久々の村上龍さんです。
『半島を出よ』以来かな。
2005年から2007年にかけてのエッセイ集です。
以前新聞の書評記事を読んで
メモしておいた本です。
図書館で見つけました。
龍さんの本もたくさん読んでいるので
とても読みやすく、
特にエッセイを読むと
その独特の語り口に、
なんだかすぐに顔が浮かんでくるのです。
眉間にしわ寄せた・・・。
NHKの100年インタビューという番組に出演の
宮崎駿さんを観たばかりだったので
そのお話の重なるところの多さに、びっくりでした。
特に印象の深いところ
龍さんの‘文脈を超えたコミュニケーション’という所を
読んでるうちに
インタビューに答える宮崎さんと
インタビュアーのアナウンサーとの間にある溝は
まさにこの文脈の違いなのでは、と思い当たったのです。
同じバックグラウンドを持たないと
同じ‘文脈’では語れない。
なるほど、その通りだ、と画面を見ながら思いました。
これからは、この‘文脈を超えたコミュニケーション’というものが
必須となるだろう、と龍さんは書いています。
そのために磨く、‘言葉’。
示唆に富む、非常に面白いエッセイだと思いました。
小説の構想は色々あるそうで
今後の新刊が楽しみ楽しみ!!
『半島を出よ』以来かな。
2005年から2007年にかけてのエッセイ集です。
以前新聞の書評記事を読んで
メモしておいた本です。
図書館で見つけました。
龍さんの本もたくさん読んでいるので
とても読みやすく、
特にエッセイを読むと
その独特の語り口に、
なんだかすぐに顔が浮かんでくるのです。
眉間にしわ寄せた・・・。
NHKの100年インタビューという番組に出演の
宮崎駿さんを観たばかりだったので
そのお話の重なるところの多さに、びっくりでした。
特に印象の深いところ
龍さんの‘文脈を超えたコミュニケーション’という所を
読んでるうちに
インタビューに答える宮崎さんと
インタビュアーのアナウンサーとの間にある溝は
まさにこの文脈の違いなのでは、と思い当たったのです。
同じバックグラウンドを持たないと
同じ‘文脈’では語れない。
なるほど、その通りだ、と画面を見ながら思いました。
これからは、この‘文脈を超えたコミュニケーション’というものが
必須となるだろう、と龍さんは書いています。
そのために磨く、‘言葉’。
示唆に富む、非常に面白いエッセイだと思いました。
小説の構想は色々あるそうで
今後の新刊が楽しみ楽しみ!!