飄香 麻布十番本店

飄香(ピャオシャン)と読むのです。
麻布十番駅のすぐ近くの、本格四川料理のお店です。

シェフの井桁良樹さんは、NHK朝の番組「あさイチ」に出演されています。
お店にも一度行ってみたいと思っていました。

昨年、クリスマスコンサートに東京に出かけた際、こちらのお店を予約したのです。
本格的な四川の世界なのでしょうか、とても落ち着いた雰囲気のある佇まいだと思いました。






料理は、ディナーコースを。

始めに、飄香特製　おたのしみ前菜9種

スッポンのたっぷりスープまんじゅう

厚切り牛タンの唐辛子ピクルスと九条葱の香り炒め

蝦夷アワビともちもち豆腐麻辣煮込み

四川ダックとフォアグラの焼き春捲
四川ダックとサツマイモ春雨のピリカラスパイシーソース

四川伝統田舎料理 小豆あんこを挟んだ豚肉のもち米蒸し

自家製干し肉と季節の野菜料理

写真を撮り忘れてしまいましたが、料理の最後は、カスベの四川麻辣煮込み麺でした。

そして、中国茶に、

デザート2種。



本格四川料理というのは初めてでしたが、思ったほど辛さが強くなく、
何よりどの料理も実に手の込んだ、スパイシーな味わいだと思いました。

初めて口にする香辛料も多く、麻辣の独特な世界を堪能することができました。

料理の最後に井桁シェフから丁寧な挨拶をいただいて、本当に楽しい時間となりました。
とても控えめなまじめな人柄は、テレビの画面からもうかがい知れますね。
また行きたい、と思いました。。

『マスカレード・イブ』 東野圭吾

この本、文庫本なのです。
東野圭吾さんの作品には、最初から文庫版で出版されるものもありますよね～

文庫版は軽くて持ち運びにいいし、いつでもどこでも読める感じがいいですね。



前作『マスカレード・ホテル』の続編かな、と思っていたら、
ホテル・コルテシア東京のフロントクラーク山岸尚美と、
警視庁捜査一課の新田浩介の二人がまだ出会う前の、
それぞれが主人公となる4作の短編集なのです。

でも・・・・・・・
『マスカレード・ホテル』の内容は、すっかり忘れてしまっていました。
ただ面白く読んだ記憶だけがあるのです。

ブログに記事にしてるので、後で探してみようと思っています。記事はこちら


こちらは短編集ではありますが、東野さんらしいひねりと主人公の熱い気持ちが生きていて
とても小気味いいです。
どれも面白く読みました。

とりわけ、ホテルマンとしてプロフェッショナルを目指す山岸尚美の、
ひたむきな仕事ぶりがステキです。
彼女の鋭い観察眼が楽しいし、ああ、きっと私も、同じようにお客たちの仮面の下の顔を
想像するだろうなと思います。

また『マスカレード・ホテル』を読み返したくなりました。
面白かったです。。

『リアル14巻』 井上雄彦

毎年一冊刊行される、井上雄彦さんの『リアル』を楽しみにしているのです。

昨年秋に、そろそろ発売かな、なんて言っていたら、
ネットで予約しとけばいいじゃんと云われたので、
そうしてもらったつもりでした。

そう云った本人はすっかり忘れていたようで、
やっと先日手元に届いたのでした！



毎年の事ではありますが、それまでの物語の詳細をすっかり忘れているのです。

あれ、これ誰だっけ？？なんて普通の事で、
前作はとにかくスコーピオン！という印象が強くて、戸川何してたっけなんて。

なので毎回2,3作前から読み直しているのです。

今回は、高橋が車いすバスケに参加することで、
戸川、野宮とつながっていくことが予想される展開です。
あの高橋が、やっとここまで来たんだ、と感慨深く思います。

3人の周辺にいる人間たちも、少しづつ動きがあって中身が濃いです。

闘志を無くしてしまった野宮が、どうするのかな。
絶望の中、姿を見せる友人の姿に胸が熱くなります。

本当に、毎年ガッツをもらえる本だと思います。
おすすめしま～す。。

鍋

寒さもピークかと思ったら、まだ1月半ば・・・。
まだまだこれから寒さに向かう時期ですよね～

ああ、それなのに、我が家の土鍋を早々に割ってしまったのです。
まだそれ程寒くもない、冬の入り口あたりだったのです。

なので、土鍋早く買わなくちゃね、と話していたのですが・・・。

昨日も食材を買いにスーパーに行くと、鍋物向けの食材コーナーが。
そこであわてて鍋が無いことを思い出すのです。

今日こそ土鍋買いに行こう！と渋る夫くんを連れ出し、
生活雑貨店めぐり～

久しぶりの買い物で、何だかあちこちバーゲンが目につき、
お目当ての土鍋なんてほったらかして、関係ない売り場をうろうろしたり。
あ、あっちのセーター半額～と云っては走り、
あったかシーツもそろそろ買い換えないとね、とホントによく歩きました。

結局お気に入りの土鍋は見つけられず、関係ない買い物袋提げて帰ってきました。

土鍋がある時には、そんなに鍋物したいと思わなかったのに、
できないとなると、なんだか損した気分になるから不思議です。
日々の寒さがひときわ身に沁みる気がしてしまうのも、鍋ができないから～なんてね。

急いで買わなくちゃです。。

『長女たち』 篠田節子

今年一冊目の紹介は、篠田節子さんの『長女たち』です。

本当は、昨年末に読んだのです。
年越しの記事になってしまいました^^;



この本に興味を持ったきっかけは、題名かな。
私自身、二人姉妹の長女なのです。


本作は、「家守娘」「ミッション」「ファーストレディ」の3篇から成ります。
いずれもつながりはありません。

共通していることが、主人公が長女であり、親との関係が軸になっている所です。

3作品とも、主人公が似ていると思いました。
気持ちは分かるのですが、共感するところは少なかった気がします。

何より、登場する父親、母親というものに驚いてしまいました。
世の母親たちには、こんな内面が隠されているのかな、と。
口には出さずとも、同じように感じる母親たちは多いのだろうかと。

自分自身長女でありながら、娘の母親でもあります。
親の業というもののはかり知れない強さに、飲み込まれそうな恐怖を感じました。

そして、もう一点。
現代医療の力の盲点を鋭くついた「ミッション」という作品に、とりわけ考えさせられました。

篠田節子さん、スゴイ！！
おすすめしま～す。。

新しい年に

新年あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願い致します。

昨年末は、ブログほっといて北海道に出かけていました！
北海道はルスツ高原で、スキーしてました！

ほっといたのは、ブログだけでなく、大掃除もです^^;

毎年年末近くなると、大掃除だ、小掃除だと大騒ぎしているのに、
そんな事ぜ～んぶ放り出してスキーに出かけるために、
仕事を早く終わらせたり、
日常の雑事のあれやこらやをバタバタこなして、
行ってきちゃいました！！

そうして帰って来た次の日の大晦日、
インフルエンザに罹ってしまいました！！

お陰でお正月の予定はすべてキャンセルして、静かに寝正月・・・

本当にいつもと違う年末年始を過ごしているのですが、
こんな風にのんびりしたお正月も、久しぶりで悪くない気がしているのが不思議です。

夫くんもダウンしたので、二人して帰省中の息子のお世話になりながら、
結構楽しんでいるのかもです。

こんな幕開けの2015年ですが、ことしもどうぞよろしくお付き合いくださいませ。。