趣味は読書。

気ままな読書記録と日々思うこと、備忘録

扇風機のこと。

2012年08月31日 | つぶやき
我が家のリビングのエアコン、壊れたままなのです。
調子悪くなってから修理を頼んだのですが、直らなかったのです。

それから放置する事、早何年???
部屋の広さに対して容量が小さすぎるのが不具合の原因でした。
ですから、買い替えを考えた時にもっと大きなものをと探したのですが・・・。

もともと夫婦揃って、エアコンの風が苦手なのです。
ですから、ほとんど使っていませんでした。
買い替えに、気が進むわけ無いのです。

でもここ数年の夏の暑さといったら、殺人的ですよね~
そこで、我が家は扇風機、フル回転です。

扇風機は自慢じゃないですが、たくさん有ります。
要所要所、ちゃんと控えていて、いつでもスタンバイOKです。
でも、どの扇風機も風が強すぎる気がするのです。
風量の調節はできても、弱風以外使う事はほとんどありません。

特にウチの夫くんは、扇風機の音と風に強いこだわりがあるのです。
もっと柔らかい風の扇風機は無い物かと探していました。

そして、見つけましたよ~




バルミューダという会社の、GreenFan(グリーンファン)シリーズです。
昨年、ネットで見つけ購入したのですが、
この扇風機、お値段も高いですが、タダモノではありません。
その静音、そよ風のような柔らかな風の質、消費電力といい文句なしです。

写真は、今年発売されたGreenFan2とGreenFan miniです。
気に入って、寝室にも欲しいと、今年も買っちゃいました!!

この風を作り出しているのが、従来の扇風機とは違う高機能のDCモーターの搭載だそうで、
羽の形も枚数も、全然違っています。

今年はこうした扇風機が、メーカー各社から発売されていましたね。
扇風機売り場にも、似たようなモノが並んでいました。

先日、このDCモーター採用の、別メーカーの似た扇風機が
処分価格で売り出していたので、買ってみたのです。
確かに、羽の形もよく似ているし、GreenFanそっくりなスタイルです。
風の調節は、なんと8段階もあるのです!

でも・・・・・・・・
ホントに似たように作ってあるのに、全然違う物だとびっくりしました。
風にこだわるなら、断然‘GreenFan’オススメです。。

『海賊とよばれた男 上』 百田尚樹

2012年08月30日 | 
百田尚樹さんの新刊は、上下巻の書下ろしです。

著者が同業者の友人から聞いたという、「日章丸事件」を調べるうちに
一人の気骨ある経営者の95年の凄絶な生涯を知る事となるのです。

  ――なんという凄い男がいたんや!
  私は「この男を書きたい!」と心から思いました。
  いや――書かねばならない!
  この素晴らしい男を一人でも多くの日本人に知ってもらいたい!
  それが作家としての使命だ。(著者コメントより)

その男とは、出光興産の創業者・出光佐三氏です。



  この作品は「小説」という形を取っていますが、登場人物はすべて実在しました。
  そしてここに描かれた出来事は本当にあったことです。
  この奇跡のような英雄たちの物語が、
  一人でも多くの日本人に届くことを心から願っています。(著者コメントより)

著者のコメントは、上巻を読み終わってから読んだのですが、
それを知らなくても、
読み始めてすぐに著者の主人公に対する熱い気持ちに気が付きます。

主人公の国岡鐵造は、男気にあふれる信念の人です。
その魅力に引き寄せられるように、人が集まり、難局を一つ一つ乗り越えていくのです。
人生そのものが、まさにドラマで
物語は息もつかせぬまま、一気に読ませてしまいます。
こういう物語を書かせたら、百田さんはお手の物という感じです。

上巻は、終戦の年、借金だけが残る「国岡商店」再生への第一歩から始まり、
主人公国岡鐵造の若き日々が描かれています。
下巻はまだこれからですが、これからいよいよメインとなる「日章丸」が登場です。
読むのが待ち遠しいです。。

生ビール!

