荒井由美『ひこうき雲』が、映画「風立ちぬ」の主題歌と聞いて、
「ああ、そうきたか」と思ったのです。
映画を観るまでは、なんとなくモヤモヤっとしていました。
映画「風立ちぬ」の二郎さんと菜穂子さんの恋は、素敵です。
こんな風に恋愛はあってほしいな、なんて思ってしまいます。
ですから、エンディングに流れる主題歌は、恋の歌が良かったのではと思うのです。
人を恋うる歌・・・。
『ひこうき雲』は恋の歌ではないと思うのです。
私が『ひこうき雲』を初めて聞いた頃は、生意気盛りでした。
とんがって、突っ張って、虚勢を張って、世の中敵に回してる気でいました。
そんな中で出会った荒井由美という人の強烈さに、
すっかり魅了されてしまったのです。
『ひこうき雲』は、その‘潔さ’に惹かれました。
若い死というものに対して、感傷的にならず、冷たいまでに客観的な歌声が、
その死に寄り添っているような気がして。
若さ特有の死に囚われる中にいた自分を、諌めてくれる曲でした。
思い入れのある曲というのは、とても厄介ですね。
年月が経つほど、頑迷に、強固になる気がします。
映画をきっかけにこの古い曲が若い人に耳に届く事も、嬉しい事です。
若い人がこの曲を聞いたら、この映画を観たら、どんな風に思うのか、
とても興味があります。
こんな風に書くと、随分年とったような気分ですが・・・。。
「ああ、そうきたか」と思ったのです。
映画を観るまでは、なんとなくモヤモヤっとしていました。
映画「風立ちぬ」の二郎さんと菜穂子さんの恋は、素敵です。
こんな風に恋愛はあってほしいな、なんて思ってしまいます。
ですから、エンディングに流れる主題歌は、恋の歌が良かったのではと思うのです。
人を恋うる歌・・・。
『ひこうき雲』は恋の歌ではないと思うのです。
私が『ひこうき雲』を初めて聞いた頃は、生意気盛りでした。
とんがって、突っ張って、虚勢を張って、世の中敵に回してる気でいました。
そんな中で出会った荒井由美という人の強烈さに、
すっかり魅了されてしまったのです。
『ひこうき雲』は、その‘潔さ’に惹かれました。
若い死というものに対して、感傷的にならず、冷たいまでに客観的な歌声が、
その死に寄り添っているような気がして。
若さ特有の死に囚われる中にいた自分を、諌めてくれる曲でした。
思い入れのある曲というのは、とても厄介ですね。
年月が経つほど、頑迷に、強固になる気がします。
映画をきっかけにこの古い曲が若い人に耳に届く事も、嬉しい事です。
若い人がこの曲を聞いたら、この映画を観たら、どんな風に思うのか、
とても興味があります。
こんな風に書くと、随分年とったような気分ですが・・・。。