趣味は読書。

気ままな読書記録と日々思うこと、備忘録

8年前の今日

2009年06月30日 | 日々のこと
仮住まいから新築の我が家に
8年前の今日、引っ越してきました。
天気が良く、朝から暑かった覚えがあります。

この時は大きな荷物だけ、引越し業者に頼みました。
初めてお願いしたのですが
その手際の良さに驚きました。
実に効率良く、パズルのように積み込んでくれます。

箪笥や鏡などもてあます家具類は
プロに頼むべき、とこの時の経験から思います。
運び出す時も、運び入れる先でも
室内を汚さないよう、傷つけぬよう
様々な工夫があって、
いちいち感心してしまいました。

私はこの引越しの後、しばらく右肩が上がらなくなってしまいます。
そうです、どこかで耳にした事のある
‘四十肩’になってしまいました。
もともと肩こり症でしたので
この引越しは発症のきっかけにすぎません。
でもこの肩が完治するのに丸1年がかかるとは
思ってもいませんでした。
ここからしばらく、日々荷物との格闘、
肩の痛みとの格闘が続きます。

この家が建つ様子を‘設計士さんのこと’と題して
つらつら思い出すままに書いています。
肩の痛みは確かにつらかったのですが
そんなことがあったことを忘れてしまうほど
予想を超えて満足の得られた我が家。
建ててくださった皆さんに感謝を込めて
‘設計士さんのこと’書いていきたいと思っています。。

映画「劔岳 点の記」

2009年06月29日 | 映画
またまた雨の日曜日、テニスが流れ
映画を観に行ってきました。
本当はこの映画、観ようか迷っていたのですが
前の晩、偶然テレビで目にした番組に
香川照之さんが出られて映画の撮影の苦労話などされていたのです。
そのお話がとても面白くて
もう寝ようとしていたのに、ついつい観てしまいました。
夜中にこんな番組やってたのね~
なんて、映画も面白そうと夫くんと話していたのです。

翌日曜日、
まさか朝から雨が降るとは思っていませんでした。
この所毎日変わる天気予報でしたが
曇りの予報に変わっていたからです。
それで、にわかに映画鑑賞となったのです。
ポイントも貯まっていたので、タダで観られました^^

さすがに撮影にこだわりのある木村監督、
自然が織り成す美しさを見事捉えた映像は
とても素晴らしいものでした。

観ながら一番強く思ったことは
昔の日本人の真面目さ、慎ましさ、というもの。
日本人の美徳、というか
襟を正すような姿勢のよさ
素朴な温かさ。
こういうもの、忘れてはならないよな~と
強く強く思いました。

主演の浅野忠信も良かったですが
やはり、‘案内人’の香川照之の控えめな強さがステキでした。
欲を言えばもう少し人間ドラマが見たかったかな。
極限の状況下での人間というもの、
何故柴崎は判断ミスをしてしまうのか。
またそれぞれの家族のとの関わり、
何故長次郎の息子は気持ちを変えるのか、などなど。

バックに流れる音楽がいいです。
ヴィバルディ『四季』、バッハも好きな曲でした。

高校時代、新田次郎の小説をよく読んだ時期がありました。
山登りはしませんが、潔い文章に惹かれ
まるで登山をしているような気持ちにとらわれた事を思い出します。
『八甲田山』は原作も映画も
終わってから身が凍えたような気持ちになったことを覚えています。
寒くて寒くて吹雪に目を細め・・・。
こちらの原作も読んでみようかな。。

設計士さんのこと 6

2009年06月26日 | 日々のこと
我が家を設計してくださった、Aさんとのことを書いた記事
‘設計士さんのこと 5’の続きです。

Aさんからの宿題「好きな建物の写真を持ってくること」の
答えがようやく出せた時、
それはほんの前哨戦にすぎないことに気付かされます。
何故なら、家を建てるということは
限りなく‘自分の好きな物’を選択していくことだからです。

この、好きな物、というのが曲者です。
一見簡単そうに見えるのですが
どうしてそれがいいのか、
何故それを選んだのか、
本当にそれがいいのか、
一つ一つ検証していくと、どんどん分からなくなるのです。