2012年08月29日 | 日々のこと
こんなに毎日暑いと、生ビールが飲みたくなりますね~
普段そんなにビール好きなわけでは無いのですが、
日中の暑さが堪えた日の夕暮れには、何だか無性に生ビールが恋しくなります。

で、先日東京に電車で出かけた帰り、寄り道してきました!!
偶然立ち寄ったのが、キリンシティというビアレストランでした。



‘生’と云うとおり、生ビールは鮮度が大事なのですね~
知りませんでしたが、開けた時期によって美味しさに差があるのです。
学生時代にビアガーデンでバイトしていた夫くん、なかなか詳しいです。



頼んだつまみも美味しくて、なかなか楽しい時間を過ごす事ができました。
チェーン店の居酒屋より若干高めですが、ちょっと楽しむにはオススメです。
ビールの泡がなんともクリーミーでふんわりと可愛らしかったです。



こちらはなんと、ビアカクテル。
赤い方が、ビールにトマトジュース、紫の方が、ビールにカシスジュース入りでした!
なんとも不思議な飲み物でしたが、色合いが美しくてほろ酔いには丁度良かったかな。。

いそいそと。

2012年08月28日 | 日々のこと
お盆休みが終わったと思ったら、夏休みの子ども達が帰って来ました。
久しぶりのハハは、忙しい、忙しい^^;
普段のお気楽生活が、しのばれます。

何といっても買い物の量が違います!
あれも食べさせたい、これも、とどんどん増えてしまう感じです。
それでもすぐに無くなってしまうから、やはり食べる量が格段に違うのですね~

キッチンは暑さもひとしおですが、大汗かいてお料理頑張ってしまいました。
もともとそんなにお料理上手なわけではないので、
普段どおりの、お野菜いっぱいのメニューが並ぶだけなのですが。

それでも、美味しいとほおばる顔を眺めては、にやにや。
家事をするのが楽しくなってしまうから、不思議です。
やはり、たまに顔を合わせるぐらいが丁度いいのかもしれません。

仕事が終わって、夜もテニスを一緒にしたり。
娘も息子も中高とテニス部でしたので、付き合ってくれるのです。

子育て中は、ただただ一生懸命で、
こんな日が来るとは想像もしていませんでした。
ああ、もう社会人なのだなぁと思うと、感慨深いです。

送迎の車を用意する夫くんの姿も、いそいそと何時に無くうれしそうでした。。

『月と雷』 角田光代

2012年08月24日 | 
読んでいて、何となく憂鬱になってくる本でした。
角田光代さんの文章は、読みやすくて物語にも吸引力があると思うのです。
ですから、これほど読み進むのが遅いのも初めてのことでした。

読み始めてほどなく、角田さんの『ツリーハウス』を思い出していました。



当たり前の日常生活を繰り返す事のできない、母直子と息子智と、
この2人に深く関わることとなった泰子という女性の物語。

何も考えず、目の前にあるモノを受け入れていく事ができれば、
普通に生活していく事は可能なのかもしれません。

実際、かつて日本の女性達の多くが、
そうして目の前の運命を受け入れてきたのですから。
それは、ほんの少し前までそれが当たり前だったのですから、
当たり前の日常生活、と一言で云ってみても、
その中身は、時代によって大分様相が違っていることでしょう。

でも、その後それを持続していく事ができるかどうか。
それを問うている物語のような気がしました。

今は昔と違い、自分で結婚相手を選ぶ事が普通です。
不意の出会いや、縁というもので人生が大きく変わってしまう気がしますが、
そうであったとしても、その後持続していけるかどうかは、
今も昔もあまり変わり映えしないのかもしれません。

