いやぁ,独りぼっちの飛行機。
お客が1人と言うことではない。
空港の入国審査を終えた後のことである。
ゆきたんくは,ドイツの鉄道に改札がないことを知らなかった。
一日早くケルン入りして待っている友人に電話をかける。
ゆきたんく「今,フランクフルトなんだけれどドイツ鉄道の改札が分からないのです。」
S氏「〇〇さん,ドイツの鉄道は改札がないのですよ。」
勉強不足だったゆきたんくである。
旅行で来ているのだ。
基礎的な知識をしらないでどうする・・・
そう,どうすることもできなかったので電話でヘルプだったのである。
携帯の無い時代だったらば,そこらを歩いているドイツ人をつかまえて教えてもらうしかないではないか。
札を改めないのだから改札ではないとな。
彷徨うゆきたんくが,彷徨った記念に撮ったフランクフルト空港駅構内の写真 → 2014.08.08
英語だ。これだけで安心した。
そしてICE。憧れの高速鉄道だ。
幸たんくにある旅たんくのトップに,
「見知らぬ土地、いわゆる初めての土地に立った時は自分の存在がなんと小さく感じることでしょうか。
幼い時に経験した、不安にも似た感覚を瑞々しく感じることができるのが旅であると思います。
また旅での経験が自分を変えていく糧の一つであることを表現できたらとも思います。」
ゆきたんくは良い歳をしたおっさんだが,この時には上にある気持ちを味わうことができた。
ただね,情けないのは「友人という保険」付きの上での話だったからだ。