例えば外壁。
塗りがいいのか、タイルがいいのか
パネルがいいのか、コンクリートがいいのか・・・。
私なんて、聞いてもピンとこないので
先ずは実物を見に外へ。
Aさんと車で街中あちこち見て歩きます。

例えば電気の器具。
分厚いカタログ何冊もめくり
これも実物を見にAさんと東京へ。
この時は電気器具だけでなく、
水回りの器具も見に、ショールームへ。

こういった細かいことを繰り返していくうちに
自分が好きだと思っていた物が
ただ単に、他の物を知らなかっただけなことに気付きました。
モノを見ていなかったのです。
手に届く範囲、身の回りの狭い範囲で
うろうろしている感じ。

視野の狭さに、驚いてしまいました。
そして、そんな状態では
たとえ目の前に見せられたとしても
目の中に入ってはこないのだということも。

こんな風にしてモノの見方というものを
先ず、教えてもらいました。
そして、モノを見て、考えること
この考える、ということが一番大切なのです。
一番厄介なこのでもあるのですが。。





ウィンブルドン 2009

2009年06月25日 | テニス
今週ウィンブルドンが開幕しました。
NHK総合で深夜放送しているので、
試合が観られてうれしいです。

クルム伊達選手の一回戦は、負けてしまいましたが
本当に素晴らしい試合でした。
相手のウォズニアッキ選手は、18歳!
しかもランキングは9位です。

伊達選手は試合の組み立てが上手い、と思いました。
第一セットでは、相手のショットを読むことで
体力的にも精神的にも優位に立ち、
多彩なショット、戦略で相手を翻弄して
結局セットを奪うのです。

ですが、第2セット
左右に振られ大きく走らされます。
徐々に相手がペースを取り戻し
徐々に伊達選手の足にダメージが・・・。
足のダメージはショットに狂いを生じさせ
気力を奪っていくようでした。

結局第2、第3セットを奪われ敗戦となってしまいましたが
伊達選手には笑顔が浮かんでいました。
全力で戦いきった誇り、というものが見られたのです。
とてもいい笑顔だと思いました。残念でしたが。

翌日、杉山選手の2回戦を観ました。
4大大会最多出場を更新中です。
シングルスではここ数ヶ月勝ちが無く、
このウィンブルドン一回戦で勝てて
涙を見せていたと報じられていました。

2回戦も勝ちました!!
いつもよりも余裕が感じられる試合でした。
サービスの威力が上がっているように思われました。
日本人選手でただ一人勝ち残っているので
頑張って欲しいです。
3回戦はなんと、ダブルスのペアの相手
ハンチュコワと対戦するようです。

杉山選手はダブルスで有名ですが
ウィンブルドンでも出場しています。
こちらは第6シード、優勝候補圏内です。
ついついテレビの前で熱くなり
大騒ぎをしてしまい、またまた頭の中はテニステニステニス!
今週末もコートを予約してあるので
気分はウィンブルドンで
早くラケット振りたいです。。

映画「007/カジノ・ロワイヤル」

2009年06月24日 | 映画
ムービープラスという映画チャンネルで
007シリーズ特集していたので、録画して観ました。
007の記事にも書きましたが、歴代ボンドをずっと観てきました。
この時コメ欄で、レイコさんから熱いおすすめメッセージをいただき
唯一観ていなかった新シリーズ、
ダニエル・クレイブのボンドを観ることにしたのです。

丁度息子が帰省していたので
「観る?」と聞くと
「観たい!」との返事。
息子も負けずに映画好きです。

面白かったですよ~
一番びっくりしたのが、‘蜘蛛男’
冒頭ボンドに追いかけられる役をした人が
すごいのです。
壁を四肢だけでするする登ってしまう、
階段は10段ぐらい軽く一っ跳び。
まるで蜘蛛みたい!!
その身体能力のすごさに、びっくりしてしまいました。

実はこの人、セバスチャン・フォーカンという、
役者ではなくパルクールの第一人者として知られる人物だそうです。
パルクールとは、あらゆる障害物を肉体ひとつで乗り越えて走りまくる
新しいスポーツだそうです。
それにしても、そんなすごい人にしっかりついて行き
追い詰めていく新ボンド、ダニエル・クレイグもすごいです。
野性味と、無骨な感じが歴代ボンドとは違っています。
限りなくクールな感じ、男気にあふれていると思いました。

できれば‘M’も、もう少し若作りして欲しかったことと
‘Q’のうんちくも聞きたかったかな、と思いました。
この終わり方は、次回作につながっていそうですね。
今年公開された「慰めの報酬」がそうなのでしょう。
こちらもまた観るのを楽しみにしたいと思いました。

ちなみに息子の感想、
「オモシロ~」ですって!!


