趣味は読書。

気ままな読書記録と日々思うこと、備忘録

耳から読書

2008年02月28日 | 子育て
語りネットワークの会長として
あちこちご活躍の
佐藤涼子さんの語りを聞いてきました。
大人向けの語りは何度か聞いていましたが
一度、子どもたちに語る様子を見たいと
ずっと思ってきました。

思いがけず
今回、小学生の子どもたちに向けた語りを
聞く機会に恵まれ
ホントにわくわくの参加となりました。

子どもたちが語りの世界に引き込まれていく様子、
その目の輝きが
間近で見られたことがとてもとても良かったです。

私なりの語りを
やっていこうかな、と
初めて思った瞬間でした。。

車の運転

2008年02月26日 | つぶやき
夫くんの捻挫で
私の日常、超忙しくなってしまいました。
私自身事務の仕事を手伝っているのですが
外回りの時、怪我で運転のできない夫くんを車に乗せ
お抱え運転手をしています。

いつもは割りとのんびり気分のお留守番、
という感じでしたが
出かけることが増え
ブログ更新したいのですが
PCの前に座ると
もうこっくりこっくり

夫くんはもともとが運転大好き人間なので
他人の運転の車にはあまり乗りたがりません。
ですから
二人でいる時に
私は運転しないのです。

実を言うと私、
車の運転へたくそです
子どもを産んでから
必要にかられて仕方なく運転するようになりました。
学生時代からペーパードライバーでした。

運転を始めるにあたって
夫くんの厳しい指導がありました。
おかげですっかり運転キライになりましたけれど・・・。

それがこのところ毎日
お抱え運転手です
松葉杖の夫もストレスまみれだとは思うけど
私のほうもストレスストレス


リーダー

2008年02月24日 | テニス
今日はテニスでした。
怪我をした夫くんはお留守番。

夫くんは同好会の長をしています。
引受けるべき人たちが
逃げてしまったので
仕方なく引受けたのです。

でも、同好会を続けているメンバーは
みな黙々と助けてくれる人たちばかりなので
とても気持ちよくテニスができます。

今日も夫の代わりに
声を出し
まとめて引っ張ってくれる人のお陰で
スムースに運びました。

皆が少しずつ仲間のためを思って行動すると
全体がとてもまとまりのある
気持ちのよい会になります。
少しでも勝手なことをする人が出てくると
それに引きずられるように
全体の雰囲気が悪くなります。

みんなに「お大事に」と
声をかけてもらって
なんだかるんるん気分で帰ってきました。。



「ぼくは勉強ができない」山田詠美

2008年02月21日 | 
ずっと気になる作家でしたが
今回初めて読んでみました。
山田詠美さんがブレイクしていた頃
ちょうど子育て真っ最中だったのです。

それまで、芥川賞・直木賞受賞作は
欠かさず読んできたのですが
さすがに育児中は
時間的にも
気持ち的にも余裕がなくて
もっぱら育児書関係の本ばかり読んでいました。

それが、ついこの前
大好きな村上龍さんと
仲良く対談しているのを読んで
とても読みたくなったのです。

なかなかよかったですよ~
詠美さんのあとがきを読んで
好きになりました。

子どもや
思春期の頃の若者を
主人公にしたものを読むと
たまに
‘こんなこと子どもはいわないよね~’
とつっこみたくなることがあります。
それは大人の論理、視点だよって。

この本の主人公秀美君は
高校生なのだけど
著者は
ちゃんと大人の視点で書いていることを
明記されています。
大人にこそ読んでもらいたいと。
読んでいる途中
まさに自分自身の高校生時代を思い出していました。

大事なことが何なのか
わからずに悩んでみたり
言葉の鋭さに絶句したり
誰にも話せずにいた多くのことを
思い出していました。

詠美さんの
直球ストレートな表現が
思春期の純粋さをよく感じさせてくれて
とてもとても
心地よかったです。。



捻挫!!

2008年02月18日 | テニス
昨日のテニスで夫くん、右足捻挫です
なんてことだぁ~とうめいています。
直後自立していたので
大丈夫かなと思っていたけれど
駐車場に向かうとき
あまりに痛そうで
車の運転も私が代わりました。

足をつくのを怖がって
家の中四つんばいに移動してます。
本当に足を怪我すると
動けなくて困りますねぇ~
家事をいろいろ手伝ってくれているので
私が一番困っていたりして!!

