習障害児の指導に携わる小学校教師だった・・・。



この、椿林太郎という人物が、とても魅力的に感じるのです。
謎めいていて、不思議な感じがするのですが、
お蔭で、どんどんどんどん読んでしまうのです。

物語には、生きていく中で避けては通れない様々な問題や要素を含んでいるのです。
‘学習障害児の指導’の問題であったり、‘結婚して仕事をしていく’という事であったり、
‘虐待’についてであったり、‘生き抜く’という事であったり・・・。

多様な事柄ではあるのですが、そこには何か共通する大事な何か、というものを
何となく感じるのです。

登場人物の、登場のし方にちょっと戸惑いましたが、
それはたぶん、作者の意図のように感じました。
「この人誰だっけ??」と、何度か思うのですが、
気にせずに読み進めるのがいいと思います。
必ず説明が後から入ります。

何とも不思議な物語の展開ですが、とても興味深く面白かったです。
おすすめしま~す。。

うれしかったこと。

2014年02月10日 | 日々のこと
8日土曜日は、ホントにすごい雪でした。
住まいのある地域は温暖で、めったに雪は降らないのです。

ですから、予報は雪でしたがタカをくくっていました。
雪は降っても積もらないだろうと。

夜にかけてだんだんと雪と風が強まって、横殴りの雪模様となりました。
あっという間の雪景色に、びっくり!
ベランダや道路のわきに白く積もり始めたのです。
翌朝出かける用事があったので、ちょっと心配になりました。

ただ、夜半には弱まり、積雪の心配は無くなったのですが、
都心に近い実家は、まだまだ降り続いている様子で、
一人暮らしの母を心配していました。

翌朝、実家に電話をかけると、雪はやんだけれど積もっていると。
外に出ないように話すと、母が、
「自分のところだけ、玄関の前から道路まできれいに雪かきしてあるよ。」と。
いったい誰がやってくれたのか、母はとても喜んでいました。

一人暮らしの母を心配してくれたご近所の方かな、と思うのですが、
見える範囲のお隣さんたちはまだ雪かきはしていなかったとのこと。

本当にありがたいことです。
いったい誰が、という思いと、こみ上げるうれしさに、
何だかずっと気持ちが温かかかったです。。

ありがとう!!


『私のなかの彼女』 角田光代

2014年02月05日 | 
角田光代さんの新刊『私のなかの彼女』読みました~

物語は、主人公の和歌の大学時代から始まるのです。


18歳のときに同じ大学の語学クラスで出会った、ひとつ年上の恋人・仙太郎。
知識も教養もありセンスもいい彼は、
和歌にとって「開けるたび未知の世界が拡張していく扉」のような存在だったのだが・・・。

読み進めていくとどうしても、主人公の和歌の中に作家・角田光代を感じてしまうのです。
何となく作家になっていく主人公の葛藤や心の叫びのようなものが、
だんだんだんだん大きく、胸に迫るようで、読んでいて息苦しくなってしまいました。
作家になっていくご自身を思い返しているような、
ドキリとする言葉で表現される主人公の心の闇が、とてもリアルに重く感じられました。

もう一つ、男女の関係性というもの。
恋人でも、夫婦でも、パートナーでも何でもいいのだけれど、
二人のつながりのバランス?力関係?優位性?というものについて、
とても深く考えさせられました。

もしも、和歌と仙太郎の立場が反対だったらどうなっていたのかな、と思います。
全く問題にもならなかったかもしれないし、うまくいったかもしれませんね。

女性が抱える葛藤や悩みといったものが、いろいろな角度を持って描かれているので、
共感する人が多いのではと思います。
たぶんそうして悩み、傷つきながら乗り越えてきた著者渾身の‘言葉’が、
あちこちに、ちりばめられていると感じました。。