生活を積み上げていくというのは、努力なのかな。
ひとたびつながりを持った関係性というものを、細くても長く続けていける‘チカラ’。
逃げ出さないという、信頼。

読みながら、多くのことを考えさせられました。
未だ少しもやもやしたモノが残っていますが、角田さんの問いを、
少しは受け止められたかな、と思っています。。

映画「最高の人生をあなたと」

2012年08月23日 | 映画
先週限定上映していたミニシアター系の「最高の人生をあなたと」を観てきました~
この映画、 原題の『Late Bloomers』(遅咲きの花たち)の方がいい感じがします。

この映画を観ようと思ったきっかけは、主演の2人にあります。

イザベラ・ロッセリーニ!!懐かしいです!
お母様の、バーグマンの面影が・・・。


ウィリアム・ハートも、お年を召して。

この懐かしい2人が、結婚生活30年の熟年夫婦を演じているのです。
今まで円満に生活してきた2人が‘老い’というものに直面することで
段々ぎくしゃくしてくるのです。

観ながら、ヨーロッパ映画ならではな感じが興味深いと思いました。
そして、人間の関係性というのは、実にもろいモノだとも思いました。
些細に見えるきっかけ一つで、簡単に、すぐに、壊れてしまえる‘怖さ’。
絶対!なんて無いんだな、と肝に銘じました。

イザベラ・ロッセリーニ演じるメアリーの、母親が登場するのですが、
私は彼女にとっても共感しました。
娘メアリーには分かってもらえなかったようでしたが。

ラブラブな2人。
日本では、なかなかこうはいきませんね。。

夏休み

2012年08月22日 | 日々のこと
お盆休みの前後に土日の休みがつながって、
今年の夏休みは思いの外長かったです。

特別旅行の計画は無く、あれやこれや用事を済ませたり、実家へ行ったり、
映画を観に行ったり、飲みに行ったり、夏物バーゲンに繰り出したりなどなど、
あっという間に過ぎてしまいました。

本も読みました~
もちろん、テニスもしました~
いつものテニスに加えて、夜の練習したり。

ホントに、気ままな夏休み楽しみました。

読んだ本、観た映画など追々記事にしていきたいです。
おっと、最近の物忘れのひどさといったら。
あれこれメモっておかないと、全部忘れてしまいそう・・・^^;

休みボケも手伝って、なんだか仕事も調子が出ません。
そろそろ夏バテの頃かな。
体調管理に気を付けなくちゃです。。



ジャッキー・エヴァンコ“ミュージック・オブ・ザ・ムーヴィーズ”ジャパン・ツアー2012

2012年08月20日 | 音楽
昨日8月19日日曜日、ジャッキー・エヴァンコの日本公演が
渋谷Bunkamura オーチャードホールで行われました。



ジャッキー・エヴァンコは、2000年4月9日アメリカピッツバーグ生まれの12歳。
2010年にアメリカの人気オーディション番組アメリカズ・ゴット・タレントに出場し
“天使の歌声”と絶賛される美声を披露して、
一躍全米でセンセーションを巻き起こした天才少女なのです。

昨年初来日の時、テレビ出演を偶然観て、その歌声にびっくりしたのです。
小さな身体を精一杯震わせて歌うアリアの素晴らしさに、釘付けでした。

再来日公演の情報を知り、これは是非生の歌声を聴きたいと思っていました。
運良くチケットが手に入り、楽しみにしていたのです。

今回は“ミュージック・オブ・ザ・ムーヴィーズ”と冠したとおり
映画の名曲の数々を中心に、12曲披露してくれました。

  1. ピュア・イマジネーション 『映画「夢のチョコレート工場」より』
  2. 魅惑の宵 『映画「南太平洋」より』
  3. 夏は知っている『映画「おもいでの夏」より』
  4. ヴィンセント
  5. イマジネ
  6. マイ・ハート・ウイル・ゴー・オン 『映画「タイタニック」より』
  7. 星に願いを 『映画「ピノキオ」より』
  8. ニュー・シネマ・パラダイスのテーマ『映画「ニュー・シネマ・パラダイスより』
  9. 輝く未来 『映画「塔の上のラプンシェル」より』
  10. リフレクション 『映画「ムーラン」より』
  11. 主の祈り 
  12. ミューシック・オブ・ザ・ナイト 『ミュージカル「オペラ座の怪人」より』