今日病院に送っていきました。
診断は、捻挫及び裂離骨折の疑いありで
テニスができるようになるまでに
二ヶ月かかるかなと言われたそうです。
二ヶ月!!とショックをうけていました。
かわいそ~
ストレッチはまめにね

「からすのたまごにいちゃん」あきやまただし

2008年02月17日 | 
土曜日は、月一回の読み聞かせの日でした。
天気がよかったので
子どもたち集まるかな、と心配していましたが
20人近く集まりました。
男の子も半分近くいます。

それで、男の子を意識して
「からすのたまごにいちゃん」を選びました。
以前書いた
「たまごにいちゃん」の続編シリーズの中の一冊です。

この本、とてもおもしろいです。
成長とは、こんな風に
卵の殻をわっていくことの
繰り返しのようなものだと思いました。

「泣き虫ハァちゃん」河合隼雄

2008年02月15日 | 河合隼雄
河合隼雄さんのご遺作となりました。
ご自身の子ども時代を雑誌に連載中に倒れられ
未完のまま出版されました。

「泣き虫ハァちゃん」とは
ご自身のことだそうです。
読んでみると昭和初期の子どもたちの様子が
生き生き描かれていて
思わず父や母の子ども時代に
思いを馳せました。

優しいご両親、ご兄弟のもと
本当に健やかにお育ちになったことが
うかがえます。
そのことが
河合先生の
人間をみつめる暖かさの源なのだと感じられました。

私自身は、仕事をやめて
子育てに専念したことを
善かったな、と思っていますし
子育てに後悔はないですが
この本を読んで
一つ後悔したことがあります。
河合先生のお母様のように
‘優しい言葉’を子どもたちに
もっとかけてやればよかったと思いました。
‘優しい言葉’は何より
子どもの心に残ります。
今からでも遅くはないかな。

岡田知子さんのイラストも
とてもとてもステキです。。


バレンタイン

2008年02月14日 | 子育て
今日はバレンタインデーですね~
いろいろなところで
さまざまなドラマがあるのかな。

今年はゴディバのチョコでも買おうかと
思っていたのですが
まあ混んでること!
お店の前の行列に辟易して
帰ってきてしまいました。
まだまだ人気が衰えませんね~

どうするか決めないままバレンタイン当日!!
あわてて‘デビルスケーキ’なるものを作りました。
これは初めて作ったのですが
焼き上がり
型からはずすときに失敗
もたもたしてるうちに崩れてしまったのです

あ~ぁ
ショック・・・・

崩れてこぼれ落ちたケーキの端切れ
食べたらなんともおいしくて、びっくり
バターに空気を含ませるのに
腕力と時間が要りましたが
このおいしさなら
リベンジ、したいな。。

映画「L change the WorLd」

2008年02月13日 | 映画
「結婚しようよ」のあとに
偶然「L change the WorLd」が始まるところだったので
おまけで観てきてしまいました。
中学生くらいの子たちが多かったかな。

一作目の「デスノート」を見たとき
よくできてるなぁ~と思いました。
松山ケンイチの‘L’が刺激的でした。
ただ、二作目をテレビで観たとき
私にはちょっと・・・という感じだったので
あまり期待していたわけではありません。

この映画は‘L’と、子ども二人が
とてもよかったです。
ままちゃりに‘L’こぎ流行りそう・・・。
この三人に救われた映画という感じがします。

それにしても
殺人ハンターのA子ちゃんにびっくり!!
救いのない役、翌朝の「ちりとてちん」でも
観ていて複雑気分でした。。

ドラマ「フルスイング」

2008年02月12日 | テレビ
高橋克美主演の
NHK土曜ドラマ「フルスイング」が面白いです。
門田隆将著「甲子園への遺言―伝説の打撃コーチ高畠導宏の生涯」
が原作だそうです。

実在の人物なのですね~
私は野球音痴なので知らなかったのですが
大変有名なコーチだったそうです。
その打撃コーチが
なぜか50代になって
高校教師デビューするのです。
ドラマはその高校での奮闘の様子が描かれています。

高橋克美の先生ぶりがとてもいいです。
大人にも
子どもにも
変わりなく暖かいまなざしで
日々の忙しさにかまけて
忘れてしまいがちな大事なことを
気づかせてくれます。
どんな子どもにも
まっすぐな心は届くのだと
なによりごまかさない
正直な心が大切なのだと
思い出させてくれました。

