秀明記(syuumeiki)

着物デザイナーが日々感じたこと、
全国旅(催事)で出会った人たちとのエピソードなど・・・
つれずれなるままに。

口丹波散策。

2013年04月09日 18時07分32秒 | 旅ゆけば

 ときどき相方の思考回路がどうなっているのか考え込んでしまう私・・。

一昨日、スーパーで「山椒の葉」をワンパック購入した彼女が突然、

「筍、煮るべし!丹波マーケスの朝市に買いにいきましょう!」
なんてコト口走るのでありました。

いや、その~、別にスーパーでも出回ってるんですけど、筍・・・・・。

しかし、こうなっては彼女にはナニか降りて?きてますから、逆らえません。
私の仕事に関する調査と、行ってみたかった社寺散策を兼ねて出発。

朝食は途中でとることにして、とりあえず7時過ぎに部屋をあとにしました。

時間もあることだし、縦貫道は利用せず、地道で丹波方面を目指したんです
が、やはりこの時間帯は交通量がやや多いもんで、停滞気味です。

亀岡を過ぎたあたりで、「遅い!このままだと朝市じゃなくて昼市になる!
縦貫道に乗りなさい!」と相方からのご指示がございました。
(なんせ朝食抜いてますから、怒りが沸点に到達する前に素直に進路変更)

無事、マーケスに到着したのが、8時過ぎでした。平日ですから、そんなに
賑わいはしないだろう、と思ってたけど、やはり想像通りでした。
  

でも朝掘りの筍はちゃんと販売されていましたから、OKです。彼女が手にした筍の価格
は一本千円・・・。ちょっと高いんでないかい?隣に二本で五百円のもあるけど・・・。

と、思ったけど、口には出しません。確かに値の安いのはスーパーでも販売してますし。

支払いのときレジのオバサンに聞いたら、まだ今年は早いので、少し割高なのだとか。
(確かに帰り道に洛西の販売所を覘いたけど、ほとんど出ていませんでした。)

まだ時間が早いもんだから、近所で食事する店も見当たらないし、京都方面に向けて
ハンドルをきります。で、たどり着いたのが亀岡の道の駅「新光悦村」。

  
                             超ビッグサイズの椎茸↑(200円)

さぁ、やっと朝食。私は卵かけご飯セットです。味噌汁と佃煮をつけないと300円ですが、
これは500円。
  
米は園部のコシヒカリ(新米)、卵は美山の地飼い鶏卵。美味です。

  
この上に乗っけている茸のワサビ煮が、ヒジョーに食欲をそそります。

  
相方は特製うどんセット。600円。実は相方は蕎麦で注文したけど、お店の
ミスでうどんできちゃいました。すいません、お取替えします、って言われた
けど、お腹もすいてることだし、じゃぁ、それでいいです、ってコトにしたんです。

結果オーライでしたね。このうどん、中太ですが、口当たりは柔らかいのに、
コシはしっかりしています。太くてコシの強いのは私たちはちょいと苦手です。

相方も「コレ、美味しいやん、買ってかえろ。」・・・もしかして間違えたのは確信犯?


なぜか、丹波黒豆パンも一緒に購入。 「あかん、道の駅寄るたびに買い物
してたら、破産してしまう・・・」と彼女は申しておりました。

ところで、丹波黒豆で思いだしたんですけどね。以前、丹波ICの近くの
ドライブインに二人して立ち寄ったことがありました。

そこに「丹波黒豆コロッケ」なるモノが販売されていたんですけどね。なんでも
物珍しい食物を見つけると、とりあえず口にしてみるイヤシンボの二人・・・。

二人でイッケ購入して半分ずつ食べてみました。「ほぉ~、コレが丹波の黒豆
の味ですか・・」 「そういえば、何となくコクがあるみたいやなぁ・・・・・」

と、二人して頬張りつつ、感想を述べあってたら、

「すいませ~ん!間違えました、ソレ、普通のコロッケのほうでした~!」
と店員はおっしゃいましたね。

顔見合わせて大笑い。だから、ワタクシの食べ物に関するブログは信用
しないほうが良いですよ、ここだけの話・・・・・。

茹で上がりました。「あとは煮るなり、焼くなり好きにして」状態。半分以上
は相方の実家へおすそ分けしたけど、二人で食べるにはまだ多いぞ。