山の奥の細道から

今日からブログを始めました。 山野草が好きでこんなタイトルをつけました。

慎ましく、格調高く

2012-06-06 09:01:00 | 日記







「みやこわすれ」の名前の由来は、承久の乱に敗れ、佐渡に流罪となりました、
順徳院様が、さびしい日々を送っていましたが、ある時その玉座近くに咲く
優しく、気品に満ちたこの花に心がなごみ
しばし都の事を忘れて見入った、ということから
この名前が付いたそうです。
日本人独特の、わび、さびの心をとらえる、この花の美しさは
千年前も、百年前も、そして今も変わる事はないのですね。
人の心の喜び、悲しみをじ~っと見つめながら
その姿は変わることなく、今もって人々に愛され、
心をとらえつづけています。
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3 コメント

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Unknown (ぐうじ)
2012-06-08 06:59:52
うちの庭にも「みやこわすれ」があります。名前は知っていましたが、
このような素晴らしい由来があるとは知りませんでした。大事にしなくては。
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一輪 (みやこわすれの娘)
2012-06-08 13:36:23
たくさんのみやこわすれとても綺麗ですね。一輪で咲いているより、仲間と一緒に咲くことによって、美しさも、見る人に与える力も強くなるような感じがします。
人間も一人でいるより家族といるほうが強くなれるような気がします。親も子も家族でいられるときに、色々な事に気付いて学びあうことが大切で、子の成長と共に家族が増えることは、また、新しい事を学ぶチャンスだから、学びあえたら、みやこ忘れのように、気品ある強い人間として与えられた時間を過せるような気がします。
週末は、父のお墓に感謝を伝えに行こうと思います。
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ホットします。 (yuriより)
2012-06-10 13:38:48
今まで投稿してきましたブログの中で、
ご訪問下さった方が一番に多く、びっくりしています。 華やかな都の暮らしのみを思い出して、恋しがっていた方も、この花でふと、執着の想いをすてて自然のあるがままを受け入れる気持ちになったのでしょうか?
この小さな花には、そのような力が有るのでしょうね。  私も、疲れた時この花の群生の前に立つと、肩の力が抜けて「ほっ」とします。
ご周知のことと思いますが、「みやこわすれ」は
木陰を好み、秋に株分けをしてやりますと、
翌年の春にはきれいに花を咲かせてくれます。
株分けをしないと、花がだんだんと小さくなってきれいに咲けなくなります。
余計な事を申しまして……。
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