病に倒れてしまわれた高畠さん、
後のドラマを観るのが
ちょっとつらいです。。



映画「結婚しようよ」

2008年02月11日 | 映画
今日は最寄の映画館のカップルデイの日。
祝日とぶつかると
たいてい観に行きます。
何を見ようか昨晩から検討して
三宅裕司主演の
「結婚しようよ」に決めました。

実は、私、大の吉田拓郎ファンです。
中学生の時、初めて‘夏休み’を聞いて
ファンになりました。
当時その曲を弾き語りで教えてくれた男子に
淡い思いを抱いていたせいかもしれませんが。

この映画は監督の拓郎へのオマージュだそうです。
懐かしの拓郎の曲が次々とかかるので
ファンにはたまりません。
拓郎ファンは私より少し上の年齢層が中心ですが
映画の内容も
ちょうどそんな感じでした。
娘ふたりの旅立ちに
右往左往する三宅裕司がなかなか好演していました。
何より拓郎の曲を熱唱する
次女役の中の森バンドのAYAKOが
とてもとてもよかったです。。

「時代の風音」堀田 善衛、宮崎 駿、 司馬 遼太郎

2008年02月10日 | 
宮崎駿のファンなのは以前に書いたのですが
司馬遼太郎も大好きな作家です。
高校、大学時代多くの時代小説を読みました。
面白くて面白くて
手当たりしだい文庫になっているものは
読んだと思います。
やはり、マイベストワンは
「竜馬が行く」かな。
「酔って候」も大好きだけど。

最近はちょっとご無沙汰気味でした。
こんな取り合わせの対談本が出ていたなんて
知りませんでした。
偶然図書館で見つけて
わくわく借りてきました。

読んでいて思い出しました。
そうだ、宮崎駿さんはこのお二人の
大ファンなのだと。

お三方の時代を見据える厳しいまなざしに
もう一度それぞれの著作を
読み返してみたい気持ちにかられました。

とても贅沢な一冊だと思いました。。

NHK「プロフェッショナル 仕事の流儀」

2008年02月09日 | テレビ
NHKの「プロフェッショナル 仕事の流儀」を
楽しみに観ています。
我が家は基本的に録画して見ているので
たまに続けて見ることもあります。
おかげで今とってもモチベーション高いです。
なんでもこいって感じです。

サウジアラビアの地で
石油化学関係のプラント建設に
かかわる現場所長、高橋直夫さんの回。

チェックのシャツにちょびひげ姿の高橋さん。
逃げ出したい重圧に耐え
ひるむ気持ちを奮い立たせ
高らかな笑いに昇華させる姿に
心から感動しました。
観終わってからも
ひたひたと
日々がんばろうという気持ちがわいてきました。

受験生の長男、
見つめるまなざしに勇気がともったかな。。





自分の気持ち

2008年02月08日 | つぶやき
ブログを始めたときに
友人たちに知らせようか迷いました。
それというのも
友人の一人が
2年前にブログを始めたときに
わざわざメールでアドレスを知らせてくれたからです。
彼女は年賀状や印刷物などにも
アドを載せ広めていました。

結局、私の場合は
迷ったまま、
知らせずに今日にいたります。
彼女に会うたびになんとなく
後ろめたく
はっきりしない気持ちに襲われます。

でも、きっとこのまま知らせずにいくことでしょう。
私自身、自分の気持ちというものを
整理したり
書き留めたり
思い出したりしたくて始めたものです。

そう考えると
私は自分の考えていることを
知人に知ってほしいとあまり思っていないようです。

自分の考えや思いというものを
いつも制限して表明しているところがあります。
「あなたはどう思いますか?」
と正面きって問われれば(時と場合によりますが)
精一杯誠実に答えたいとは思いますが。

こんな風に
誰にというわけでもなく
とりとめなく書いているだけで
自分の考えや気持ちが
落ち着いてきます。
今はそれで充分な私です。。

徒然亭草若@渡瀬恒彦

2008年02月07日 | テレビ
朝から泣いてしまいました。
NHK朝ドラ「ちりとてちん」です。
以前にもこのドラマ面白いと
書いたのですが
病に倒れる師匠が
‘死’と向き合う姿が描かれています。

「人間誰しもみんな死ぬ」
この、人の気持ちをかき乱す
普遍の真実と
どう向き合い
受け入れていくのか
毎朝はらはらと見守っています。

演じている渡瀬恒彦が
とてもとてもいいです
すっかりファンになってしまいました!!

徒然亭一門の面々が
どんな頑張りを見せるのか
とても楽しみです。
せつないけれど・・・。。