若干12歳の、とてもとても可愛らしいジャッキーは、歌い始めた途端、
プロの歌手そのものに変わります。
歌うその曲を、心から慈しんで歌い上げるような切なさに、びっくりです。
心の底から歌う事を喜びと感じている様子が、素晴らしかったです。

アンコールでは、なんと「荒城の月」を日本語で歌ってくれました!!

歌い終わると、普通の12歳のあどけない表情や仕草に戻り、
そのギャップに大人たちはメロメロになってしまうのでしょうね。

どうかこの先の道のりが、彼女を幸せにしますようにと祈りつつ、
渋谷の夜を後にしました。。

映画「おにいちゃんのハナビ」

2012年08月13日 | 映画
日本映画チャンネルで放送していたのを録画して観ました~
視聴するには本当は別料金が必要なのですが、今キャンペーン中で無料なのです。
この映画は2010年9月公開で、当時評判が良かった記憶があるのです。

難病もの、実話、ということでちょっと構えてしまいますが、
私は、この主演の2人が大好きなのです。

そして、まさにこの2人の、この笑顔そのものを象徴する映画だと思いました。

ちょうど今お盆で帰省したり、ふるさとのお祭りや花火大会が
おこなわれている所もあるでしょう。
そんな季節にぴったりかもしれません。

人の持っている心のエネルギーは、本当に予想外に大きな物だと思うのです。
ダメだと思えばそれまでで、心持一つで空気が変わっていくというのが不思議です。
その為には、日々の、ほんの些細な言動がとても大切で、
そこにあるゆるぎなさのようなモノが、必ず伝わっていくのだと、
それは、病を抱えようと、心の病気であろうと、関係ないのだと教えてくれます。

そして、人は人によって支えられ、成長していくのだと
その事を忘れないで生きていこうと、強く思いました。

高良健吾くん、谷村美月さん、とても良かったですよ!!

NHKスペシャル「ミラクルボディー」

2012年08月10日 | テレビ
NHKスペシャル「ミラクルボディー」は、
超ハイスピード撮影をはじめとする最新の映像技術を駆使して、
トップアスリートの驚異的な肉体と精神の秘密に迫る、大型ドキュメンタリーです。

この番組、オリンピックの前に放送してくれるので、
より競技を楽しむ事ができます。
過去の放送も、とても興味深くて印象に残っています。

ロンドン五輪に向けて、シリーズ第3弾として
ウサイン・ボルト、内村航平、マラソン男子の歴代記録トップ3選手の全3回が
7月に3夜連続放送されました。

マラソン男子の回は、録画し損ないましたが、
ボルト選手、内村選手の放送はしっかり録画して観ました~

内村選手の回は、オリンピック直前観たのですが、
ボルト選手の回は、昨晩ようやく観たのです。

観て、びっくりしました!!

 ボルトの異次元とも言える速さの秘密はどこにあるのか?
 今回、世界で初めて、ボルトの走りを科学の目で徹底分析することが許された。
 超ハイスピードカメラなどの特殊撮影や、
 モーションキャプチャーなどを駆使した実験にボルト自らが参加。
 そこから見えてきたのは、これまでの理論をことごとく覆す特異なフォームと、
 それを実現する筋肉や骨格に秘められた意外な事実だった。(番組案内より)

‘世界最速’と得意のパフォーマンスの印象が強くて、
何となく近寄りがたい感じがしていたボルト選手ですが、
この放送を観て、彼に対する印象が一変しました。
記録にこだわり、どこまでも努力するひたむきさに声を失うほどです。