「猫を抱いて象と泳ぐ」小川洋子

2009年06月23日 | 
いつもコメントを下さる
オカダさんのブログのレビューを読んで興味を持った本です。
人気のある本のようで
図書館で予約してようやく読めました。

読み始めてすぐに、あっ、好きな本だと思いました。
小川洋子さんの作品は初めてではありません。
第1回本屋大賞に輝いた『博士の愛した数式』は
とても好きな本です。
丁度その時期小川さんの本が図書館の書棚から出払っていて
気になりながら、残っていた数冊を読んでそれきりになっていました。

主人公はもちろんのこと
物語を紡いでいるのは皆、社会的弱者と呼ばれる人々です。
心や身体のどこかにハンデを持ち
片隅でひっそりと片寄せあって生きている・・・。
そうした心優しい人々をつないでいるのが
‘チェス’

チェスは詳しくないのですが
チェスをする二人が描く世界があるということ、
棋譜というものがそれを描いてみせるということ
そこがこの物語の核心なのではないかと
感じました。

そして、それは
「説明しなければ分からないことは、説明しても分からない。」
ということではないかと。

ずっと心に残っている『1Q84』の天吾くんのお父さんの言葉です。
リトル・アリョーヒンが黙して語らず
チェスの海を泳ぐ時
紡まれる詩の世界は、まさにこれではないかと。
そして、世界というものは、語らないモノにこそ意味があるのではないかと。。




映画「愛を読むひと」

2009年06月22日 | 映画
日曜日、雨が降ってテニスができなかったので
映画を観てきました。
アカデミー賞主演女優賞ノミネートのニュースから
観たいと思っていた映画です。

原作は、世界的ベストセラーベルンハルト・シュリンク著「朗読者」です。
図書館で予約はしましたが、本はまだ読んでいません。
主演のケイト・ウィンスレットが主演女優賞に輝き、
映画の評判が良かったので
原作は読まないで観ようと思っていました。

いろいろな事を考えさせてくれる映画だと思いました。
人間の心のありようというもの、
心に浮かぶ複雑なひだ、というもの
物事の二面性、というもの
立場の違う‘倫理’。

ケイト・ウィンスレットがとてもいいです。
悲しみと怒りを胸に秘めた眼差しが
とても心に残っています。

観終わって、心の深い傷、というものに思いを馳せました。
そしていつの間にか『1Q84』のことを思っていました。

ハンナは、果たして自分の心の傷に気づいていたのだろうか。
いや、最後に気付く事になったのかもしれません。
懸命に守ってきたプライドというものを
守らなくてよくなった時、初めて自身の心が解き放たれて
自分のしたことの意味、
罪というものに、
向き合うことができたのではないかと。。

人柄

2009年06月19日 | つぶやき
仕事でも、趣味でも
何か仲間でやろうとする時、活動そのものでは
問題にならなくても
いざ、親睦をかねようと近付いたとたん
あらっ、ということはありませんか。

仕事や活動に支障なければ、困ることはないのですが
触れ合う回数が増える程
もっと親しくなりたい
交流を持ちたいと思うようになるのは自然のことと思います。
だから、‘打ち上げ’とか‘飲み会’とか‘旅行’とか
親睦を深めようと計画されるように思います。

ですが、近付かなければ知らなかった事が
良い事の時は問題ないですが
できれば知りたくなかったわ、というものの場合
本当にその後のことを憂いてしまいます。
人間関係の煩雑さは、こんな風にして生まれるのかな。

