趣味は読書。

気ままな読書記録と日々思うこと、備忘録

二胡日誌 7

2012年04月25日 | 音楽
二胡、続いています。
練習するのが楽しくて仕方ないのです。
そんなこと云うと、教室の仲間に‘ヘンな奴’と思われてしまうのですが、
本当なのです。

こんなに地道な努力家だったっけ?私???

自分自身の事なのに、振り返って学生時代そんな覚えありません。
何かをこつこつやり遂げた記憶は無いですね~
受験勉強なんてすくに挫折して、本ばかり読んでいましたし・・・。
本を読むのはとにかく好きなので、何の努力も要らないし、
それに好きな本しか読まなかったし・・・。

それが、‘継続は力なり’を実感することに出会うのです。
それは、大人になり、結婚して、子育てに忙しい頃でした。
図書館の読み聞かせのボランティアを始めたのです。

子ども達と通っていた市立図書館が新しく建て直されて、
開館とともに読み聞かせのボランティアを募集したのでした。
上の子がちょうど小学校に入学の時でしたので、少しは時間に余裕ができるかな、と
応募したのです。

新しい図書館はどこもかしこもぴかぴかで、
ボランティアの応募者も本当にたくさんいました。
女性が圧倒的に多かったですが、
私のように他人の前で読み聞かせは初めて、という人から、
あちこちで経験した人から、全くの素人さんから、
仕事を持つ人、主婦、学生などなど老若男女ホントに様々でした。

月に一度の読み聞かせでしたが、毎回自己紹介するほど、
多くの人が参加表明していたのです。

ところが・・・・・・・・・
その中で、一年後に続いていたのは、私を含めてたったの2人だったのです。

二胡の話から、随分話がそれてしまいましたが、
活動を続ける大変さを、この時に学びました。
そして、続ける事が、いかに大事かということも。

この経験をしてから、とりあえず続けてみる、という事を
必ずするようになりました。

そうして始めたテニス、なのですが、
実は最初嫌がっていたのですよ~私。
暑いだの、風が強いだの、寒いだのとぶつぶつぶつぶつ云っていたのですが、
とりあえず続けてみる、ということで、やっと一年続いたのでした。

それが、嘘みたいに、テニス楽しくて楽しくて仕方なくなるのですから。

一生懸命になると、できなかった事が少しずつできたりして、
その達成感といったらないです。
自己満足の極みが、こんなにも楽しい気分をもたらすとは、思いもしませんでした。

たぶん、これはテニスとか、二胡とかだけではないのでしょうね。
子どもの頃には、なかなか味わえなかった努力の楽しみ・・・。
大人になるのもいいな、と思った出来事でした。。


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