下の写真は、イエス・キリスト降誕の様子だ。
厩の御子である。
そろそろクリスマスだが、日本人は本当の意味については無頓着ではないだろうか。
イエス・キリストの誕生
「クリスマス」語源は「キリストのミサ」(Christ + Mass)だ。
クリスチャンは毎週日曜日に教会にてミサにあずかる。
キリスト教はもともとユダヤ教の中から生まれたため、ユダヤ教の礼拝の形式(聖書の朗読と説教、祈り)に、キリスト教徒がイエス・キリストの最後の晩餐を記念しておこなっていた聖体の典礼と会食が組み合わされて出来たものをミサと呼ぶ。
つまりケーキを食べたり、街中で騒いだりというお祭りではないということだ。
また祝日的な趣もあるが、意味合いは全く違うだろう。
これも1900年(明治33年)に明治屋が銀座に進出し、そのころからクリスマス商戦が始まったことが、日本でクリスマスが受け入れられた大きな契機であったことだろう。
私は日本人であるから、巷での楽しい雰囲気を否定するつもりは全く無い。
しかしながら、本来の意味も知っておいた方が良いのではないかとも思う。
こと宗教に関しては、日本は他国からは異色の存在とも言える。
それに甘んじていてはいけないだろうなぁ。