観ながら、人間の身体の持つ不思議さを実感せずにはいられませんでした。
彼の生まれながらにして持つ肉体は、
決してスポーツ選手に向いているとは思えないものです。
それでも彼は、世界最速の記録を塗り替えたのです。

でも、彼にとってそれは終わりではないのです。
どこまでも記録に挑み続ける限り、その自らの肉体と戦わねばなりません。
そんな苦しみと戦い続けているなんて、全く知りませんでした。

ロンドン五輪では、100メートル、200メートルと金メダルに輝きましたね~
その姿に、うれしい気持ちと未だ続く孤独な戦いを思い、
以前のように気楽に勝利のパフォーマンスを見ることができなかったです。

どうか身体を壊さないで欲しいと、心から思います。。

二胡日誌10

2012年08月09日 | 音楽
二胡の練習、頑張っています。

テニスもスキーもそうですが、繰り返して練習を続ける事で
少しずつでも進歩している実感を持てる事って、ホントに楽しいです。
微々たる進歩であっても、こんなにやりがいを感じるとは、正直びっくりしています。

できなかったことができるようになる、というのは、
子どもにだって分かり易いはずなのに、どうして楽しい気持ちが少ないのかな。

練習が楽しくて仕方なかったという記憶は無いのです。
できるようになったこと、たくさん有ったはずなのに。
自分の意志でやりたいと思った事だってあったはずなのに。

前回の二胡レッスンの時に、発表会のDVDを先生から貸してもらいました。
私はまだレッスン始めて3ヶ月の時でしたので、出ませんでした。
プロに撮ってもらったそうで、映像がなかなか凝っています。

でも・・・・・。
カンジンの二胡の音色が、想像していた物と違っていました。
先生の演奏は、いつもと変わらず素晴らしい音色だったので、
録音のせいでは無いのです。

やはり、キレイな音を出すことが難しいのだとよく分かりました。
ああ、まだまだ道のり遠いな~なんてため息ついてたのに、
翌日の練習、いつになく力入っていました。

「練習は、裏切らない。」
たしか誰かアスリートが口にしていたよな、と時間ができると練習頑張っています。
練習しないと、決してできるようにはなりませんものね。。

思ったこと。

2012年08月08日 | つぶやき
映画「海猿」を観ていて思ったことがあるのです。
ネタバレしないように、別記事にしました。

人が思う強い気持ちというのは、思いがけない力を発揮するものだなと。

この、思いがけない力、というのは
ホントに思いもかけない不思議に満ちている気がするのです。
予想外、想定外、言葉はなんでもいいのですが、
この力、多くは眠ってしまっているのかも、と。

普段の生活をいつもの通りに送っている分には、強く念じたりしませんよね。
せいぜいが、宝くじとか、くじを引く時に当たりますようにと祈るくらいかな~
なでしこが勝つように、とか、オリンピックの放送中は色々祈ってはいるけれど・・・。

切羽詰った時の神頼み的な、祈り。願い。
それはとても考えやすいし、実際多くの人がそうするでしょう。
でも、切羽詰らなくてももっと強く念じてみてもいいのではないかと、
そんな風に思ってしまったのです。

そうすることで、ちょっと背中が押されたり、も少し頑張ってみたり、
ほんのささいな日常生活のあれやこれやが、違ってくるかもしれません。
眠っている不思議な力を、試してみたくなるような仙崎大輔@伊藤英明さんでした。

そういう小さな一つ一つを形にして見せてくれることで、
ゆるぎない信頼が生まれるのだと思いました。
その背中に付いて行くことで、何があっても絶対大丈夫と思いえる幸せ。
たった一度の人生なら、そんな思いに身を包みたいと心から思いました。。