かつては自分自身に自信というものが無かったので
懸命に回りに自分を合わせていたと思います。
善きにつけ悪しきにつけ
若いときには必要なことなのかもしれません。

ですがある程度歳を重ねてくると
自分の好悪がはっきり分かってくるものです。
自分に無理強いすることなく
楽に楽しく触れ合える人たちと、と思います。

それを決めるものとは・・・?
やはり‘人柄’というものかな。
段々と分かってくるもの
長い時間をかけにじみ出てくるもの
ごまかしのきかないもの
その人、人と為り。。

ドラマ「天地人」

2009年06月17日 | テレビ
大河ドラマは観始めると大抵最後まで観るのですが
今回は難しそうです。
すでに夫くんは、観たくない、と宣言してるし
洗い物しながら一人で観ることになってしまいました。

我が家は観たいテレビ番組は、全て録画しておきます。
民放だとCMを飛ばせるので
時間も短縮されてなかなかいいです。
最近は、連続予約録画が簡単にできるのと
ハードディスクに保存ができるので
録画番組の整理や再生がとても楽チンでいいです。

さて、大河。
主演の妻夫木くんと常盤貴子は大好きな俳優です。
ですのでとても楽しみにしていたのですが・・・。
どうもこの脚本と相性が悪いようです。
演出も、かな。

直江兼続という武将の素晴らしさというものが
今一つ伝わってこないのです。
ぶっきーは熱演しているのですが、
なんとも歯車がかみ合わない感じです。

子役のかわいらしさが有名になりましたが
前回も‘与六’が登場し
その何とも言えないおしゃまな物言いに
メロメロという感じでした。

ドラマを面白くしていくものって何なのだろう。
最近心動かされる作品が少なくなった、と思うのは
ただ単に感受性が鈍っただけなのかも。
でも、それってとっても寂しいことだな~
ダブルパンチもらった気分。。

更年期

2009年06月16日 | 日々のこと
このところ、読書は続いているのですが
読んでいる本というと・・・
『テニス基礎編』、『サービスの打ち方』、『勝つ!ダブルス』
といったテニスの本オンリーとなってしまいました。

図書館で借りてきたDVDもテニスばかりです。
上手くなりたくてなりたくて、びょーきです^^;
ですから、去年あたりからどうも汗の量が増えたな、と思っても
テニスのせいだと、運動をするようになったからだと
たいして気に留めていませんでした。

ところが・・・。
ここ数日、尋常でない汗が突然噴出してくるのです。
体中の毛穴が開いて、どばっ!という感じ。
今も頭から首にかけて滝のように流れ落ちています。

これにはびっくり!!
タオルが離せません。
この普通でない感じは、もしやもしやもしや・・・
そうです、多分きっと更年期の症状なのでしょう。
自然の摂理、歳をとれば当たり前のこと、
分かっているのに
なんだかフクザツ。
これからもっとイロイロ症状が出てくるのかな~
なんだか心配になるけれど
なるべく気にしないでいこうと思います。
だってなんといっても気持ちはテニスに飛んでいって、
とっても忙しいのですから。。

吹奏楽

2009年06月15日 | 日々のこと
日曜日、知人が所属しているという吹奏楽団の
定期演奏会に行ってきました。

この知人Kさんは、仕事つながりの方です。
仕事に関しての打ち合わせや、事後報告などと
電話や時に行き来して話すだけの間柄でした。
もちろん仕事の話のみ、でしたので
お互いの私生活などまったく知りません。

突然、定期演奏会の案内とチケット2枚持ってこられ
実はわたくし・・・と、
長年クラリネットを演奏されてることを初めて知りました。

お話を聞いてびっくりしました。
そんなご趣味をお持ちとは伺い知れない感じだったのです。
そんな事言っては失礼ですが
えぇ?!という驚きです。
ですから本当に観に行くのが楽しみでした。
テニスに遅れても、出かけましたし。

ステージ上のKさん、とてもとてもステキでした。
ソロを披露する特別な演出もあって
本当に楽しめたのです。
何といってもそのクラリネットのお上手なこと!
本当に本当にびっくりしてしまいました。
人は見かけによらないよね~と
夫くんとあったかい気持ちに包まれたことを喜びました。

