山の奥の細道から

今日からブログを始めました。 山野草が好きでこんなタイトルをつけました。

春から夏へ

2024-05-17 10:22:24 | 日記

鶯の優しい声からホトトギスの声に変わって、、、

 

山林深くびっしりと咲きます「ほうちゃくそう」 です

はなの形が山門の屋根などにさがっていますほうちゃくに似ていてこのような名前です

花の先が薄緑の可愛い花です

緑の山中に静かにうつむいて咲く姿から

花ことばは「あなたを離さない」だそうです

小さいながらも夏の訪れを感じます

 

 

「みやこわすれ」です

暦の上では小満です

万物次第に長じて天地に満ち始めるだそうです

動植物が成長しゆっくりと命が満ちていく季だそうです

   ♬もう二人はここには戻れない、君が呟いて歩いた帰り道、、、、

    春に芽生えた恋心、計画を練る夏の午後、終わらない秋を過ぎ、、

    手ぶらだった二人には譲れない愛が有る・・・と

延々と歌にも歌われます

都忘れの花の気品や清楚さはそのままやはり茶花として御茶席に飾られるようです

1221年承久の乱に敗れた順徳帝が佐渡に流罪になった折

玉座近くに咲きます都忘れの花に心を慰められて

都の事をしばし忘れたとのエピソード

花ことばも「しばしの慰め」「穏やかさ」だそうです

 

 

 

前ページもありましたがササユリ会の会員の方から頂きました

「利休梅」です

主張し過ぎない清楚な花が茶人に好まれて

お茶席等の飾られますので、千利休さんにちなんでこのような名前だそうです

花ことばはそのまま「控え目な美しさ」「気品」 だそうです

わが家でも初めての花です [Yさん咲きましたよ!有難う!」って

伝えたいです、きっと見ていて下さると信じています

 

 

「いちはつ」の花です

アヤメの中ではいちばん早く咲くことから一初との事です

花弁の中央に白いひらひらした筋が特徴です

花ことばは「火の用心」だそうです

昔は火災を防ぐ植物と言われて萱ぶき屋根の頂上に植えられたそうです

萱ぶき?いったいいつの事?ですね

 

 

雨上がりの裏庭です、春早くに目を楽しませてくれました白根葵も

これから咲くであろう五月の緑も

瑞々しい若葉が人々の心を癒してくれます

草木も夏を迎える準備に入ります

そんな草木たちの輝きをエールと思って見ています

利休梅や都忘れの様なささやかさや控え目はありませんが

華やかにド~ンと咲きます「アマリリス」 です

今年は一寸外に出すのが遅れましたので

色白の花です、却って私にはこの方が好きです

以前に真っ赤な八重咲きを見ましたのですが、それはそれで美しいのですが、、、、?

名前の由来はギリシャで輝くという意味だそうです

彼岸花科の外来種だそうです

花ことばはうつむいてさく姿から「おしゃべり」だそうです

 

池のほとりに咲きます「あやめ」です

「いずれあやめか、かきつた」といわれますが

アヤメには花弁に網目模様がありカキツバタと見分けられるようです

今は春と夏をつなぐ季節、気温の上昇を合図に様々な草木が生き生きと成長する

すがたをみせてくれます池の向こうに見えますハンカチの木の花もゆらゆらとゆれて、、、

 

季節が夏に向かって新緑がうつくしくかがやき

陽光が水面にきらめいています

本格的な夏はまだまだですがもうすでに夏日を感じる時が有ります

四季が二季になったかのように感じられてこわいですね

これから長~~~~~い夏が、きびし~~~い夏が、やってくると思えば

シャンとなければ!と自分に言い聞かせております

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コメント (2)
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