『つながる技術 幸運な偶然を必然にするには?』 小山薫堂

2012年08月07日 | 
先日テレビで観た、「仕事学のすすめ」の小山薫堂さんがとても面白かったので
早速本を読んでみました~



この本は、字が大きくて語りかけるように書かれているので、
あっという間に読めてしまいます。
なので、本読みにはちょっと物足りなく感じるかもしれません。

でも、本なんか嫌いだけど宿題で読まなくちゃいけない人や、
道に迷う若い人たちに、とってもオススメです。

進学でも就職でも道を踏み出していく時に、大事にしていくことが何なのか、
自分自身をどのように磨いていけばいいのか、
どんな心持が大切になっていくのか、
とても分かりやすく具体的に書かれています。

私自身も、物事を悪い方に考えるのは止めようと思いました。
いつでも何でも良い方に考えるようにすると、自分の世界が変わってくるかも、
な~んて思いました。。


映画「BRAVE HEARTS 海猿」

2012年08月06日 | 映画
毎日本当に暑いですね~
日に日に少しずつ気温が上っていくようで、
昨日とうとう猛暑日にとなりました。

こんなに暑い日は家にいない方が得策とばかりに、映画館に避難しました。
何を観ようか迷いましたが、やっぱり「海猿」観てきました~



前作「THE LAST MESSAGE 海猿」から2年が経っているのですね。
赤ちゃんだった、仙崎@伊藤英明&環菜@加藤あい夫婦の息子大洋は、3歳に。
そして、環菜のお腹には二人目の子が・・・。

日常生活のバカっぷりは健在で、「バカがうつると困る」の台詞に違和感無し^^;
ファンにはたまりませんね~

1作目から11年が過ぎているそうで、そうした月日の流れが物語りに反映していて、
少しずつ少しずつ逞しく成長していく仙崎の姿がまぶしく映ります。

予告を観た時から、ある程度は予想のできる物語です。
危機的状況設定が変わっているだけかもしれません。


でも、です。
本作は、とても良くできていると思います。
込められたメッセージが、ゆるぎなくて素晴らしい。
作品と共に成長しているのは、仙崎だけではないのです。
環菜しかり、バディしかり、取り巻く名も無き大人たちが、
それぞれのできる限りの仕事を、きっちりやって見せてくれるのです。
そこが、とてもいいと思いました。

暑い夏、涼しい映画館へお運びあれ!
おすすめしま~す。。

『サラダ好きのライオン 村上ラヂオ3』 村上春樹

2012年08月03日 | 
村上春樹さんお馴染み、雑誌an・an連載のエッセイをまとめたものです。

表紙絵、挿絵、文字と、やはりお馴染みの大橋歩さん。
往年の村上ファンから、an・an世代のファンでない人まで
気軽に楽しめる1冊だと思います。

既刊の「村上ラヂオ1、2」もそうでしたが、
作者が楽しんで書いている様子が目に浮かぶようです。
この3冊目は、特に読者へサービス精神旺盛だと感じてしまいました。

やはり、若い女性向けの雑誌の連載というのはテンション上るのかな~♪

私は個人的に、題名に心惹かれました。

息子がまだ小学生の低学年の頃、国語の音読の宿題で読んでいた、
ある短いお話がお気に入りだったのです。
題名は忘れてしまったのですが、
主人公のライオンが、あるシマウマと友達になりたいと願う物語でした。
回りから恐れられてばかりで友達のいないライオンが、とても寂しそうで、
あるシマウマと話をするのです。
その会話がなんともステキで、息子の音読が楽しみでした。

新聞でこの本の発売の広告を見たとき、このお話を思い出したのです。
全く関係ないけれど、ライオンの中には変わり者がいても不思議はないよなぁ
なんて思ってしまったのです。

おまけの「今週の村上」もいいエッセンスですね~
暑くてぼーっとしてしまう時など、冷たいお茶を飲みながら
ごろごろ読むのが似合いそう。
あ、生ビールの方が合ってるかな??

連載が終了されたとありましたので、これで「村上ラヂオ」はおしまいですね。。