このKさん、今月一杯で定年退職されるのですが、
きっとその後の生活も充実なんだろうな~
見習いたい先達。。

「有頂天家族」森見 登美彦

2009年06月12日 | 
オススメの書評を思い出し
図書館の書棚で見つけ、借りてきました。
森見登美彦さんの作品は初めてです。

正直「1Q84」後遺症が激しく
なんだかぼんやり気味の頭・・・。
飛び込んできた懐かしい日本語の数々。
リズムのある文章に乗り
荒唐無稽な狸のお話に、癒されてしまいました。

大人のファンタジーなのですね~
設定は現代風なのですが
古風な日本語が入り混じり
なんだかお伽話を読んでいるようでした。
読みやすく、楽しく読めました。

ただ、舞台となる京都の地理に疎く
地図があると良かったです。
天狗や狸の化け比べなど
普段読み聞かせしている昔話でお馴染みが登場するので
どれも極彩色豊かに目に浮かび
狸一家の連作短編集となっているので
語って聞かせるのもいいかも。

山本周五郎賞受賞の「夜は短し歩けよ乙女」
という本も、いつか読んでみようと思っています。。


ドラマ「白い春」

2009年06月11日 | テレビ
阿部寛のファンです。
ここ数年主演されたドラマはどれも面白かったです。
『結婚できない男』は本当に面白くて
毎週楽しみに観ていました。

でも、今回主演しているこのドラマ、
阿部寛演じる春男の顔が、とても怖いのです。
元やくざで刑務所帰りという役柄のせいなのか
メイクと熱演で、とても怖い顔なのです。
その顔があっぷになる度、「阿部ちゃんコワ過ぎ!」と叫んでしまいます。

でも、そのせいで娘のサチとのふれあいが
とても、とても心に沁みます。
本当の父親だと名乗れない切ない表情、
その幸せだけを一心に願う心情が
その表情の変化で胸に迫ります。

観始めた時はそれほど思わなかったのですが
観るたびに、春男の気持ちの変化に目が離せなってきました。
純粋な正直な思いというものは
周りの人間の気持ちを変えていく力があるのだと。
そうやって人と人は触れあっって行くのだと。

サチ役の大橋のぞみちゃんがとてもかわいらしいです。。

『1Q84』 村上春樹

2009年06月09日 | 村上春樹
時をさかのぼる旅のようでした。
一つ一つのあいまいな記憶を
湧き上がるアブクのようなエピソードを
思い起こさせる物語。

行きつ戻りつ続けてきたので
順序良く並べ替えられたわけではありません。
まだ、始まったばかり。
まだまだまだまだ続いていく、物語。

いつもと違う、と感じていました。
心が同時軸に沿っていく感じがしたのです。
このままついて行ければ、と思っていました。
青豆さんにも、天吾くんにも。
でも、いつの間にかはぐれてしまいました。

はぐれてはしまいましたが
いつの間にか自分の記憶の物語の中にいました。
意外とはっきり思い出せるものは少ないです。
そこに浮かび上がるものは
記憶の断片。
散らばったピースの数々。
子どもの頃の自分の気持ち。
親の都合に付き従う子ども達の健気な瞳。
そして、懐かしい映画。

1984年は、私にとって大切な年。
でも、そこにquestion mark を付けたらどうなるのだろう。
合わせ鏡のように反対側があるとしたら。

今とても‘シンフォニエッタ’が聞きたいです。
たまらなく、とても。。

フェデラー全仏優勝!!

2009年06月08日 | テニス
2009全仏男子単決勝
フェデラー 61 76 64 ソダーリング

結果が気になり、珍しく早朝パソコンのスイッチを入れました。
目に飛び込んできた、優勝の文字。
ヤッター!!!と叫んでいました。

それにしても、ストレート勝ちとは・・・^^
スコアはフェデラーの調子が良かったことを物語っています。
画面で観られなかった事を残念に思います。
戦う姿を観たかった
応援したかった

対戦相手のソダーリングは
4回戦であのナダルを下した選手です。
まだまだ成長著しい若い選手です。
でも、その勝ち上がっていく様は脅威でした。
不調の続くフェデラーに、簡単には優勝は難しいと
誰もが思っていたはずです。

そして、念願のグランドスラム達成!!
今年は長年のパートナーと結婚もし
赤ちゃんも生まれる予定。
まだまだ充実のテニス人生、是非とも№1に復帰して欲しいです。
その、自他共に認める美しいテニスで
ナダルを破って。。